僕 が 星 に なる 前 に。 僕が星になる前に

「僕が星になるまえに」は偽善闘病映画!感想とネタバレ

僕 が 星 に なる 前 に

この邦題はどうしてつけたのか? 原題の『The Third Star』では何故いけなかったのか?配給会社の意図を伺いたいです。 それくらい題名が全ての意味を持っていると感じる作品だからです。 『僕が星になる前に』ではこの映画の主題も、彼等の粋な会話も全てがぼやけてしまいます。 このロードムービーの中で、目的地に向かう途中の何気ない友達同士の会話「ところで、そこには(目的地に)どうやって行くんだ?」「簡単さ、夜明けの方向へずっと真っ直ぐ行って3番目の星を右に曲がるんだよ」「違うよ。 2番目だよw」「ああそうか、だからいつも迷ってばかりいるんだ」という会話がポイントになります。 この『3番目の星』が原題の『The Third Star』であり、これはピーターパンがネバーランドへみんなを連れて行く時のセリフが元になっています。 「夜明けの方向へずっと真っ直ぐ行って2番目の星を右に曲がるんだ」 ネバーランドへ行きたかったのに行こうとしても迷ってばかりでたどり着けず、そうこうするうちに、もうネバーランドに行く年でもなくなってしまった。 他人から良く見えようが、悪く見えようが、全員がまだまだ迷ってばかりいる30歳。 現実を受け入れ、現実に立ち向かって行かなければならないと自覚する今日この頃。 それでも抜け出せず、相変わらず迷ってばかり。 そんな状態を、この何気ない彼らの会話とそれまでの物語とがシンクロして、『The Third Star』が小粋にこの話に効いてくるんです。 彼等の人生とこの旅もシンクロさせています。 途中目的地はあるようで曖昧に思え、寄り道をしたり、アクシデントがあったり、仲間同士でぶつかったり、ふらふら迷ってばかり。 よくあるパターンというか設定ですが、シニカルでウィットに富んだ会話が『ありきたり』を吹き飛ばしています。 旅の始まりの頃彼らはネバーランドに向かうまるで少年のように描かれています。 前述した会話でも、行き先がまだ『ネバーランド』であることが判ります 『The Third Star』で迷ってしまい、ネバーランドに行けなかったため子供のままでいることの許されない、何となぁーく大人になってしまったけれど、何処にもたどり着けない30歳の男達。 子供でいることに未練があり、大人でいるにはまだ居心地が悪い彼等。 人生の目的地なんてあるようでないようでいつも曖昧で、何処に行って良いのかも判らない。 そんな彼等が主人公Jamesの目的地を頼りに進んでいく、この映画がロードムービーだったのは必然だと思えます。 友人たちはこの後迷いから抜け出し、『受け入れなければならない現実』と折り合う時間がある、でもJamesにはその時間が残り少ないのは明らか。 Jamesは誰よりも先に『The Third Star』を越える旅に出る決意と覚悟をします。 彼の『受け入れなければならない唯一の現実』に向かって。 Jamesの「世界で一番好きな場所」は『2番目の星を右に曲がったネバーランド』ではなく、みんなで通った『3番目の星を右に曲がった先』迷いを越えた場所なんでしょう。 そしてJamesは、『The 2nd Star』を通ってネバーランド(子供の国)へみんなを連れて行くピーターパンではなく、『The Third Star』を越えて現実へとみんなを連れて行く大人への道案内人なのです。 Jamesは彼等の中で『The Third Star』(大人への道しるべ)になるのではないかなあと思えました。 だからこそ、この映画はこの原題が全てだと思うし、この題名がこの映画全体を包んでいる。 細かく要所要所で効いてくる。 そのセンスの良さをこんな邦題で壊さないで欲しいと思いました。 この邦題こそが、この映画の主題を迷わせる それこそ『The Third Star』になってしまっています。 『点と線』にみられるように、センスのよい作品は題名にも表れる時があります。 それをいたずらにいじってはいけません。 末期ガンのジェームズに残された時間が少ないのは確かだが、彼を支える三人の親友、デイヴィ、マイルズ、ビルも、そして私達も皆永遠に生きられる訳ではなく、明日はどうなるかわからない。 私達もまた余命を生きているのである。 ジェームズはもちろん、三人も人生の岐路に立たされている。 時間は誰にとっても限られているのに、 先に一歩踏み出すことを躊躇している三人がジェームズには歯がゆい。 