てんとう 虫 季節。 季節はずれの、てんとう虫

季節はずれの、てんとう虫

てんとう 虫 季節

大人から子供まで、てんとう虫を好きな人は多いですね! でも、てんとう虫がどんな生き物か知ってますか? みなさんはどのようイメージを持っているでしょう。 赤い色• 幸せを運ぶ• かわいい 他にも色々あると思います!そして、みなさんが思い描く以上の面白さがテントウムシの世界には溢れています。 ここでは、テントウムシが一体どんな昆虫なのかをまとめていきます。 てんとう虫は 幸運・幸せのお告げ 日本でも可愛がられるてんとう虫ですが、海外でも人気の高い昆虫です。 昔から愛されてきたてんとう虫が見られるのは「幸運・幸せ」のお告げという、言い伝えやジンクスが数多く存在します。 ナナホシテントウの模様ってハートに見えることもあるんですよ! 縁起の良いお告げやジンクス• てんとう虫が見られるのは幸運の予兆のお告げ• てんとう虫が体に止まると 幸せになれる• てんとう虫が手に止まると 結婚が早くなる• 夫婦に 子供を授けてくれるお告げ• てんとう虫が手に止まると一年以内に 結婚するというお告げ• 男女で一緒にてんとう虫を見つけると 両想いになれる• 病気のときにてんとう虫が止まると、 病を持っていってくれる• 悩みをどこかに持っていってくれる• てんとう虫が家の中にいたら星の数だけ お金がやってくる 縁起の良いお告げやジンクスばかりですね! この縁起の良さから、 てんとう虫モチーフのものを身につけることは幸せを呼び寄せると言われているので、結婚式などでのモチーフとしてもよく使われています! 「黒いてんとう虫」や「黄色いてんとう虫」も幸せのお告げなの? イメージするのは赤いものですが、てんとう虫には「黒いてんとう虫」や「黄色いてんとう虫」もいます。 それらの中には、作物を守ってくれる生態を持つものも多いので、色が赤くなくても幸せを運んできてくれる気がします。 てんとう虫ってどんな昆虫? 縁起の良い昆虫とわかりましたが、実際にはどんな昆虫なんでしょう? てんとう虫は昆虫の分類でコウチュウ目 甲虫目 テントウムシ科の昆虫を指します。 コウチュウの仲間には、カブトムシ、カミキリムシ、タマムシやゾウムシなどよく知られている昆虫がたくさん含まれているグループです。 テントウムシには小さくて丸いイメージがあると思いますが、実際にまんまるな玉を二つに割ったような形をしているものが多いです。 触角や脚は短く、じっとしていると体の下に全部隠せてしまいます。 日本では180種類ほどが確認されており、世界では約6000種とも言われています。 てんとう虫の名前 てんとう虫の名前や学名の秘密、知ってますか? その名前からイメージを知ることができますよ。 漢字 「 天道虫」、英語「 ladybug」 漢字では「天道虫」と書きます。 その由来は、太陽神から来ています。 太陽のことを「お天道さま」って言いますよね! なぜ太陽なのかというと、テントウムシは高いところに登っていって、てっぺんまで登ると飛び立つ習性があるので、その姿が 太陽に向かって飛んでいくように見えるからなのです。 英語では「ladybug(レディバグ)、ladybird(レディバード)、lady beetle(レディビートル)」などと書き、日本では「ladybug」がよく使われています。 共通するのは「lady(レディ)」の部分!レディという言葉の意味は貴婦人や淑女のことですね!それだけでも、英語圏ではテントウムシに好感を持っているのがわかります。 レディファーストの文化です! ただ、レディに関しては説も色々とあって 「聖母マリア」を表しているという話が一番よく言われるものです。 聖母マリアの化身であったり、聖母マリアの使いだと言われることもあるので、神聖さや愛のイメージが強く込められています。 学名:テントウムシ科 「Coccinellidae」 テントウムシ科の学名は「Coccinellidae」です。 学名はラテン語でつけられます。 ラテン語で「Coccineus」は赤色のこと。 「Lid」はフタのこと。 この2つを組み合わせてできています。 ですから、 「赤いフタみたいな昆虫」という意味が込められ見た目からきています。 テントウムシの形態 テントウムシは大体真ん丸な半球形をしていて、じっとしていても高さのある印象です。 たまに楕円形のものもいます。 触角や脚は短く、休んでいるときや防御姿勢を取ったときには、羽や頭の下に全部隠れてしまいます。 ホシと呼ばれる紋 テントウムシの多くは紋の模様で区別されることが多く、星(ホシ)と呼んでいます。 10個の星があるテントウムシだと「トホシテントウ(十星)」みたいなイメージですね! ホシが無い種類のテントウムシ(キイロテントウなど)もいますし、同じ種類でも模様の変化の大きい種類(ナミテントウやダンダラテントウなど)もいます。 オスとメスの見分け方 テントウムシの多くに共通するのは、メスのほうがオスよりも大きいということです。 しかし、個体差もあるので絶対というわけでもありません。 お尻の先で見分ける方法もあります。 メスのほうが大きい。 お尻の先を見てみると、オスの方は少しくぼみがありますが、メスではくぼみがありません。 テントウムシの生態の色々 テントウムシの生態や成長の様子をご紹介! テントウムシの食べ物や餌(エサ) テントウムシは種類によって食べるものが大きく異なります。 肉食性、草食性、菌食性などがいます。 肉食性 ナナホシテントウなどはアブラムシを食べる肉食の昆虫です。 他にはカイガラムシを食べるテントウムシもいます。 可愛いイメージのあるテントウムシですが実は肉食のものが多いのです。 草食性 ニジュウヤホシテントウなどは、ナスの葉っぱや実の部分を食べる草食のテントウムシです。 菌食性 小型のテントウムシに多いのですが、キイロテントウなどはウドンコ病菌を専門に食べます。 