八幡アンチ。 八幡「分かってた、はずだったのに」

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八幡アンチ

文化祭を終えて早数日、今日は球技大会である。 文化祭で付いた俺の悪印象は時の流れに乗って 薄まっている。 と言っても「ヒキタニ?誰それー?」 なんて会話が俺の近くで聞こえるあたりヒキタニって 奴の顔すら認識されてないのだろう。 ちょっと悲しいと感じる今日この頃である。 由比ヶ浜「ヒッキーやっはろー!」 比企谷「うす」 由比ヶ浜「元気ないねヒッキー!今日は球技大会だよ! 張り切っていこーよ!」 比企谷「俺どうせ試合でねーしだるいだけだよ」 由比ヶ浜「男子は野球なんだよね?怠惰?で出れるよ!」 比企谷「代打な、まぁ俺は基本的に怠惰な人生を送って いるから間違えではないが」 由比ヶ浜「?ヒッキー難しい言葉使い過ぎ!」 戸塚「おはよー由比ヶ浜さん、八幡」 由比ヶ浜「やっはろー彩ちゃん!」 比企谷「おはよう戸塚!今日も可愛いよ!」キリッ 戸塚「もう八幡!僕男だよ!」 比企谷「可愛い」 可愛い 由比ヶ浜「むー」ムスッ 比企谷「どした?」 由比ヶ浜「デレデレすんなし!」 比企谷「してないしてない」目ソラシ 戸塚「あはは、二人とも仲いいね。 」 由比ヶ浜「そ、そうかな~。 えへへ」 平塚「皆席に着け!イチャイチャするな比企谷!」 比企谷「あ~だるい」 戸塚「ほら八幡!そろそろ準備しなきゃ。 そういえば 八幡野球したことある?」 比企谷「い、一応な」 い、いえない。 一人でしかやったことないって 戸塚「本当?!あの僕野球したことあんまりなくて・・。 教えて、くれる?」上目遣い+潤った目 比企谷「天使だ。 天使がいる」 おう、任せろ! 戸塚「え?」 比企谷「あ、いやすまん。 なんでもない」 戸塚「今回の試合って5回までなの?」 比企谷「ああ、普通の野球のルールとほとんど一緒だが ホームランの賛否は審判の判断で四球死球あり。 コールドも審判の判断なんだと。 」 戸塚「僕9回までやってみたかったな~」 比企谷「まぁ時間も押してるし仕方ないな」 [newpage] ~葉山目線~ 今日はずっと待ちわびていた球技大会。 活躍することは「みんなの葉山隼人」として当然だが それ以上にヒキタニより活躍し少しでも雪乃ちゃんの 俺に対する評価を上げなくては。 その為には 葉山「みんな!力を合わせてA組に勝とう!」 一同「「「「おー!!!!」」」」 審判「ではお互いに礼!」 一同「「「「「「「お願いします!!!」」」」」」」 一回表 1組の攻撃 6組投手である葉山は持ち前のセンスとチームメイトの ファインプレイに助けられランナーを一人出したものの スリーアウトを取り切った 一回裏 6組の攻撃 1組のバッテリーは野球部の地区予選ベスト8とレベル が高いため葉山をはじめとする運動部は三者凡退に終わる 二回表 1組の攻撃 1組の運動部組が足を使って1死2,3塁のピンチを迎えるが 文化部の内野ゴロによってダブルプレーとなり スリーアウト 二回裏 6組の攻撃 野球経験者が6組に一人いたためそいつがヒットを打つものの 次のバッターはダブルプレーとなり二死。 その後のバッターも 三振をしてスリーアウト こうして苦戦を強いられるが何とか善戦をする葉山たちだが ここで試合の流れが大きく変わる 葉山「はぁ、はぁ。 くそっ!」 三回表となり一組の打順は1番に戻るが迎えたのは 野球部バッテリーの投手である佐野。 佐野は小柄ながらも 俊足なため内野ゴロでもセーフにした。 ノーアウトのチャンスに打席に立つのは金本。 野球部でも4番と務めるパワーをここで発揮しホームランを たたき打つ。 その後何とかスリーアウトまで耐えきったは6組だが みんなの心はだいぶ折れていた 葉山 まずい!みんなの活気がなくなっている! このままではみんな俺が打たれて負けたという印象しか 持たずこれからの学校生活に支障が出てしまう! 