みうらじゅん そこがいいんじゃない。 みうらじゅん 「こだわり」がないと意味ないじゃん|【Tech総研】

『そこがいいんじゃない!みうらじゅんの映画批評大全1998‐2005』(みうらじゅん)の感想(13レビュー)

みうらじゅん そこがいいんじゃない

みうらじゅんの 『「ない仕事」の作り方』 という本が面白かった、と うちの奥さんに薦められた。 みうらじゅん、といえば 「マイブーム」「ゆるキャラ」。 それまで世の中に「なかった仕事」を 作り出してきた御仁だ。 読みながら毎度ながら本当にこの人は すごいなあと思うのだけど、 とても印象的だった部分があった。 時は2004年6月。 みうらさんが地道に騒ぎ続けた甲斐あって、 遂にゆるキャラが一同に会すイベントが 東京ドームで開催されることになった。 そのイベント。 80体以上のゆるキャラを、 一体ずつステージに上げて紹介する。 それだけでも実に1時間半もかかる。 そんなショーを見て果たして観客は喜んでいるのか? と心配になりました。 私は、実は根が真面目で、人一倍心配性なのです。 そんなとき、私が必ず唱える呪文があります。 「 そこがいいんじゃない!」 人はよく分からないものに対して、すぐに「つまらない」と反応しがちです。 しかしそれでは「普通」じゃないですか。 「ない仕事」を世に送り出すには、「普通」では成立しません。 「つまらないかもな」と思ったら「つま…」くらいのタイミングで、「そこがいいんじゃない!」と全肯定し、「普通」な自分を否定していく。 そうすることで、より面白く感じられ、自信が湧いてくるのです。 「そこがいいんじゃない!」 コレ、なかなか良い呪文だと思いませんか? そしてこの呪文、何気にとても奥深いとも。 確かに人は「よく分からないもの」が 目の前に現れると、 「つまらない」というラベルを付けて、 ゴミ箱行きにしてしまうことが多い。 そうですよね? でもそうではなく 「そこがいいんじゃない!」と 目をこらしてみる。 別にゆるキャラ的なものでなくてもそうだ。 よく分からないもの、をスルーしない。 そこがいいんじゃない、とまず思ってみる。 それが面白いものであれ、 そうでないものであれ、何であれ。 なぜ? その方がきっと、人生楽しいから。 単純に。

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みうらじゅんの念仏「そこがいいんじゃない!」

みうらじゅん そこがいいんじゃない

スポンサードリンク これが「マイブーム」の基本のようですね。 一人で面白がれるようになったら素晴らしいですね。 と言いつつも、ネタフルでも一人で面白がっていることが多いのでしょうか。 基本的には一人きりで作業しているので、誰に相談することもなく、確かに一人で面白がっているかもしれません。 とはいえそれは「マイブーム」と呼ぶほどには広がらないし継続もしないのですが。 というところで「マイブーム」を起こす仕組みとして、みうらじゅん氏は次のように説明しています。 「ま、一人電通みたいなものですから。 たいがいがネタの持ち込みでしょ。 そりゃあ、編集部から『とんまつり、やりませんか?』と言ってくるはずがない(笑)。 そうなると、自分の媒体をいっぱい持っていて、そこで一斉に書くしかないんです(笑)。 これが、一人電通の作戦。 で、ある人とある人が出会ったとき、偶然にその話題が出るかもしれないんですよ。 するとブームが『マイ』から動き出すんです」 なるほど、一人電通。 自分が書ける媒体をたくさん持つメリットは「マイブーム」を広められることだったのか! さらに自分が興味のあるものは出尽くした感じなので、今後は「好きじゃないものを無理やり好きになっていくという運動」をしていくかもしれないらしいです。 凄いな、一人電通。 みうらじゅんとは、真面目におかしなことをやろうとしている人である。 ですね。 読む側も「みうらじゅん」を楽しむ、と。