完全変態する昆虫 昆虫の変態様式には「完全変態」と「不完全変態」とがあり、 テントウムシは完全変態の昆虫です。 幼虫の時期は成虫とは似ても似つかない姿をしており蛹(サナギ)の期間を経て、私たちが知っているようなテントウムシの姿へと変貌します。 一度、蛹(サナギ)になることで幼虫と成虫の姿が大きく変わるのが特徴です。 同じように完全変態する昆虫には、カブトムシやチョウ、ハチの仲間などがいます。 テントウムシのカップルとボディーシェイキング テントウムシは有性生殖ですので、オスとメスが出会って卵を産みます。 オスがメスの上に乗るような形で生殖器を合わせ、 オスが体を左右に降ってダンスをするような行動がよく観察されます。 (ナミテントウやクサキリテントウなど) この行動は「 ボディーシェイキング」と呼ばれ、精子の受け渡しに必要な行動のようです。 この行動を意図的に止めた場合の卵は孵化(ふか)しないという実験結果もあるようです。 この行動をサンバに例えた「てんとう虫のサンバ」という有名な曲もあります。 寿命と世代交代 テントウムシの寿命はどれほどのものでしょうか? もちろん種類によってかわってきますが、代表的なナナホシテントウを見てみましょう。 ナナホシテントウは成長も早く、卵を産んでから20日ほどで成虫になります。 春に成虫になったナナホシテントウは約2ヶ月ほど生きますので、合計約3ヶ月くらいです。 しかし、秋に成虫になったナナホシテントウは越冬をして、春になると活動を再開しますので寿命が長くなります! 夏の季節「夏眠 かみん 、休眠」 ナナホシテントウなどのアブラムシを食べる肉食性のテントウムシがいます。 しかし、夏の暑い時期にはエサとなるアブラムシの数がぐっと少なくなります。 そんな時期を過ごすために、夏の間は木陰でのんびりと休んでエネルギーを使わないようにしているんですね。 その状態のことを夏眠 かみん と呼びます。 冬の季節の過ごし方「集団越冬」 テントウムシの仲間は成虫で冬を越すものが多く知られます。 木の割れ目や、家屋の隙間、石の下、草むらなど寒さをしのげそうな場所で集まって冬を越します。 ナナホシテントウやナミテントウが同じ種類で集まって越冬するのがよく観察されます。 枯れ草に一匹で止まっていたナナホシテントウの写真 鳥も食べないてんとう虫 てんとう虫は鳥も食べないと言われますがそれはどういうことなのでしょう? その秘密はてんとう虫が身を守る方法にあります。 警戒色と黄色い汁 ナナホシテントウなどテントウムシの一部には身を守るために黄色い汁を出すものがいます。 脚の関節の辺りから出されたこの汁は嫌な臭いと苦味があるために鳥などの捕食者から敬遠されます。 うっかり食べてしまうと、吐き出すほどにまずいそうです。 この黄色い汁はアルカロイド系の成分で毒性もあります。 そして、目立たなくするのではなく 目立つ色と模様を持つことで捕食者に対してまずいとアピールしているのです。 ナナホシテントウの関節のあたりから黄色い汁が出てくる。 独特な苦そうな臭いがします。 擬死 ぎし 、死んだふり テントウムシの仲間には擬死(ぎし)と呼ばれる行動をとるものがいます。 ようは 「死んだふり」です。 危険を感じると脚を、内側に折り畳み、死んだように転がります。 しばらくすると動き出します。 死んだふりをしても、さらに追い討ちをかけられたときには、苦い汁を出して身を守ります。 テントウムシの天敵 鳥にも食べられることのないテントウムシですが有名な天敵がいます。 テントウハラボソコマユバチと言って、てんとう虫をゾンビ化させて寄生する寄生蜂の仲間です。 終齢幼虫 脱皮(だっぴ) 昆虫は大きくなるために脱皮をします。 これは、古くなった表皮をまとめて脱ぎ去っているのです。 テントウムシも同様なのですが、昆虫はクチクラ層からなる外骨格で形成されていて、成長とともに中身が大きくなっても、外見はあまり大きくなれません。 ですから、成長に伴い古い皮を脱ぎ捨てることで大きくなっていくのです。 テントウムシは成長の早いものも多いですから、いっぱい餌を食べてどんどん大きくなって脱皮します。 前蛹(ぜんよう) 蛹(さなぎ)になる前には一日くらい餌を食べない期間があって、そのうちにじっと動かなくなります。 何も知らないと餌を食べなくなって動かなくなるので死んでしまったのかと思います。 しかし、それは蛹になる準備をしているだけで「前蛹(ぜんよう)」と呼ばれる状態です。 その状態ではお尻を壁などにピタッとくっつけているので、よく見てみましょう。 しばらく放っておくと蛹になっていますよ! ナナホシテントウの前蛹 蛹化(ようか) 終齢幼虫が脱皮をして蛹(サナギ)の形状になることを蛹化(ようか)と言います。 ナナホシテントウの場合、前蛹の状態から1~2日くらいで脱皮をして蛹になります。 蛹(さなぎ) この時期に体を大きく作り変えて、蛹の中で成虫の形を作っていきます。 幼虫のときは丸っこい印象なんてなかったのですが、蛹の状態では丸っこくなることを想定しているような形をしているので不思議なものです。 ナナホシテントウのサナギ 羽化(うか) 蛹の中で羽のある成虫の体が出来上がると、最後の脱皮をして出てきます。 これを羽化(うか)と言います。 サナギになってから6日ほどで大人のナナホシテントウが出てくることでしょう。 明け方や夕方に羽化することが多いです。 時間が経つと模様が浮かんできます。 成虫から産卵 成虫になるとオスとメスが出会って産卵します。 オスが上に乗って、体を左右に振る姿はまるでダンスをしているみたいです。 ナナホシテントウのカップル ナナホシテントウのページは てんとう虫の豆知識 害虫のてんとう虫 テントウムシの中には草食性で畑の作物を食害する種類がいます。 オオニジュウヤホシテントウなどの マダラテントウの仲間が日本では害虫として扱われています。 益虫のテントウムシと間違えたみたいな意味合いかと思いますが「テントウムシダマシ」という呼び方もされるようです。 