何とかしなければ! 葉山はこの状況をなんとか乗り切る術を探しているが とある人物が視界に入った 葉山 あいつなら! 葉山「ヒキタニ、試合出てないだろ?出てみないか?」 モブA「そ、そうだな!ヒキタニ出ろよ!」 モブB「ピッチャーできるだろ!投げろ!」 6組の思考は一つのものに直結した ヒキタニに責任を押し付けよう!そんなものに。 葉山 ここまで言われれば出ざるを得ない、そして点を取られ 敗けた責任を自分で負うんだ! [newpage] 比企谷「ふ、ふふふ、アッハッハッハ!」 一同「「「!?」」」 比企谷「俺が投げ、点を取られればヒキタニのせい。 運良く抑えられれば俺たちの守備が良かった、 そういって言い逃れる」 葉山「な、なんのことだ?」 比企谷「点を取れなきゃチャンスでヒキタニがしくじった。 点を取れれば俺たちが打った、そういって 自分たちにメリットしかないことを言う」 葉山「ち、ちが・・」 比企谷「勝ったら俺たちは強かった!とかほざく」 「負けたら全部ヒキタニのせいだ!とかほざく」 葉山「そ、そんなことしないよ、ヒキタニ」 比企谷「ふ~ん、まぁいいだろう。 出てやるよ」 葉山「ほ、ほんとか!?」 比企谷「ああ、そのかわり条件がある」 葉山「条件?」 比企谷「俺が1点でも取られたら すべては俺のせいにしてくれて構わない。 が、 俺がもし0点に抑えられたら俺に誠心誠意謝罪しろ。 」 葉山「な!?・・・、分かった。 条件を飲もう」 審判「6組、守備について!」 葉山「すいません!ピッチャー交代です!」 比企谷はマウンドに立つ 審判「プレイ!」 バッターは1組三番目の野球部服部。 身長は中々高く長打力のある バッター、しかし比企谷の投げたボールはど真ん中の直球。 葉山「な!?」 葉山は必ず打たれると確信した。 が、 審判「ストライーク!」 服部のバットは空を切った。 グラウンドに立つ全員は 唖然としていた。 服部でさえも。 二球目もど真ん中の直球、これを服部は見逃す。 服部 ど、どういうことだ?なぜ打てなかった? 三球目は内角へのストレート。 服部はボールをよく見て振ったが またも空を切った。 佐野「どうした?お前が直球を空振りするとは」 服部「わ、分からない。 からぶった理由すらも」 佐野「何?」 その後運動部の二人も三振に終わった 戸塚「八幡すごい!野球部を三振にするなんて!」 比企谷「ありがと、戸塚」 戸塚「っていうかさっき言ってたアレ、言われたところに おいといたけどどうするの?」 比企谷「まぁそれはあとでな」 6組の全員は三者三振。 またも比企谷の投球の出番となる。 しかし野球部の打てない球を初心者が打てるわけでもなく 三者三振。 葉山が比企谷を呼びだした 葉山「ひ、ヒキタニ」 比企谷「葉山、またしてもお前にチャンスをやろう」 葉山「え?」 比企谷「俺たちが逆転できなかったらさっきのはチャラだ」 葉山「ほ、本当か!?」 比企谷「その代わり逆転したら土下座だ、下手にやる気を削ぐことを 言っても土下座だ」 葉山「分かった、いいだろう」 二人が戻ると既に二死。 ベンチの裏には由比ヶ浜たちが いた 優美子「こらー!戸部ー!打たなきゃ許さんしー!」 由比ヶ浜「とべっち!打てーー!」 戸部「やべーっしょ、俺がアウトになったら終わっちまう!」 比企谷「戸部、一つアドバイスだ」 戸部「おおー!頼もしいっしょ!」 比企谷「・・・・・・・・」 戸部「・・・・・・・・」 比企谷「いいか?」 戸部「わかったっしょ!」 戸部は一つ目のストレートを大きく空振り。 二球目はボール、三球目のストレートを大きく振って 打ち返し俊足を生かしツーベースヒット 戸部「やったっしょ!」 戸塚「八幡!僕も打つからね!」 しかし二塁が空いているということで歩かされる ここで比企谷へと回る 金本「タイム!」 佐野「どうした?」 金本「歩かせるか?