彼らに何かを伝えられるとしたら、これが最後のチャンス。 そして、ジェームズには計画があった…。 『死ぬまでにしたい10のこと』『最高の人生の見つけ方』『ノッキング・ヘブンズ・ドア』『エイプリルの七面鳥』とか、余命幾ばくもないキャラクターが登場するる作品は珍しくはないだけに、差別化が出来ているか?オリジナリティがあるかどうかというと、微妙。 確かに死にゆくジェームズを演じたB・カンバーバッチの新たな面を見ることは出来たが、ジェームズを献身的に看護するデイヴィーを演じるトム・バークが『オンリー・ゴッド』のあの一番の狂犬キャラのお兄ちゃん役だと気づいてビックリ! ネタバレ! クリックして本文を読む 今や飛ぶ鳥を落とす勢いの、 現シャーロックことB・カンバーバッチが映画初主演を果たした作品。 彼の立案で仲良し4人衆でとある場所まで行き着くのが目的らしいが、 そこまでの道中やケンカのやりとりなど、生々しく高校生レベル 爆 映画というより海外ドラマのノリだな~と観るなりすぐに感じた。 出色は後半の、べネっちの旅の真の目的とその遂行になるのだが…。 残念ながらあまり気持ちのいいラストを飾るものではなくて、陰鬱な 気分になる人も多いだろう。 タイトルで分かるように星になる前の話。 其々の役者がリアル感満載の演技で瑞々しい世界を作り出している。 スタンドバイミーとレビューされていた方がいましたが、まさに同じことを思いました。 自分の最後が短いと知った時、自分は何を感じそして周りの人たちは何を感じるだろうか。 家族はそばにいてくれるだろうか?友人もそばにいてくれるのだろうか? 自分は残りの時間をどう過ごすだろうか?私にも最後まで支えてくれる友達はいるのだろうか? とても色々な事を考えさせられる作品でした。 主人公の選んだ道が正しかったのかどうかは本人にしか分からないけど、最後まで自分と戦うと言う意味では正しかったんだと思う。 男っていいなって思った。 これが女ならきっとガラッと内容が変わるはず。 決して悲しいだけの映画では無く笑顔も多い内容で温かい気持ちで最後まで鑑賞できました。 観終えて一番に「友情ってなんだろうね…」なんて思わず考えた一本でした。 世間の人気と話題に乗り切れず、どうしても「トカゲ男爵」の印象が拭えないカンバーバッジ初主演作品。 三十路手前の野郎四人、うち一名の末期ガンの奴の為に。 そいつが見たい景色を目指すロードムービー。 決して目新しいことは無いし、ドカンと来るような泣かせも無いんだけど… どうしてこんなに心に沁みるのか!涙 カンバーバッジ氏の演技が見事としか言いようが無く。 野郎同士のあの(笑)キャッキャ感と… 三十歳という年齢にのしかかる、現実のしがらみと… 死を目の前にした時、自分だったらどうしたい?なんて思いた… いろいろ混ざり合った、「コクのある味」の作品です。 この良さを分かる人とは、仲良くなれる気がします…涙 ネタバレ! クリックして本文を読む カンバーバッチが大画面で見れる!しかも初主演作! というミーハー気分で二回観に行ったのですが、気付けば完全にのめり込んでいました。 末期ガンで余命わずかな青年の話ということで少し身構えていましたが、病気のことをジョークにしていたり、男四人のやりとりを見てるとあまりに下らなくて結構笑いました 笑 時折ジェームズ カンバーバッチ の気持ちの波が表れるシーンは、自身の死と友人たちの現状への苛立ちともどかしさに満ちていて、観ていて胸が締め付けられるようでした。 話が淡々と進んでいく分、感情の起伏 と言っても抑え目な演出ですが があるシーンはとても鮮やかに見えました。 全体を通して、舞台となる海岸部の美しい風景が素晴らしいです! ですがそれよりも、友人たちに囲まれて幸せそうだったり、時折物思いに沈むカンバーバッチの、透明感のある表情に引き込まれました。 もっと彼のいろんな表情を見てみたいと思わされます。 ネタバレ! クリックして本文を読む 難病患者を主人公にした映画はこれまでにも、星の数程多数制作されて来ている。 しかし、本作の様に、ベネディクト・カンバーバッチ演じる末期ガンの主人公の青年ジェームスと、彼の親友3人組が連れ立って彼の最期の旅に付き合うと言う、こんな形のロードムービーと言うのは珍しいと思う。 しかも、流石は英国映画である。 セリフがかなり辛辣だ、ブラックジョークも含んでいる。 ついついこの様な作品を、日本で制作するのなら、甘く優しく、病気の患者を傷付けない様に、腫れものに触る様な対応をする、そんな廻りの人間の苦悩も描かれるような気がする。 