しかし「テントウムシダマシ科」が別に存在しているのでややこしいですね。 参考: 益虫のてんとう虫 テントウムシの仲間には肉食性で、農作物につく害虫であるアブラムシやカイガラムシなどを食べてくれtる種類のものがいます。 害虫を食べてくれるテントウムシは益虫になります。 他にも葉っぱの病気である「うどんこ病菌」を食べてくれる菌食性のキイロテントウなども益虫です。 ナナホシテントウやナミテントウは作物につくアブラムシを食べてくれるので益虫になります。 てんとう虫に似ている昆虫 テントウムシはまずいということで鳥などから敬遠されているために、テントウムシのマネをして身を守っている昆虫がいます。 ハムシ科の「クロボシツツハムシ」などはナナホシテントウに雰囲気が似ています。 ナナホシテントウ• クロボシツツハムシ オス 日本最大のてんとう虫は? 日本で最大といわれているのは「オオテントウ」です! その体長は大きいものだと約13mmで1センチを超えてきます。 身近なナナホシテントウは大きいもので9mmくらいなので、その大きさがわかると思います。 実は最大級で同じくらい大きいテントウムシに「ハラグロオオテントウ」や「カメノコテントウ」などもいます。 どちらも大きいものでは12mmほどのサイズになります。 世界で一番可愛いてんとう虫は? 私の主観によるものですが、とても可愛い顔をしているのです。 トリコロールの学名がつくようにそのカラーリングも他のテントウムシにない魅力があります。 私の中では世界で一番可愛いテントウムシに認定しています! てんとう虫の名前のついたお店等 てんとう虫農園(和歌山) 和歌山県にてんとう虫の名前を使ったお店があります。 梅やミカンの栽培をしていて「てんとう虫のみかん」として販売もされています。 ヤフーにも出店されていますね!美味しいみたいですよ! てんとう虫パーク(大阪・和歌山・静岡) てんとう虫パークとは大阪、和歌山、静岡に施設を構える「時間料金制で自由に遊べるフリーアミューズメントパーク」です! カラオケやトランポリン、ボルダリングやゲームなどゆっくりも激しくも楽しめる施設です。 見てたら行きたくなってきました。 てんとう虫の飼い方 テントウムシは種類によって食べ物が違います。 餌の手に入れやすさで飼育の難易度が変わってきます。 食べ物、餌(エサ) 大きくは肉食性のものと、草食性のものにわけられます。 肉食性 ナミテントウやナナホシテントウなど ナナホシテントウなどはアブラムシを取ってこなくてはなりません。 アブラムシは小さい昆虫ですが、集団で植物についていることが多いです。 ついている植物を少し大きめに切り取って飼育ケースに入れてあげると良いでしょう。 アブラムシは刺激を与えると、ポロポロと落ちていってしまうので注意が必要です。 草食性 ニジュウヤホシテントウやジュウニマダラテントウなど 食草が準備できれば飼育しやすいです。 ニジュウヤホシテントウでは畑のナスなどで見つけられるので、小さな畑でも持っていると餌に困ることはありません。 農家さんの畑から勝手に持ってくるのはいけないので注意しましょう。 プランターで食草となる植物を育ててみると、農薬などの心配もなくておすすめですね! 飼育ケース 市販されているケースには穴が空いているものが多いので気を付けなければなりません。 テントウムシが出てしまうサイズの穴は逃げ出す可能性がありますし、ナナホシテントウなどの肉食昆虫を飼育する場合にはエサになるアブラムシが逃げ出してしまいます。 となると、穴の空いてないものが理想的です。 簡単な小さなケース あまり密閉されるものはよくありませんが、プリンケースやガラスケースの小さいもので充分です。 ラップでくるんで輪ゴムで止めるのが簡単で、観察もしやすいと思います。 空気穴はアブラムシよりも小さいくらいのもので充分なので、開けすぎないようにしましょう。 湿度が高くなるところに注意が必要です。 ナナホシテントウ飼育の簡易ケース 普通の飼育ケースを使ってみる 穴の多い飼育ケースでもちょっと工夫をすれば使うことができます。 身近なものだとキッチンペーパーなどをケースとフタの間に挟んでしまうのです。 余計な湿度を適度に保つのにも効果的だったりします。 湿度など考えるとキッチンペーパーが良いと思っていますが、ラップなどをまいても大丈夫です。 透明で観察もしやすいです。 普通の飼育ケースだがアブラムシが逃げないようにケースとフタの間にキッチンペーパーをはさんでいる。 テントウムシの見つけ方 探す時期は春先の天気の良い日が狙い目です。 赤い色をしているものも多いので動き回っていると植物の中でも見つけやすいです。 アブラムシが多くつくようなところを探すのが良いですが、春先ですと草の茂ったところにはカラスノエンドウが生えているところがたくさん見られます。 そんなところを探してみると、テントウムシの成虫や幼虫がたくさん見つかると思いますよ! てんとう虫のイラストや絵を探そう! ナナホシテントウをはじめ、てんとう虫は幸運の生き物として人気が高いです。 ちょっとしたお手紙やメッセージにもかわいい「てんとう虫」のイラストを挿し絵として使うと印象が良くなりそうですね! イラストACというサービスではたくさんのイラストを無料でダウンロードできます。 登録は無料なので好きなイラストを探してみてください! 「 てんとう虫 」や「 テントウムシ 」で検索してみましょう! これらのイラストは無料で登録すると無料でダウンロードできますよ。 まとめ テントウムシのこと色々知っていただけましたか?可愛くて縁起の良い昆虫というだけでなく、農業などで益虫や害虫などの関係で人との関わりもとても深い昆虫なのです。 見かけることがあったらぜひ観察してみて下さいね! ムシミルでは他にも、昆虫のことがもっと好きになる!記事をたくさん公開しています! よかったら他の記事も御覧ください。 テントウムシ特集へ!.