あいつ経験者っぽいし 佐野「いや必要ない。 抑えてみせる!」 佐野は振りかぶって投げる。 ストレートはかなり速い。 初心者は当然、経験者でもかなり速い140キロほど。 だが カキーーーン! ボールは勢いよく1塁側ベンチの上の網に当たる 金本「な!」 比企谷「こんなもんか」ボソッ 二球目を大きく外してきた。 バッテリーは 歩かせる気になってしまった 比企谷「あ~あ」 佐野「?」 比企谷「地区ベスト8ってもこんなもんか。 まあしゃあない」 佐野「んだと!」 金本「佐野!勝負だ!ここまで言われて逃げれっかよ!」 佐野「おう!」 三球目をストレート、これを比企谷はチップ。 金本 こいつで抑えろ! 運命の四球目。 バッテリーは決め球を決め佐野は投球を始める。 佐野はもう抑えられたと思っている。 比企谷の眼はそんな余裕を 打ち砕くとあるものを見逃さない 比企谷「フォークか」 金本「?!」 比企谷はフォークの落ち始めを思いっきり叩く ボールはプールへ飛んでいきプールの中に入る 200メートルは離れているであろう場所へ 一同「「「「ホームランーーーー!」」」」」 [newpage] 比企谷「葉山、ほらやれよ」 葉山「な、なんのことだい?」 比企谷「ふ~ん、そういうことなら。 三浦、ちょっといいか?」 三浦「ヒキオなに?」 比企谷「今日の試合の様子をベンチからとっといたんだ。 みんなの活躍が見れるぞ、やるよ」 三浦「本当?!ヒキオ気が利くじゃん」 比企谷「おう由比ヶ浜や海老名さんと一緒にでも見るといいと 思う。 活躍が見れるし」 葉山「ま、待て!ヒキタ「あ?」」 比企谷「何ほざいてんだよ?」 比企谷「約束が守れねえ奴が何言ってんだよ」 [chapter:みんな仲良く一人をつぶそうって思考しかできないゴミくずが] [newpage] [chapter:あとがき] 今回も前回投稿した八幡のテニスチートのSSとにたようなもので 球技大会においての八幡チートでしたがどうでしたかね? 葉山をどん底に突き落とすため最後ああいう形になりました 区切りが良くないですがその後の葉山はご想像にお任せします さて今までいろいろなSSを投稿してきました。 しかし僕の最優先目標は 有名になることです はっきり言っておきます。 しかしそのためには面白いものを投稿しなければなりません これからもいろんなネタを考えて投稿しますのでどうそよろしく~! ツイッターフォローしたってください!.

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八幡「雪ノ下に本気でキレてしまった」

八幡アンチ

それがなおのこと傷を深くさせた。 依頼は達成させた。 その筈なのに、何も出来なかった奴らに否定された。 唯一の妹の小町ですら分かってくれなかった。 人の事情も聞かず、「どうせゴミいちゃんがいけないんでしょ!雪乃さんと結衣さんに謝ってきなさい!」と言われた。 他人を信用なんかするからいけなかったんだ。 そうだ、俺は元々そうやって独りで生きてきたんだ。 ~翌朝~ 朝、小町が起こしてくれなかった。 それも当然か。 まあまだ間に合うだろうからとりあえず学校に行こう。 今日はどんな仕打ちを受けるのかねぇ… ~放課後~ 放課後か…まあもうあんな部活に行く意味はないだろう… そう思い、帰ろうとすると、白衣の女性が立ちはだかった。 「比企谷、部室はそっちではないが?」 「先生、もう部活には行かないんで。 退部届け書いてきたので」 「そんなこと私が許すと思っているのか?喰らえっ、衝撃のファーストブリットォォ!」 普段の八幡なら当たっていたかもしれない。 いや、当たっていただろう。 しかし、今はその普段ではなかった。 「平塚先生、今の撮っておいたんで。 これ以上言うなら訴えますよ」 拳をよけた八幡の発言によって、教室もざわつき始めた。 「くっ…」 「それじゃあ」ヒラヒラ そう言うと八幡は教室を出ていった。 