しかし、この作品では、ジェームスと友人達4人の旅では、各々が抱える人生の問題を次第に明らかにして行き、ジェ-ムスの病気の人生だけが、悲劇では無いと言う態度を終始見せている点が素晴らしい、脚本の巧さだと思う。 「自分に配られたカードを生きて行くしかないのが、人生だ」とジェームスが語る。 そして、ジェームスのこれまでの生き方についても、友人達は冷静な客観性を持った目で彼を見つめて行く。 ジェームスには死が身近に迫っているからと言うだけの、同情と憐れみだけの態度で、友人達は決して接しない。 病人を特別扱いしない厳しさがある。 しかし、同時に友人達も、どうジェームスに対処するのか、悩み葛藤が無い訳では無く、そんな彼らの苦悩も細かく描かれている。 映画とは関係が無くて、申しわけないが私も、学生時代の第一番の親友が32歳でガンになり、発病後半年で亡くなった経験を目の当たりにした。 その友人は、日本なので初めは告知を受けていなかったのだが、一向に回復しない病状から、遂に彼は真実を突き止める。 その彼が、「本当は、お前は俺の病気がガンだって知っていたのか?」と問い正され、どう彼に対処して行くべきか、悩んだ経験がるもので、この映画に描かれている、友人のJ・Jフィールドが演じているマイルズの気持ちが手に取る様に理解出来るのだった。 今では完治も可能なガンも多々有るけれども、実際には依然としてガンを患い死に至るケースが未だ未だ多いので、これは決して他人事でもない、身近な問題である。 そしてこの作品は、生きる事の意味及び人として、患者自身が残された時間をどの様に大切に生きて行く選択をするのかと言う問題を含めて、多くの問題提起を付き付ける。 美し過ぎる景色が広がる自然の中を旅する彼らと、全く対照的な心の中の暗い苦しみが、見事な感動となって胸にせまる。 ラストシーンに至っては、本当に胸が潰れる想いだ。 本作は、今年観たベスト3に入れたい秀作だと思う。 余りにも哀しいラストだが、生きる事、死ぬ事、そして運命と人生に付いて深く考えさせられる見事な作品であった。 ネタバレ! クリックして本文を読む わかっている下り坂のストーリー、何となくつくりもののような運び、少なからぬ未整理のあれこれ…この映画が完璧な出来かと問われれば、躊躇なく首肯は難しいものの。 Benedict、殊にその声のフリークならば、しょっぱなの台詞にノックアウト必至です。 そうでなくても、緩慢に流れてゆく物語の終盤、彼演じるジェイムスが三人の友人たちに切々と訴え懇願する一連の台詞とそのトーンは、聴く者に永い余韻を残す、さすがの響きです。 逝くものの旅を追いかけるつくりではあれ、結局、逝くことそれ自体をこそ、生きることの最後のかたちにしようとする主人公の思いを、彼に叱咤される道中を経た三人 彼らとて人生を妥協と惑いと諦めに支配され始めている'半オトナ'たちであり がそれぞれの仕方で受け止める姿のラストシーン。 そしてまた響く、しずかな、深い、彼のモノローグ。 敢えてファンタジー調なのは主人公の夢も絡めてのことなのかも、ですが、それがさらに邦題になると甘すぎて個人的には些か「…」ではあります。 随所にあらわれる生きものたちと、それを支える空と海と光と、闇。 人がいろんなものを捨てて、ものから解放されて、最後に寄り添いたいのは、そしてその中に溶けていきたいのは、やはりそういうものでしかないと感じさせられた部分です。 ジェイムスの'... sea takes me' のラインこそ、この作品で私が最も納得できた瞬間でした。 いろんな粗削りはあっても、これからも何度も、ふとまた観たくなる作品がまたひとつ増えた気がします。 友だちがひとり増えたみたいな。 「スター・トレック イントゥ・ダークネス」などに出演し、今最も注目される俳優、ベネディクト・カンバーバッチの記念すべき初主演作が、待望の日本上陸。 ストーリー 29歳の誕生日を迎えたばかりのジェームズ。 しかし、末期ガンに冒されたジェームズの余命はあとわずかだった。 そこでジェームズは、3人の親友を誘って、「世界で一番好きな場所に連れて行ってくれ」と頼み、キャンプ旅行へ出かける。 体の自由が利かないジェームズをカートに乗せて旅立った4人だったが、目的地を目の前にして、ジェームズの病状が悪化してしまう。 監督:ハッティ・ダルトン キャスト ベネディクト・カンバーバッチ、トム・バーク、J・J・フィールド、アダム・ロバートソン.