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幸運の象徴「てんとう虫」!冬の季節は何してる?種類から鳥が嫌がる秘密まで

てんとう 虫 季節

大人から子供まで、てんとう虫を好きな人は多いですね! でも、てんとう虫がどんな生き物か知ってますか? みなさんはどのようイメージを持っているでしょう。 赤い色• 幸せを運ぶ• かわいい 他にも色々あると思います!そして、みなさんが思い描く以上の面白さがテントウムシの世界には溢れています。 ここでは、テントウムシが一体どんな昆虫なのかをまとめていきます。 てんとう虫は 幸運・幸せのお告げ 日本でも可愛がられるてんとう虫ですが、海外でも人気の高い昆虫です。 昔から愛されてきたてんとう虫が見られるのは「幸運・幸せ」のお告げという、言い伝えやジンクスが数多く存在します。 ナナホシテントウの模様ってハートに見えることもあるんですよ! 縁起の良いお告げやジンクス• てんとう虫が見られるのは幸運の予兆のお告げ• てんとう虫が体に止まると 幸せになれる• てんとう虫が手に止まると 結婚が早くなる• 夫婦に 子供を授けてくれるお告げ• てんとう虫が手に止まると一年以内に 結婚するというお告げ• 男女で一緒にてんとう虫を見つけると 両想いになれる• 病気のときにてんとう虫が止まると、 病を持っていってくれる• 悩みをどこかに持っていってくれる• てんとう虫が家の中にいたら星の数だけ お金がやってくる 縁起の良いお告げやジンクスばかりですね! この縁起の良さから、 てんとう虫モチーフのものを身につけることは幸せを呼び寄せると言われているので、結婚式などでのモチーフとしてもよく使われています! 「黒いてんとう虫」や「黄色いてんとう虫」も幸せのお告げなの? イメージするのは赤いものですが、てんとう虫には「黒いてんとう虫」や「黄色いてんとう虫」もいます。 それらの中には、作物を守ってくれる生態を持つものも多いので、色が赤くなくても幸せを運んできてくれる気がします。 てんとう虫ってどんな昆虫? 縁起の良い昆虫とわかりましたが、実際にはどんな昆虫なんでしょう? てんとう虫は昆虫の分類でコウチュウ目 甲虫目 テントウムシ科の昆虫を指します。 コウチュウの仲間には、カブトムシ、カミキリムシ、タマムシやゾウムシなどよく知られている昆虫がたくさん含まれているグループです。 テントウムシには小さくて丸いイメージがあると思いますが、実際にまんまるな玉を二つに割ったような形をしているものが多いです。 触角や脚は短く、じっとしていると体の下に全部隠せてしまいます。 日本では180種類ほどが確認されており、世界では約6000種とも言われています。 てんとう虫の名前 てんとう虫の名前や学名の秘密、知ってますか? その名前からイメージを知ることができますよ。 漢字 「 天道虫」、英語「 ladybug」 漢字では「天道虫」と書きます。 その由来は、太陽神から来ています。 太陽のことを「お天道さま」って言いますよね! なぜ太陽なのかというと、テントウムシは高いところに登っていって、てっぺんまで登ると飛び立つ習性があるので、その姿が 太陽に向かって飛んでいくように見えるからなのです。 英語では「ladybug(レディバグ)、ladybird(レディバード)、lady beetle(レディビートル)」などと書き、日本では「ladybug」がよく使われています。 共通するのは「lady(レディ)」の部分!レディという言葉の意味は貴婦人や淑女のことですね!それだけでも、英語圏ではテントウムシに好感を持っているのがわかります。 レディファーストの文化です! ただ、レディに関しては説も色々とあって 「聖母マリア」を表しているという話が一番よく言われるものです。 聖母マリアの化身であったり、聖母マリアの使いだと言われることもあるので、神聖さや愛のイメージが強く込められています。 学名:テントウムシ科 「Coccinellidae」 テントウムシ科の学名は「Coccinellidae」です。 学名はラテン語でつけられます。 ラテン語で「Coccineus」は赤色のこと。 「Lid」はフタのこと。 この2つを組み合わせてできています。 ですから、 「赤いフタみたいな昆虫」という意味が込められ見た目からきています。 テントウムシの形態 テントウムシは大体真ん丸な半球形をしていて、じっとしていても高さのある印象です。 たまに楕円形のものもいます。 触角や脚は短く、休んでいるときや防御姿勢を取ったときには、羽や頭の下に全部隠れてしまいます。 ホシと呼ばれる紋 テントウムシの多くは紋の模様で区別されることが多く、星(ホシ)と呼んでいます。 10個の星があるテントウムシだと「トホシテントウ(十星)」みたいなイメージですね! ホシが無い種類のテントウムシ(キイロテントウなど)もいますし、同じ種類でも模様の変化の大きい種類(ナミテントウやダンダラテントウなど)もいます。 オスとメスの見分け方 テントウムシの多くに共通するのは、メスのほうがオスよりも大きいということです。 しかし、個体差もあるので絶対というわけでもありません。 お尻の先で見分ける方法もあります。 メスのほうが大きい。 お尻の先を見てみると、オスの方は少しくぼみがありますが、メスではくぼみがありません。 テントウムシの生態の色々 テントウムシの生態や成長の様子をご紹介! テントウムシの食べ物や餌(エサ) テントウムシは種類によって食べるものが大きく異なります。 