「ヒッキー…」 放課後、俺は平塚先生の警告を無視し、家に帰った。 っべー、めっちゃ怖かったわ…でもこれであんな部活とはおさらばだ。 帰ったらMAXコーヒー飲んで癒されないと 使命感 そんなそろそろ家に着きそうな八幡を見つけた人物がいた。 「あっ、先輩だ!ちょっと後をつけて驚かせてみよう~」クスクス 一色いろはである。 だがこの軽はずみな行動を一色いろはは後悔する事になる。 ~八幡side~ 「ただいま~」 そう言い、家に入ると、小町が仁王立ちしていた。 「ゴミいちゃん、雪乃さんと結衣さんには謝ってきたの!?」 「あ?謝る必要なんかねえよ」 そう言い通り過ぎようとする八幡。 「どうせ今回もゴミいちゃんが悪いん…」 何かが切れたような音がした。 比企谷八幡は悪意には慣れていた。 が、それは元々敵意を向けられていた場合である。 小町や雪乃、結衣などの信頼していた人からの悪意には慣れていなかったのである。 そんな八幡の限界がくるのは必然であった。 「うるっせえんだよ!!」 「…!!?」ビクッ 「なぁ小町?今回お前は一体俺の何の事情を知ってるんだ?お前は俺が何をしたのか知って言っているのか?」 「だ、だっていつもお兄ちゃんが…」 「知らねえみてえだから教えてやるよ!俺は告白を成功させたいって言う依頼と告白をさせたくないっていう依頼を受けたよ!それで俺は告白の途中で邪魔をした。 解決させるにはこれ以外の方法はなかったんだ。 そしたらこのざまだ。 なあ?お前には何ができた?お前にはこれ以外の方法がわかったのかよ!!!!」 小町はペタン、と床に崩れた。 「……」チッ 八幡はそれだけいって再び家を出て、道を曲がった。 が、 「あ、あははは…」ニガワライ 「一色…?…聞いてたか?さっきの」 「えーと…その…すいません、聞いちゃいました…ちょっと驚かせようと後をつけてたら…」 「あー…いや、いい。 別に気にするな。 変なもの聞かせて悪かったな」 「先輩…何があったんですか?その…良ければ聞かせて貰えませんか?」 「あー…噂とかも聞いたんだろ?説明するから…えーと…どっか喫茶店でも入るか。 この後大丈夫か?」 「えっ、あぁはい… 流石にいつもみたいにふざけてなんですか誘っ ry なんて言えないよね… 」 ~喫茶店~ 「それで修学旅行…ですよね?何があったんですか?」 「実はだな…」 ~八幡説明中~ 「先輩…また…そんな事したんですか…?」 「…お前もそういう反応するんだな。 話した俺が馬…」 いろはにも拒絶されたと思い、帰ろうとする八幡。 だったが… 「違います!私は先輩を拒絶なんかしません!だけど…だけど…なんで先輩は自分の事を大切にしないんですか!?」 「はぁ…今回はこれが最善だったんだ。 お前も分かるだろ?自己犠牲なんかしたつもりは無い」 「先輩はそれでいいのかもしれません。 だけど、先輩が傷ついて悲しむ人だっているんですよ!?少なくとも私は先輩に傷ついて欲しくないです!」 八幡は何か言い返そうとしたが、いろはの目に浮かぶ涙を見てその気は失せた。 「はァ…わかったよ。 今度からは気をつける。 だから、もう泣かないでくれ」 何も感じてないような表情の八幡だったが、自分をこんなにも大切に思ってくれている人が居て心が何か暖かくなるのを感じていた。 と、同時にいろはには泣いて欲しくない、という感情も生まれ始めていた。 本人は気づいてないようだが。

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比企谷八幡の救い─

八幡アンチ