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「僕が星になるまえに」の映画の感想・評価・レビュー

僕 が 星 に なる 前 に

この邦題はどうしてつけたのか? 原題の『The Third Star』では何故いけなかったのか?配給会社の意図を伺いたいです。 それくらい題名が全ての意味を持っていると感じる作品だからです。 『僕が星になる前に』ではこの映画の主題も、彼等の粋な会話も全てがぼやけてしまいます。 このロードムービーの中で、目的地に向かう途中の何気ない友達同士の会話「ところで、そこには(目的地に)どうやって行くんだ?」「簡単さ、夜明けの方向へずっと真っ直ぐ行って3番目の星を右に曲がるんだよ」「違うよ。 2番目だよw」「ああそうか、だからいつも迷ってばかりいるんだ」という会話がポイントになります。 この『3番目の星』が原題の『The Third Star』であり、これはピーターパンがネバーランドへみんなを連れて行く時のセリフが元になっています。 「夜明けの方向へずっと真っ直ぐ行って2番目の星を右に曲がるんだ」 ネバーランドへ行きたかったのに行こうとしても迷ってばかりでたどり着けず、そうこうするうちに、もうネバーランドに行く年でもなくなってしまった。 他人から良く見えようが、悪く見えようが、全員がまだまだ迷ってばかりいる30歳。 現実を受け入れ、現実に立ち向かって行かなければならないと自覚する今日この頃。 それでも抜け出せず、相変わらず迷ってばかり。 そんな状態を、この何気ない彼らの会話とそれまでの物語とがシンクロして、『The Third Star』が小粋にこの話に効いてくるんです。 彼等の人生とこの旅もシンクロさせています。 途中目的地はあるようで曖昧に思え、寄り道をしたり、アクシデントがあったり、仲間同士でぶつかったり、ふらふら迷ってばかり。 よくあるパターンというか設定ですが、シニカルでウィットに富んだ会話が『ありきたり』を吹き飛ばしています。 旅の始まりの頃彼らはネバーランドに向かうまるで少年のように描かれています。 前述した会話でも、行き先がまだ『ネバーランド』であることが判ります 『The Third Star』で迷ってしまい、ネバーランドに行けなかったため子供のままでいることの許されない、何となぁーく大人になってしまったけれど、何処にもたどり着けない30歳の男達。 子供でいることに未練があり、大人でいるにはまだ居心地が悪い彼等。 人生の目的地なんてあるようでないようでいつも曖昧で、何処に行って良いのかも判らない。 そんな彼等が主人公Jamesの目的地を頼りに進んでいく、この映画がロードムービーだったのは必然だと思えます。 友人たちはこの後迷いから抜け出し、『受け入れなければならない現実』と折り合う時間がある、でもJamesにはその時間が残り少ないのは明らか。 Jamesは誰よりも先に『The Third Star』を越える旅に出る決意と覚悟をします。 彼の『受け入れなければならない唯一の現実』に向かって。 Jamesの「世界で一番好きな場所」は『2番目の星を右に曲がったネバーランド』ではなく、みんなで通った『3番目の星を右に曲がった先』迷いを越えた場所なんでしょう。 そしてJamesは、『The 2nd Star』を通ってネバーランド(子供の国)へみんなを連れて行くピーターパンではなく、『The Third Star』を越えて現実へとみんなを連れて行く大人への道案内人なのです。 Jamesは彼等の中で『The Third Star』(大人への道しるべ)になるのではないかなあと思えました。 だからこそ、この映画はこの原題が全てだと思うし、この題名がこの映画全体を包んでいる。 細かく要所要所で効いてくる。 そのセンスの良さをこんな邦題で壊さないで欲しいと思いました。 この邦題こそが、この映画の主題を迷わせる それこそ『The Third Star』になってしまっています。 