肉食性、草食性、菌食性などがいます。 肉食性 ナナホシテントウなどはアブラムシを食べる肉食の昆虫です。 他にはカイガラムシを食べるテントウムシもいます。 可愛いイメージのあるテントウムシですが実は肉食のものが多いのです。 草食性 ニジュウヤホシテントウなどは、ナスの葉っぱや実の部分を食べる草食のテントウムシです。 菌食性 小型のテントウムシに多いのですが、キイロテントウなどはウドンコ病菌を専門に食べます。 完全変態する昆虫 昆虫の変態様式には「完全変態」と「不完全変態」とがあり、 テントウムシは完全変態の昆虫です。 幼虫の時期は成虫とは似ても似つかない姿をしており蛹(サナギ)の期間を経て、私たちが知っているようなテントウムシの姿へと変貌します。 一度、蛹(サナギ)になることで幼虫と成虫の姿が大きく変わるのが特徴です。 同じように完全変態する昆虫には、カブトムシやチョウ、ハチの仲間などがいます。 テントウムシのカップルとボディーシェイキング テントウムシは有性生殖ですので、オスとメスが出会って卵を産みます。 オスがメスの上に乗るような形で生殖器を合わせ、 オスが体を左右に降ってダンスをするような行動がよく観察されます。 (ナミテントウやクサキリテントウなど) この行動は「 ボディーシェイキング」と呼ばれ、精子の受け渡しに必要な行動のようです。 この行動を意図的に止めた場合の卵は孵化(ふか)しないという実験結果もあるようです。 この行動をサンバに例えた「てんとう虫のサンバ」という有名な曲もあります。 寿命と世代交代 テントウムシの寿命はどれほどのものでしょうか? もちろん種類によってかわってきますが、代表的なナナホシテントウを見てみましょう。 ナナホシテントウは成長も早く、卵を産んでから20日ほどで成虫になります。 春に成虫になったナナホシテントウは約2ヶ月ほど生きますので、合計約3ヶ月くらいです。 しかし、秋に成虫になったナナホシテントウは越冬をして、春になると活動を再開しますので寿命が長くなります! 夏の季節「夏眠 かみん 、休眠」 ナナホシテントウなどのアブラムシを食べる肉食性のテントウムシがいます。 しかし、夏の暑い時期にはエサとなるアブラムシの数がぐっと少なくなります。 そんな時期を過ごすために、夏の間は木陰でのんびりと休んでエネルギーを使わないようにしているんですね。 その状態のことを夏眠 かみん と呼びます。 冬の季節の過ごし方「集団越冬」 テントウムシの仲間は成虫で冬を越すものが多く知られます。 木の割れ目や、家屋の隙間、石の下、草むらなど寒さをしのげそうな場所で集まって冬を越します。 ナナホシテントウやナミテントウが同じ種類で集まって越冬するのがよく観察されます。 枯れ草に一匹で止まっていたナナホシテントウの写真 鳥も食べないてんとう虫 てんとう虫は鳥も食べないと言われますがそれはどういうことなのでしょう? その秘密はてんとう虫が身を守る方法にあります。 警戒色と黄色い汁 ナナホシテントウなどテントウムシの一部には身を守るために黄色い汁を出すものがいます。 脚の関節の辺りから出されたこの汁は嫌な臭いと苦味があるために鳥などの捕食者から敬遠されます。 うっかり食べてしまうと、吐き出すほどにまずいそうです。 この黄色い汁はアルカロイド系の成分で毒性もあります。 そして、目立たなくするのではなく 目立つ色と模様を持つことで捕食者に対してまずいとアピールしているのです。 ナナホシテントウの関節のあたりから黄色い汁が出てくる。 独特な苦そうな臭いがします。 擬死 ぎし 、死んだふり テントウムシの仲間には擬死(ぎし)と呼ばれる行動をとるものがいます。 ようは 「死んだふり」です。 危険を感じると脚を、内側に折り畳み、死んだように転がります。 しばらくすると動き出します。 死んだふりをしても、さらに追い討ちをかけられたときには、苦い汁を出して身を守ります。 テントウムシの天敵 鳥にも食べられることのないテントウムシですが有名な天敵がいます。 テントウハラボソコマユバチと言って、てんとう虫をゾンビ化させて寄生する寄生蜂の仲間です。 終齢幼虫 脱皮(だっぴ) 昆虫は大きくなるために脱皮をします。 これは、古くなった表皮をまとめて脱ぎ去っているのです。 テントウムシも同様なのですが、昆虫はクチクラ層からなる外骨格で形成されていて、成長とともに中身が大きくなっても、外見はあまり大きくなれません。 ですから、成長に伴い古い皮を脱ぎ捨てることで大きくなっていくのです。 テントウムシは成長の早いものも多いですから、いっぱい餌を食べてどんどん大きくなって脱皮します。 前蛹(ぜんよう) 蛹(さなぎ)になる前には一日くらい餌を食べない期間があって、そのうちにじっと動かなくなります。 何も知らないと餌を食べなくなって動かなくなるので死んでしまったのかと思います。 しかし、それは蛹になる準備をしているだけで「前蛹(ぜんよう)」と呼ばれる状態です。 その状態ではお尻を壁などにピタッとくっつけているので、よく見てみましょう。 しばらく放っておくと蛹になっていますよ! ナナホシテントウの前蛹 蛹化(ようか) 終齢幼虫が脱皮をして蛹(サナギ)の形状になることを蛹化(ようか)と言います。 ナナホシテントウの場合、前蛹の状態から1~2日くらいで脱皮をして蛹になります。 蛹(さなぎ) この時期に体を大きく作り変えて、蛹の中で成虫の形を作っていきます。 幼虫のときは丸っこい印象なんてなかったのですが、蛹の状態では丸っこくなることを想定しているような形をしているので不思議なものです。 