八幡 今日もか……。 修学旅行での偽告白のことが噂で広がってしまい俺を見る周りの目がさらに厳しくなり毎日のように机に落書きをされる日々を送っている 八幡「はぁ」 クラスメイトA 「来た来た」 クラスメイトB「ははは、比企谷!溜め息なんかついてどうしたんだ?」 クラスメイトC「落書きされてんのか?可哀想に。 まぁ、やったの俺達だけどな」ガハハ 八幡 毎日やってて飽きないのかよ。 消すの大変なんだぞこれ ハァ ガラッ 静「皆、席につけ!」 八幡 なんとか消し終えたな。 マジックとかで書かれるよりかはまだマシか 静「いきなりだが今日からこのクラスに新しい仲間が加わることになった。 おい、入ってこい」 ガラッ 愛理「初めまして稜城愛理です!皆さんよろしくお願いします」キョロキョロ 八幡 ……マジか 愛理「あっ、いた!八幡だ!」ダッ 八幡 あいつこっちに走ってきたぞ 愛理「会いたかった!」ギュッ クラスメイト『はぁぁぁぁ!?』 静「ちっ、リア充爆発しろよ!!」 八幡「お、おい!いきなり抱きつくなよ」 愛理「いいじゃん!久々の幼なじみ同士の再会なんだし」ギュュッ 八幡「痛い痛い!何?これ嫌がらせなの?抱き締め殺されちゃうの?」 愛理「何言ってるの?八幡を殺すわけないじゃん。 死んじゃったら私が悲しむよ?」 静「おい。 お前ら教師の前で抱き締め合うとはなかなかいい度胸じゃないか」 八幡 あぁ、なんかめんどくさいことになるなこれ…… 八幡 それから10分ぐらい平塚先生の公開説教がクラスで行われた。 ちなみに愛理は隣の席になった ~休み時間~ 「ねぇねぇ、稜城さんってどこから来たの?」 「えっと……あの人はどういう関係?」 八幡 さすが転校生とあって人気があるな。 というか名前分からないからって指を指すなよ 愛理「兵庫県からだよ。 生まれは千葉だけどね。 八幡とは幼なじみ同士だよ」 「幼なじみか。 どうせお前の好きは幼なじみとしてだろ? クラスメイトA「稜城さん、あいつはクズだから止めたほうがいいよ」 クラスメイトB「そうそう。 といかあんな奴と幼なじみとか稜城さんが可哀想だ」 クラスメイトC「どうせあいつに脅されたんだろ?」 八幡 またあいつらか 愛理「誰がクズだって?」 クラスメイトA「えっ?」 愛理「それ八幡のこと言ってるの? なら容赦はしないけど?」ギロッ クラスメイトABC「い、いやなんでもないです」 愛理「そうだ。 八幡、今日は一緒に帰ろ?」 八幡「部活が……というか一人で帰れよ」 愛理「私は八幡と一緒に帰りたい。 昔みたいに」 八幡「はぁ、わかった。 ただし、部活が終わったらな。 行かなかったら雪ノ下がうるさいからな 」 愛理「八幡が部活?なんの?」 八幡「奉仕部だ。 まぁ、お悩み相談室みたいなところだな」 愛理「じゃあさ、私も一緒に連れてってよ」 八幡 こいつを連れていくと絶対にめんどくさいことになる 八幡「いや、今日の部活はアレがアレだからいろいろ忙しいし無理だ」 愛理「八幡の『アレがアレだから』って言うときは特になにもない時なんだよね。 その部活暇でしょ?」 八幡 さすがは幼なじみだな。 俺のことをよく知ってるからごまかしは効かないか 八幡「はぁ、わかった」 ~放課後~ 部室前 ガチッ 八幡「うぃす」 結衣「あっ!ヒッキー!朝のあれはなんだし!!」 八幡「いきなりうるせぇよ」 雪乃「わいせつ谷君、由比ヶ浜さんから聞いたわ。 あなたが転校生に抱きつくなどの行為をしたこと」 八幡「事実と異なる点があるから異議を申し立てる」 雪乃「却下よ。 比企谷君には異議を申し立てる権利は存在しないわ」 八幡「人権侵害だ」 雪乃「あら?あなたは人間だったかしら?」 八幡「もはや、人として認知されてないのかよ」 愛理「」イライラ 八幡 ところでもの凄い後ろの方から殺気がするんだが 愛理「ねぇ、早く中に入れて?」イライラ 八幡「お、おう」 愛理「失礼します」イライラ 結衣「あー!ゆきのん、さっき話した転校生だよこの人!」 雪乃「あまりのわいせつ行為に耐えきれなくなり私達に相談しにきたのかしら?なら部長として謝罪と通報ぐらいはするわ」 愛理「ねぇ、八幡に酷いこと言うのやめてくれない?」ギロッ 雪乃「えっ?」 