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第3回 趣味がないかわりに、自分塾を開いています。

みうらじゅん そこがいいんじゃない

生きてれば、「疲れたなー」「うまくいかないなー」ってことは往々にしてあると思います。 そんなときわたしの救いになっているのが、みうらじゅんさんという人です。 というわけで今日は、「 みうらじゅん とは 」について書きます。 これらの言葉の名付け親はみうらさんだ。 みうらさんは、職業イラストレーターなど、と名乗っている。 しかし何かのテレビ番組に出演したとき、ご自身で イラストレーターなどの「など」をやっていると言っていたくらい、イラストレーター以外の部分で活躍している人だ。 人から「今のマイブームは?」と聞かれてはそのときのマイブームを答えたり、作ったりしている。 そのマイブームがまた面白い。 たとえば、いやげもの(貰っても嬉しくないお土産)ブームとか、とんまつり(とんまなお祭り)ブームとか、ゴムヘビブームとか、冷マ(冷蔵庫マグネット)ブームとか……。 「冷マ」ブーム (2018年3月 同イベントにて撮影) 彼のマイブームは大抵「なんだこれ~~!」ってなるものばかり。 というのも、みうらさんにとってマイブームは趣味とは別で、 自分が楽しむためにやっているわけではないのだ。 人に「これがマイブームなんです」と言って笑ったり驚いたりしてもらう為にやっているような感じ。 みうらさんは、マイブームを一種の修行だと言っている。 誰もやりたがらないようなことを、自分を騙しだまし続けていくこと。 この「キープオン」ができるのってすごい、と心底思う。 わたしが、みうらさんのマイブームをいいなと思う一番の理由は、 みんなが見過ごしている「何か」をたくさん集めて主役にして、照らし出してしまうところだ。 ゆるキャラもそうで、自治体が地域のPRのために本気で考え生み出したキャラクターを集めて、「実はこいつらゆるいよね、かわいいよね」と世の中に引っ張りあげている。 ……それってすごくない?見えなかったものを照らし出す魔法みたいだ、とわたしは勝手に思っている。 みうらさんに救われる理由 わたしがみうらさんに救われるのは、「 そこがいいんじゃない!」を見つけてくれるところ。 これも魔法じゃないけど魔法みたいな言葉で、ネガティブをポジティブにしてくれる。 仏像マニアで仏教に詳しい(マイ仏教という本まで出している)からか、みうらさんの言葉には仏教的な視点を感じることも多い。 自分探しより、 「自分なんてものはない」と考える自分なくしもその一つ。 みうらさんによれば、自分があると信じているからこそ、周りにどう見えているのか気になったり、色々な悩みが生じるらしい。 だから、自分を信じるよりも自分をなくして、相手の気持ちや環境を考えてみる方がいいという。 私は私の生き方しかできないと、ある種あきらめることが肝心だって。 世の中の色々を諸行無常だと割り切って、嫌なこともできるだけ楽しくしようとするみうらさんの言葉を聞くと、自然と元気になれる。 不安なときに使うらしい「不安タスティック」もそう。 自分の思い込みから一歩離れて、そこがいいんじゃないって笑えてくる。 頑張れって言わないのに、なんだか元気にしてくれるのだ。 みうらさんを好きになる本と映画と動画 みうらじゅんという人に興味を持った人に触れてほしい本や映画はこちら。 ・さよなら私(本) 「いいこともあれば、良くないこともある。 始まりがあれば、終わりもある。 そもそもは何もないところから生まれ、何もないところに帰っていくだけのこと。 そんな変えようもない真理を何度も脳に言い聞かせ、生きるってあんがい楽しいかもって、逆に説得しようではありませんか。 」(『さよなら私』) 「終わりあるはじめに」より、こんな一節で始まるエッセイ。 自分探しより自分なくしをしよう、という意味での「さよなら私」。 ここでも出てくる「そこがいいんじゃない!」もそうだし、「人生を上手に暇つぶしする」とか「不安タスティック」とか、人生を楽しく、ネガティブな自分をポジティブにごまかして生きるヒントがたくさんある。 スイスイ読めて面白いんだけど、実は真理を突いている!?と思える部分もあったりする。 「頑張れ」みたいな言葉や要素は全くないのに、読み終わると自然と元気が出る本。 わたしみたいに気分がすぐ落ち込んじゃうような人にもおすすめ。 ・色即ぜねれいしょん(映画) みうらじゅん原作、田口トモロヲ監督の青春映画。 黒猫チェルシーの渡辺大知さんが主演で、彼の演技がまた良い。。 出会いがあって別れがあって、人のいる場所も気持ちも変わっていく青春時代が切り取られている。 物質的なものは「空(くう)」であるという「色即是空」という言葉が印象的だった。 個人的には映画の方が好きなのだけど、原作の本も売ってる。 本の巻末、解説部分にあたる銀杏BOYS峯田さんの文章も好き。 原作や映画みたいに愛だしロック。 「色即ぜねれいしょん」はAmazonプライムなら無料で見られるのでぜひ。 ・ゴロウデラックス(YouTubeより).

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