ナナホシテントウのサナギ 羽化(うか) 蛹の中で羽のある成虫の体が出来上がると、最後の脱皮をして出てきます。 これを羽化(うか)と言います。 サナギになってから6日ほどで大人のナナホシテントウが出てくることでしょう。 明け方や夕方に羽化することが多いです。 時間が経つと模様が浮かんできます。 成虫から産卵 成虫になるとオスとメスが出会って産卵します。 オスが上に乗って、体を左右に振る姿はまるでダンスをしているみたいです。 ナナホシテントウのカップル ナナホシテントウのページは てんとう虫の豆知識 害虫のてんとう虫 テントウムシの中には草食性で畑の作物を食害する種類がいます。 オオニジュウヤホシテントウなどの マダラテントウの仲間が日本では害虫として扱われています。 益虫のテントウムシと間違えたみたいな意味合いかと思いますが「テントウムシダマシ」という呼び方もされるようです。 しかし「テントウムシダマシ科」が別に存在しているのでややこしいですね。 参考: 益虫のてんとう虫 テントウムシの仲間には肉食性で、農作物につく害虫であるアブラムシやカイガラムシなどを食べてくれtる種類のものがいます。 害虫を食べてくれるテントウムシは益虫になります。 他にも葉っぱの病気である「うどんこ病菌」を食べてくれる菌食性のキイロテントウなども益虫です。 ナナホシテントウやナミテントウは作物につくアブラムシを食べてくれるので益虫になります。 てんとう虫に似ている昆虫 テントウムシはまずいということで鳥などから敬遠されているために、テントウムシのマネをして身を守っている昆虫がいます。 ハムシ科の「クロボシツツハムシ」などはナナホシテントウに雰囲気が似ています。 ナナホシテントウ• クロボシツツハムシ オス 日本最大のてんとう虫は? 日本で最大といわれているのは「オオテントウ」です! その体長は大きいものだと約13mmで1センチを超えてきます。 身近なナナホシテントウは大きいもので9mmくらいなので、その大きさがわかると思います。 実は最大級で同じくらい大きいテントウムシに「ハラグロオオテントウ」や「カメノコテントウ」などもいます。 どちらも大きいものでは12mmほどのサイズになります。 世界で一番可愛いてんとう虫は? 私の主観によるものですが、とても可愛い顔をしているのです。 トリコロールの学名がつくようにそのカラーリングも他のテントウムシにない魅力があります。 私の中では世界で一番可愛いテントウムシに認定しています! てんとう虫の名前のついたお店等 てんとう虫農園(和歌山) 和歌山県にてんとう虫の名前を使ったお店があります。 梅やミカンの栽培をしていて「てんとう虫のみかん」として販売もされています。 ヤフーにも出店されていますね!美味しいみたいですよ! てんとう虫パーク(大阪・和歌山・静岡) てんとう虫パークとは大阪、和歌山、静岡に施設を構える「時間料金制で自由に遊べるフリーアミューズメントパーク」です! カラオケやトランポリン、ボルダリングやゲームなどゆっくりも激しくも楽しめる施設です。 見てたら行きたくなってきました。 てんとう虫の飼い方 テントウムシは種類によって食べ物が違います。 餌の手に入れやすさで飼育の難易度が変わってきます。 食べ物、餌(エサ) 大きくは肉食性のものと、草食性のものにわけられます。 肉食性 ナミテントウやナナホシテントウなど ナナホシテントウなどはアブラムシを取ってこなくてはなりません。 アブラムシは小さい昆虫ですが、集団で植物についていることが多いです。 ついている植物を少し大きめに切り取って飼育ケースに入れてあげると良いでしょう。 アブラムシは刺激を与えると、ポロポロと落ちていってしまうので注意が必要です。 草食性 ニジュウヤホシテントウやジュウニマダラテントウなど 食草が準備できれば飼育しやすいです。 ニジュウヤホシテントウでは畑のナスなどで見つけられるので、小さな畑でも持っていると餌に困ることはありません。 農家さんの畑から勝手に持ってくるのはいけないので注意しましょう。 プランターで食草となる植物を育ててみると、農薬などの心配もなくておすすめですね! 飼育ケース 市販されているケースには穴が空いているものが多いので気を付けなければなりません。 テントウムシが出てしまうサイズの穴は逃げ出す可能性がありますし、ナナホシテントウなどの肉食昆虫を飼育する場合にはエサになるアブラムシが逃げ出してしまいます。 となると、穴の空いてないものが理想的です。 簡単な小さなケース あまり密閉されるものはよくありませんが、プリンケースやガラスケースの小さいもので充分です。 ラップでくるんで輪ゴムで止めるのが簡単で、観察もしやすいと思います。 空気穴はアブラムシよりも小さいくらいのもので充分なので、開けすぎないようにしましょう。 湿度が高くなるところに注意が必要です。 ナナホシテントウ飼育の簡易ケース 普通の飼育ケースを使ってみる 穴の多い飼育ケースでもちょっと工夫をすれば使うことができます。 身近なものだとキッチンペーパーなどをケースとフタの間に挟んでしまうのです。 余計な湿度を適度に保つのにも効果的だったりします。 湿度など考えるとキッチンペーパーが良いと思っていますが、ラップなどをまいても大丈夫です。 透明で観察もしやすいです。 普通の飼育ケースだがアブラムシが逃げないようにケースとフタの間にキッチンペーパーをはさんでいる。 テントウムシの見つけ方 探す時期は春先の天気の良い日が狙い目です。 