愛理「私、八幡を悪く言われるの大嫌いなんだけど」 雪乃「ご、ごめんなさい」 愛理「私にじゃなく八幡に謝って」 八幡「いや、俺は気にしてないから大丈夫だ。 それにいつものことだし」 愛理「いつも?いつも八幡はこんな言われ方されてるの?」 八幡 やば、余計なこと言ってしまった 愛理「どうなの?八幡」 八幡「ま、まぁ、早く座らないか?立ちっぱなしもあれだしな」 愛理「……わかった」 座席位置 雪 結.愛 .八 愛理「なんで私の隣に来ないの?八幡」 八幡「ここが俺の席だし。 椅子動かすのがめんどいし」 結衣「ねぇねぇ、ヒッキー。 稜城さんとはどういう関係?」 八幡「幼なじみだ」 雪乃「どうやって彼女を脅したのかしら?」 八幡「いや、脅してねぇし信じないのかよ」 雪乃「にわかには信じがたいわね」 愛理「八幡とは幼なじみだよ。 今はね」 結衣「今は?」 愛理「私は八幡のことが好きだから」 八幡 騙されるな八幡。 愛理が言ってるのはあくまでも幼なじみとしてだ。 勘違いするな 愛理「まあ、八幡は好きの意味を勘違いしてるみたいだけどね」チラッ 八幡「悪いが勘違いはしてない。 幼なじみとして俺が好きなんだろ?」 雪乃「救いようがないわね」 結衣「まあ、ヒッキーだし」 八幡 なんか物凄くバカにされたような。 雪ノ下はともかく由比ヶ浜にバカにされるのはな…… 愛理「言っちゃうけど私は八幡を一人の男として好きだよ」 八幡「えっ?」 雪乃「なっ!」 結衣「ちょっと!あいりん!」 愛理「あ、あいりん?」 八幡「気にするな。 こいつは人のことをあだ名で呼ぶのが趣味なんだよ」 結衣「別に趣味じゃないし!」 愛理「まあ、どうでもいいけど私は本気で八幡が好き」 八幡「ドッキリ?」 愛理「ドッキリじゃない」 八幡「あっ、こうしろって言われたのか」 愛理「八幡!いくら私でも怒るよ?人が真剣なんだからちゃんと返事聞かしてよ」 八幡「ま、マジなのか?」 愛理「私は中学の卒業後に引っ越しをしたけど 八幡と一緒に居たいから親を説得してまでここに転校してきたんだよ?」 八幡「そうだったのか……」 愛理「本気で好きな人じゃないとここまではしないよ」 八幡「なら愛理は本当に」 愛理「うん。 ところでなんの用だ?」 一色「別の用事はありましたが今はそんなことどうでもいいです!それより!」ジロッ 愛理「?」 一色「先輩は渡しませんから!」ギュッ 八幡「お、おい!腕に引っ付くな!」 雪乃「なに、後輩に引っ付かれてデレデレしてるのかしら?」 結衣「ヒッキーマジキモい!」 八幡「俺が悪いのかよ」 愛理「私のライバルってこと?」ギロッ 一色「そういうことになりそうですね」ギロッ 八幡 愛理と一色が睨み合ってて怖い 雪乃「二人には悪いけど比企谷君はこの部の備品よ。 既に比企谷君の所有権は私にあるわ」ジロッ 結衣「なら私も同じ部活だからヒッキーは私のだよ!」 愛理「幼なじみを舐めないでくれる?何十年、一緒にいたと思ってるの?」 一色「恋愛に年数は関係ないです!それに幼なじみって恋愛感情になりにくいって聞きますけど?」 雪乃「そうね。 一緒にいるのが当たり前で意識されてないことが多いって聞くわね」 一色「それに先輩は年下が好きみたいですし」 結衣「違うよ。 ヒッキーは私みたいに胸が大きいのが好きなんだよね?」 八幡「俺に振るな!」 雪乃「彼の将来は専業主夫だそうよ。 なら家が裕福な私の方が彼にふさわしいと思うのだけれど?」 愛理・雪乃・結衣・一色「……」イラッ 八幡 きょ、今日の部活は修羅場過ぎる。 早く帰って小町に癒されよう ~帰り道~ 愛理「これからどこ行く?」ギュッ 八幡「どこも行かん。 それと腕離せ」 愛理「喫茶店でも行く?」 八幡「き、聞いてねぇし」ガクリ 八幡「というかお前の家ってこっち方面だっけ ?」 愛理「ん?私の家は八幡の二軒隣だよ」 八幡「マジで?」 愛理「うん。 あの三人は家が逆方向なんだね。 私的には八幡を独占できるから嬉しいけどね」 八幡「愛理、教室では俺に話しかけない方がいいぞ。 