『点と線』にみられるように、センスのよい作品は題名にも表れる時があります。 それをいたずらにいじってはいけません。 末期ガンのジェームズに残された時間が少ないのは確かだが、彼を支える三人の親友、デイヴィ、マイルズ、ビルも、そして私達も皆永遠に生きられる訳ではなく、明日はどうなるかわからない。 私達もまた余命を生きているのである。 ジェームズはもちろん、三人も人生の岐路に立たされている。 時間は誰にとっても限られているのに、 先に一歩踏み出すことを躊躇している三人がジェームズには歯がゆい。 彼らに何かを伝えられるとしたら、これが最後のチャンス。 そして、ジェームズには計画があった…。 『死ぬまでにしたい10のこと』『最高の人生の見つけ方』『ノッキング・ヘブンズ・ドア』『エイプリルの七面鳥』とか、余命幾ばくもないキャラクターが登場するる作品は珍しくはないだけに、差別化が出来ているか?オリジナリティがあるかどうかというと、微妙。 確かに死にゆくジェームズを演じたB・カンバーバッチの新たな面を見ることは出来たが、ジェームズを献身的に看護するデイヴィーを演じるトム・バークが『オンリー・ゴッド』のあの一番の狂犬キャラのお兄ちゃん役だと気づいてビックリ! ネタバレ! クリックして本文を読む 今や飛ぶ鳥を落とす勢いの、 現シャーロックことB・カンバーバッチが映画初主演を果たした作品。 彼の立案で仲良し4人衆でとある場所まで行き着くのが目的らしいが、 そこまでの道中やケンカのやりとりなど、生々しく高校生レベル 爆 映画というより海外ドラマのノリだな~と観るなりすぐに感じた。 出色は後半の、べネっちの旅の真の目的とその遂行になるのだが…。 残念ながらあまり気持ちのいいラストを飾るものではなくて、陰鬱な 気分になる人も多いだろう。 タイトルで分かるように星になる前の話。 其々の役者がリアル感満載の演技で瑞々しい世界を作り出している。 スタンドバイミーとレビューされていた方がいましたが、まさに同じことを思いました。 自分の最後が短いと知った時、自分は何を感じそして周りの人たちは何を感じるだろうか。 家族はそばにいてくれるだろうか?友人もそばにいてくれるのだろうか? 自分は残りの時間をどう過ごすだろうか?私にも最後まで支えてくれる友達はいるのだろうか? とても色々な事を考えさせられる作品でした。 主人公の選んだ道が正しかったのかどうかは本人にしか分からないけど、最後まで自分と戦うと言う意味では正しかったんだと思う。 男っていいなって思った。 これが女ならきっとガラッと内容が変わるはず。 決して悲しいだけの映画では無く笑顔も多い内容で温かい気持ちで最後まで鑑賞できました。 観終えて一番に「友情ってなんだろうね…」なんて思わず考えた一本でした。 世間の人気と話題に乗り切れず、どうしても「トカゲ男爵」の印象が拭えないカンバーバッジ初主演作品。 三十路手前の野郎四人、うち一名の末期ガンの奴の為に。 そいつが見たい景色を目指すロードムービー。 決して目新しいことは無いし、ドカンと来るような泣かせも無いんだけど… どうしてこんなに心に沁みるのか!涙 カンバーバッジ氏の演技が見事としか言いようが無く。 野郎同士のあの(笑)キャッキャ感と… 三十歳という年齢にのしかかる、現実のしがらみと… 死を目の前にした時、自分だったらどうしたい?なんて思いた… いろいろ混ざり合った、「コクのある味」の作品です。 この良さを分かる人とは、仲良くなれる気がします…涙 ネタバレ! クリックして本文を読む カンバーバッチが大画面で見れる!しかも初主演作! というミーハー気分で二回観に行ったのですが、気付けば完全にのめり込んでいました。 末期ガンで余命わずかな青年の話ということで少し身構えていましたが、病気のことをジョークにしていたり、男四人のやりとりを見てるとあまりに下らなくて結構笑いました 笑 時折ジェームズ カンバーバッチ の気持ちの波が表れるシーンは、自身の死と友人たちの現状への苛立ちともどかしさに満ちていて、観ていて胸が締め付けられるようでした。 