赤い色をしているものも多いので動き回っていると植物の中でも見つけやすいです。 アブラムシが多くつくようなところを探すのが良いですが、春先ですと草の茂ったところにはカラスノエンドウが生えているところがたくさん見られます。 そんなところを探してみると、テントウムシの成虫や幼虫がたくさん見つかると思いますよ! てんとう虫のイラストや絵を探そう! ナナホシテントウをはじめ、てんとう虫は幸運の生き物として人気が高いです。 ちょっとしたお手紙やメッセージにもかわいい「てんとう虫」のイラストを挿し絵として使うと印象が良くなりそうですね! イラストACというサービスではたくさんのイラストを無料でダウンロードできます。 登録は無料なので好きなイラストを探してみてください! 「 てんとう虫 」や「 テントウムシ 」で検索してみましょう! これらのイラストは無料で登録すると無料でダウンロードできますよ。 まとめ テントウムシのこと色々知っていただけましたか?可愛くて縁起の良い昆虫というだけでなく、農業などで益虫や害虫などの関係で人との関わりもとても深い昆虫なのです。 見かけることがあったらぜひ観察してみて下さいね! ムシミルでは他にも、昆虫のことがもっと好きになる!記事をたくさん公開しています! よかったら他の記事も御覧ください。 テントウムシ特集へ!.

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てんとう虫にまつわるジンクスと言い伝え11選!幸運の象徴?体験談も

てんとう 虫 季節

ナナホシテントウ Coccinella septempunctata : : : : (鞘翅目) : (多食亜目) : : : : : : : ナナホシテントウ C. septempunctata Coccinella septempunctata , ナナホシテントウ(七星瓢虫) 英名 , Sevenspotted lady beetle• brucki• septempunctata ナナホシテントウ(七星瓢虫、七星天道、: Coccinella septempunctata , )は、のの1。 のとおり、赤色の鞘翅に7つの黒い紋がある。 最も普通に見られるテントウムシの一つ。 概要 [ ] ナナホシテントウ Coccinella septempunctata L. は日本で普通なテントウムシの一つ。 の方がより普通種ではあるが、本種もそれほど負けておらず、より多く見られる場合もある。 幼虫、成虫共にを食べる益虫であり、としての利用も含めてよく研究されてもいる。 また、一般的なテントウムシのイメージとしてよく親しまれている。 真っ赤な派手な前翅に黒いという目立つ姿もこれに役立っているが、これは生物学的にはと考えられており、さわると黄色いを出すのもその一環である。 特徴 [ ] 体長は5-9mm。 ほぼ円に近い楕円形で、背面は浅い半球形に盛り上がって滑らか、腹面はほぼ扁平。 触角と歩脚は腹面に収まる。 活動中はと足先くらいしか上からは見えない。 体色は黒で、前翅のみが赤い。 頭部は表面に密な点刻があり、複眼の近くにいくつか黄色い斑紋がある。 前胸の前端はえぐり込まれたようになり、その内側は端直。 左右の前に大きな淡黄色の斑紋があり、これが肉眼的にはまるで眼のように見える。 小楯板は小さく、三角で黒い。 前翅は赤いものと黄色みを帯びたものがある。 いずれの場合もそこに黒くて丸い斑紋があり、その模様はかなり安定している。 黒斑はそれぞれの前翅の前方内側に一つ、中央に一つ、それを挟んで外側の前後に一つずつ、計四個あるが、前翅を閉じると前方内側のものが互いに接して一つになるため、普通の状態では七つの斑紋があるように見える。 なお、旧北区のものはより斑紋が小さく、また小楯板のそばの前翅に淡黄色の斑紋がある。 そのために日本のものを変種としたこともある。 翅を広げた形態 習性 [ ] 素早くはないが、活発によく動く。 枝先まで登っていって、そこから羽を広げて飛び立つのがよく見かけられる。 触れるとにはいるが、この時に歩脚の関節から黄色い、いやな臭いの体液を出す。 これは幼虫も同じである。 なお、体内にはが含まれるため、鳥はこれを食わないという。 見かけの派手な色は警告色と考えられる。 成虫、幼虫ともに肉食で、アブラムシ類を食べる。 を食べる例も知られる。 幼虫はもよくする。 これは若齢幼虫に多く、飼育下の実験では、一齢や二齢は同種の卵塊だけを食べても次の齢に成長することが可能で、三齢では幼虫同士の共食いも見られるが、アブラムシを与えると起こらなくなるという。 また、三齢以上ではアブラムシを与えないと成長が進まなかった。 ちなみに、蛹はほとんど幼虫から攻撃されることがないという。 中牟田はこの種の卵への共食いをある程度習性として定着しており、幼虫の生存率を高める意味があると考えている。 成虫は集団でする。 は物陰に大群をつくって越冬するのでよく知られるが、本種はそれとは異なり、小さな集団で草の根元などに潜る。 ただし温暖な地域では一部個体が活動することが知られている。 また、夏にも同様な場所で夏眠をすることが知られている。 このような休眠にの株がよく使われることから、天敵の保護のためにススキの刈り取りに配慮すべき、との指摘もある。 餌の探索行動 [ ] 捕食性のテントウムシ類の多くで、餌を探す際の行動に「広域型」と「地域集中型」の二つの形があり、活動中にそれらが切り替えられることが知られており、本種でもそれが見られる。 