俺は嫌われ者だから一緒にいるとお前も何されるか分からんぞ」 愛理「そんなの気にしないしさせない。 もちろん、八幡に嫌がらせなんてしたら……」フフフ 八幡 怖ぇよ 愛理「ねぇ、そんなことより告白の返事は?」 八幡「は?あれマジだったのか?」 愛理「いや、この期に及んで何言ってるの?」 八幡「場を和ますための嘘かと」 愛理「なわけないでしょ。 嘘でもないし冗談でもない」 八幡「そうか。 ……で?何を隠してるんだ?」 愛理「何が?」 八幡「普通に考えろ。 ただ俺と一緒に居たいという理由でわざわざ親を説得し引っ越ししてきて俺に告白なんて普通に考えてあり得ない」 八幡「そもそも親がそんな理由で引っ越しを了解するはずがない。 つまり、他に理由があるはずだ」 愛理「はぁ、さすがは八幡。 全てお見通しか」 八幡「ぼっちなめんな」 愛理「それは関係ないんじゃない?まあ、バレたのなら話すよ。 私が引っ越しをしてきた本当の理由」 ~公園のベンチ~ 愛理「驚かないでって言っても無理かもしれないけど聞いてくれる?」 八幡「あぁ」 愛理「実は私、重い病気にかかっちゃたんだ」 八幡「重い病気?」 愛理「うん。 体の免疫が段々弱くなっていくんだって」 八幡「治るのか?」 愛理「治療はしてるけど効果がないみたい」 八幡「そうか……」 愛理「でね、このままの状態が続くと私は生きていけないらしいの」 八幡「なっ!嘘だろ!」 愛理「本当だよ。 中学卒業後に引っ越したのはこの病気に力をいれて治療している病院に行くため」 八幡「なんで言わなかったんだよ!」 愛理「八幡に心配かけたくなかったから」 八幡「心配かけたくないってお前な」 愛理「ごめんね。 いきなりこんな話をして」 八幡「まだ治療は続けるんだろ?」 愛理「するけど治るかどうかは半々みたいでなんとも言えないかな」 八幡「じゃあ、なんでここにまた引っ越ししたんだ?病院が近い方がいいだろ」 愛理「八幡がいるからだよ。 この先、もし何かあったらもう二度と八幡に会うことなんて出来ない。 それが嫌だった」 愛理「それで八幡に会ったら『絶対に告白しよう』って決めてた。 断られてもそれでいいって伝えられないまま死ぬ方が私は嫌だったしね」 八幡「愛理……」 愛理「まあ、親には大反対食らったけど八幡への想い全部ぶつけて説得したら渋々理解を得たって訳。 あれは人生初の黒歴史になっちゃった」テヘッ 八幡 親になんて言ったかめちゃくちゃ気になる 愛理「だから、私の告白は嘘でも冗談でもない。 私は八幡が大好き!私と付き合ってほしい」 八幡「……俺でいいなら構わん」 愛理「え?ホントに!?」 八幡「まぁ、幼なじみのお前となら気が楽だしな」 愛理「ありがとう八幡」グスッ 八幡「な、泣くなよ。 いろいろあっていろいろあったんだよ」 結衣「説明になってないし!」 一色「そうですよ!ちゃんと説明してください!」 愛理「私と八幡は恋人同士になったんだよ」ドヤッ 雪乃・結衣・一色「は?」イラッ 雪乃「本当かしら?比企谷君」 八幡「ま、まぁな」 結衣「昨日からあいりんはヒッキーが好きって言ってたけど早すぎるよ……」 一色「先輩!私のこと好きだったんじゃないんですか!」 愛理「は?」ジロッ 八幡「変な冗談はやめろ。 あいつらに病気のことは言わなくていいのか?」ボソッ 愛理「言ったってしょうがないでしょ」ボソッ 八幡 まあ、愛理がいいなら別に構わないが 雪乃「それじゃあ、今日はこれぐらいにしましょう」 結衣「そうだね。 一緒に帰ろゆきのん」 雪乃「ええ、いいわよ」 愛理「じゃあ、私達も行こ」グイッ 八幡「お、おい!いきなり腕を引っ張るな」 結衣「バイバイ。 あいりん、ヒッキー」 雪乃「さよなら」 愛理「バイバイ」テフリ 八幡「……」テヲアゲル.

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