話が淡々と進んでいく分、感情の起伏 と言っても抑え目な演出ですが があるシーンはとても鮮やかに見えました。 全体を通して、舞台となる海岸部の美しい風景が素晴らしいです! ですがそれよりも、友人たちに囲まれて幸せそうだったり、時折物思いに沈むカンバーバッチの、透明感のある表情に引き込まれました。 もっと彼のいろんな表情を見てみたいと思わされます。 ネタバレ! クリックして本文を読む 難病患者を主人公にした映画はこれまでにも、星の数程多数制作されて来ている。 しかし、本作の様に、ベネディクト・カンバーバッチ演じる末期ガンの主人公の青年ジェームスと、彼の親友3人組が連れ立って彼の最期の旅に付き合うと言う、こんな形のロードムービーと言うのは珍しいと思う。 しかも、流石は英国映画である。 セリフがかなり辛辣だ、ブラックジョークも含んでいる。 ついついこの様な作品を、日本で制作するのなら、甘く優しく、病気の患者を傷付けない様に、腫れものに触る様な対応をする、そんな廻りの人間の苦悩も描かれるような気がする。 しかし、この作品では、ジェームスと友人達4人の旅では、各々が抱える人生の問題を次第に明らかにして行き、ジェ-ムスの病気の人生だけが、悲劇では無いと言う態度を終始見せている点が素晴らしい、脚本の巧さだと思う。 「自分に配られたカードを生きて行くしかないのが、人生だ」とジェームスが語る。 そして、ジェームスのこれまでの生き方についても、友人達は冷静な客観性を持った目で彼を見つめて行く。 ジェームスには死が身近に迫っているからと言うだけの、同情と憐れみだけの態度で、友人達は決して接しない。 病人を特別扱いしない厳しさがある。 しかし、同時に友人達も、どうジェームスに対処するのか、悩み葛藤が無い訳では無く、そんな彼らの苦悩も細かく描かれている。 映画とは関係が無くて、申しわけないが私も、学生時代の第一番の親友が32歳でガンになり、発病後半年で亡くなった経験を目の当たりにした。 その友人は、日本なので初めは告知を受けていなかったのだが、一向に回復しない病状から、遂に彼は真実を突き止める。 その彼が、「本当は、お前は俺の病気がガンだって知っていたのか?」と問い正され、どう彼に対処して行くべきか、悩んだ経験がるもので、この映画に描かれている、友人のJ・Jフィールドが演じているマイルズの気持ちが手に取る様に理解出来るのだった。 今では完治も可能なガンも多々有るけれども、実際には依然としてガンを患い死に至るケースが未だ未だ多いので、これは決して他人事でもない、身近な問題である。 そしてこの作品は、生きる事の意味及び人として、患者自身が残された時間をどの様に大切に生きて行く選択をするのかと言う問題を含めて、多くの問題提起を付き付ける。 美し過ぎる景色が広がる自然の中を旅する彼らと、全く対照的な心の中の暗い苦しみが、見事な感動となって胸にせまる。 ラストシーンに至っては、本当に胸が潰れる想いだ。 本作は、今年観たベスト3に入れたい秀作だと思う。 余りにも哀しいラストだが、生きる事、死ぬ事、そして運命と人生に付いて深く考えさせられる見事な作品であった。 ネタバレ! クリックして本文を読む わかっている下り坂のストーリー、何となくつくりもののような運び、少なからぬ未整理のあれこれ…この映画が完璧な出来かと問われれば、躊躇なく首肯は難しいものの。 Benedict、殊にその声のフリークならば、しょっぱなの台詞にノックアウト必至です。 そうでなくても、緩慢に流れてゆく物語の終盤、彼演じるジェイムスが三人の友人たちに切々と訴え懇願する一連の台詞とそのトーンは、聴く者に永い余韻を残す、さすがの響きです。 逝くものの旅を追いかけるつくりではあれ、結局、逝くことそれ自体をこそ、生きることの最後のかたちにしようとする主人公の思いを、彼に叱咤される道中を経た三人 彼らとて人生を妥協と惑いと諦めに支配され始めている'半オトナ'たちであり がそれぞれの仕方で受け止める姿のラストシーン。 