前者は広い範囲を直線的に進んでゆくもので、後者は頻繁に向きを変えながら狭い区域を探し回るものであり、まず広域型で探索し、餌を見つけると近距離探索型に切り替わってその周囲をくまなく探し回る。 一定時間のあいだ餌が見つからないと、再び広域型に切り替わる。 アブラムシは雌親が定着した場所でを行い、集中したを作ることから、このような餌探索の行動は餌発見の効率を高める適応とされている。 本種の場合、近距離探索型への切り替えはアブラムシに接触することで起こり、必ずしも餌を食べることを必要としない。 また、その持続する時間はアブラムシを食べた時間によって変化し、長く摂食するほど長くなる。 また、広域探索についてはアブラムシに寄生された宿主植物の臭いが、地域集中型においてはアブラムシの警報が手がかりになっているとの示唆がある。 なお、アブラムシの種によってはテントウムシの成長に栄養が不足する例があるが、本種については、特に餌の選択性は見られないようである。 なお、は、宿主植物の毒を体内に持つため、これを本種が食べると中毒死するが、他のテントウムシには耐性のあるものもある。 生活史 [ ] 付近では年2化。 孵化から羽化までは20日前後、成虫の寿命は活動状態で2ヶ月ほどである。 秋に羽化した成虫は越冬する。 春にアブラムシが活動を始めるころに産卵が行われ、それを食べた最初の世代が晩春にあらわれる。 二世代目は夏に出現する。 卵は黄色の楕円形で、30個程度をまとめて産みつける。 雌個体は散発的に二ヶ月にもわたって産卵を続け、その総数は1600にも達し、時には2600にもなる。 幼虫は細長く、腹背にやや扁平で、幅広い頭部と軟らかい体、それに長く発達した三対の胸脚を持つ。 背面は白っぽい紫で、黒い斑点が並ぶ。 蛹は後方が狭い涙滴型で、尾端で基物に付着する。 色は赤くて黒い斑紋がある。 羽化直後の成虫は前翅が黄色く、次第に本来の色に変わる。 羽化 分布と生育環境 [ ] アジア、ヨーロッパ、北アフリカに広く分布する。 日本には全土に分布し、ごく普通の種である。 明るいところを好み、日当たりのいい草原などに見られる。 畑地の周辺などに見ることも多い。 なお、ナミテントウはほぼ同じ大きさで同じようにアブラムシを食べ、同じところに混生してみられる。 一般にはナミテントウの方が数が多いとされるが、ナナホシテントウの方がよく見られることも珍しくなく、特に春にはナナホシが多い傾向がある。 これはナナホシの方が繁殖を早く始めるため、新成虫の出現が早いためらしい。 また、ナミテントウの幼虫はナナホシテントウの幼虫や蛹を食うことがある。 人間との関係 [ ] 農業上重要な害虫であるアブラムシ類の重要な天敵としてよく知られており、農業的に天敵として利用することも多く検討されている。 の昆虫としては またはテントウムシ の方がよく見られるが、テントウムシといえばこの種の印象であるという指摘 がある。 分類 [ ] 同属のものとしては他に数種あり、中でアイヌテントウ C. ainu Lewis、ココノホシテントウ C. explana Miyatake が色彩、斑紋等よく似ているが、前翅前の斑紋の前にもう一つ小さな黒斑がある。 出典・脚注 [ ] []• 田中・鈴木 1999 、p. 中牟田 1987• 高橋 1995• 中牟田 1985 、p. 中牟田 1985 、p. 岡本 1973• 高田・杉本 1994• 河内 1985 、p. 204• 岡本 1959• 田中・鈴木 1999 、p. 80、ナミテントウの項 参考文献 [ ]• 石井悌他編『日本昆蟲圖鑑』北隆館、1950年。 林匡夫・森本桂・木元新作編著『原色日本甲虫図鑑 III』保育社、1984年。 田仲義弘・鈴木信夫『野外観察ハンドブック 校庭の昆虫』全国農村教育協会、1999年。 岡本秀俊 1973 「アブラムシ捕食性テントウムシの食生態に関する実験的研究」、香川大学農学部学術報告。 岡本秀俊 1959 「晩春のナタネほ場におけるナナホシテントウおよびナミテントウ個体群に関する調査」日本応用動物昆虫学会誌、Vol. 3 3。 河内俊英 1985 「3種の食x訝性テントウムシの増殖能力の比較」、日本応用動物昆虫学会誌、Vol. 29 3 、p203-209。 高田肇・杉本直子 1994 「キョウチクトウアブラムシの京都における生活環およびその天敵昆虫群構成」日本応用動物昆虫学会誌、Vol. 38 2 、91-99。 高橋敬一 1995 「ススキ、オーチャードグラス、イタリアングラスでのナナホシテントウの越冬・越夏」関東東山病害虫研究会年報第42集、p. 267-269。 中牟田潔 1987 「室内飼育におけるナナホシテントウ幼虫の共食い習性」日本応用動物昆虫学会誌、Vol. 31 3 、p201-205。 中牟田潔 1985 「ナナホシテントウ成虫の餌探索行動:地域集中型探索行動の解発刺激と持続時間」日本応用動物昆虫学会誌、Vol. 29 1 :55-60。 『野山の昆虫』 〈ヤマケイポケットガイド〉、1999年、。 関連項目 [ ] ウィキスピーシーズに に関する情報があります。 ウィキメディア・コモンズには、 ナナホシテントウに関連する および があります。 外部リンク [ ]• 4月22日. (英語) この項目は、に関連した です。 などしてくださる(/)。

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