そしてまた響く、しずかな、深い、彼のモノローグ。 敢えてファンタジー調なのは主人公の夢も絡めてのことなのかも、ですが、それがさらに邦題になると甘すぎて個人的には些か「…」ではあります。 随所にあらわれる生きものたちと、それを支える空と海と光と、闇。 人がいろんなものを捨てて、ものから解放されて、最後に寄り添いたいのは、そしてその中に溶けていきたいのは、やはりそういうものでしかないと感じさせられた部分です。 ジェイムスの'... sea takes me' のラインこそ、この作品で私が最も納得できた瞬間でした。 いろんな粗削りはあっても、これからも何度も、ふとまた観たくなる作品がまたひとつ増えた気がします。 友だちがひとり増えたみたいな。 「スター・トレック イントゥ・ダークネス」などに出演し、今最も注目される俳優、ベネディクト・カンバーバッチの記念すべき初主演作が、待望の日本上陸。 ストーリー 29歳の誕生日を迎えたばかりのジェームズ。 しかし、末期ガンに冒されたジェームズの余命はあとわずかだった。 そこでジェームズは、3人の親友を誘って、「世界で一番好きな場所に連れて行ってくれ」と頼み、キャンプ旅行へ出かける。 体の自由が利かないジェームズをカートに乗せて旅立った4人だったが、目的地を目の前にして、ジェームズの病状が悪化してしまう。 監督:ハッティ・ダルトン キャスト ベネディクト・カンバーバッチ、トム・バーク、J・J・フィールド、アダム・ロバートソン.

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僕がスターになる前の。 彼の立案で仲良し4人衆でとある場所まで行き着くのが目的らしいが、 そこまでの道中やケンカのやりとりなど、生々しく高校生レベル 爆 映画というより海外ドラマのノリだな~と観るなりすぐに感じた。 出色は後半の、べネっちの旅の真の目的とその遂行になるのだが…。 残念ながらあまり気持ちのいいラストを飾るものではなくて、陰鬱な 気分になる人も多いだろう。 タイトルで分かるように星になる前の話。 其々の役者がリアル感満載の演技で瑞々しい世界を作り出している。 それだけ死が目前の青年がリアルだったと言う事でしょう。 途中ぶつかり合い、無鉄砲だったりしながらの旅。 ちょっと『スタンド・バイ・ミー』を思い出す。 その大人版という感じ。 嘗ての親友たちは別々の道を歩み、ジェームズの死を目前にして集合する訳だけど、実はそれぞれ問題を抱えている。 行き詰っている。 皆先が見えない人生に戸惑い苦しんでいるけれど、ジェームズだけは本当に、先が無い。 彼の決意を通して、皆がもう一度頑張ろう・・と思えたんじゃないかな。 共通の秘密を胸に抱え、生きて行くしかないもんね。 大笑いできる!友達の思いやり! 投稿日:2013年10月29日 まず、意外ですが、とてもよく笑えます。 コメディかと思うコミカルなところもあります。 いい年齢の大人四人組のはずですが、心はピュアな少年たちの会話は他愛なくて楽しいです。 友達がそこまでするの? と思ってしまうようなこともありますが、旅は四人だけですから手を差し伸べ合わないとどこにも行けない。 共に在る。 そこから、とてつもないパワーをもらえているのです。 友達って本当にありがたいです。 心温まります。 そして、森や海、島、夕焼け、星空、波・・・茫漠としていても絶えず変化している風景の映像が、これまたとても美しい。 透明な心になれる素晴らしい映画です。 涙が出たのはラストだけです。 湿っぽくはなりませんが、男同士の会話がちょっと恥ずかしいので恋人や夫婦で行くのは避けたほうがよいのではないでしょうか。 同性の友人と行かれることをお勧めします。

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