アサーション と は。 アサーショントレーニングとは?実際の例や方法

アサーションとは

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アサーション<自己表現>トレーニングとは アサーション<自己表現>トレーニングとは、自分も相手も大切にした自己表現を身につけていくためのトレーニングです。 自分の気持ち、考え、信念等を正直に、率直にその場にふさわしい方法で表現できるコミュニケーションを目指します。 ひとりひとり違う私たちだからこそ、時にはそれぞれの考えや思いが対立したり、葛藤を起こす場面もありますが、それにどう向き合い、自分らしい自己表現をしていくかを考え、身につけていく講座です。 対人コミュニケーションで対立した際の優先度バランス コミュニケーションに課題が生じた際、各人の自己表現の方法は、アサーションの観点で見た時、3つのタイプに分かれます。 教材『アサーションシート』 平木先生がアメリカから持ちかえり、日本人向けに改良したアサーション講座の教材。 日精研ならではの特徴 1. 経験豊かな講師陣 トレーニングでは、対人関係やコミュニケーション上の課題など、個人が抱える深い問題に触れることもあります。 本講座では講師の認定条件として、数年以上のカウンセリング等の臨床経験やグループワークの実施経験などの厳格な基準を設けています。 そのため、臨床心理士等の経験が長く質の高い講師陣がそろっています。 また、普段は大学や病院、企業など様々な場面でトレーニングを行っておりますので、自分のお困りの分野に併せて、自分にあった講師を選んで受講することができます。 アサーション講座の歴史とノウハウ 当社のアサーション講座の歴史は古く、1980年代から提供を開始しています。 日本におけるアサーションの第一人者である平木典子氏と共同で講座を開発して以来、1万人以上の方に受講して頂いております。 その開発のノウハウと経験を活かし、初めての方でも「わかりやすい」「自分のペースで学べる」「安心安全」な講座になっています。 学ぶ講座ではなく「体験する講座」 ただ話を聞くだけではコミュニケーションはうまくなりません。 当講座では、グループワークやロールプレイなど、体験的に学習する方法に主軸をおいています。 そうすることで、座学だけでは得られない、自分自身の発見が得られます。 こんな方におすすめ 経歴 出身:中国東北(旧満州)生まれ。 修了課程:津田塾大学英文学科卒業。 ミネソタ大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。 立教大学カウンセラー、日本女子大学人間社会学部心理学科教授。 跡見学園女子大学臨床心理学科教授を経て 現在:IPI統合的心理療法研究所顧問。 専門は臨床心理学、家族心理学。 資格:臨床心理士。 家族心理士。 認定カウンセラー。 実績 日本心理臨床学会大会ワークショップ「アサーション・トレーニング」講師 日本カウンセリング学会ワークショップ「アサーション・トレーニング」講師 北海道医療大学大学院講義「アサーション・トレーニング」非常勤講師 プルデンシャル生命保険株式会社研修「アサーション・トレーニング」講師 株式会社ヤマハ人事部ラインマネジャー研修「ストレスマネジメント」講師 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・ユニバーシティ「ヒューマン・スキル研修」講師 東京都教職員研修センター「学級経営における人間関係づくりの考え方と方法」研修講師 鳥取県教育センター「児童生徒とのコミュニケーションスキル向上のために-アサーション〈さわやかな自己表現〉」研修講師 大学女性協会「アサーションという自己表現」講演会講師 山梨県立男女共同参画推進センター「家族関係を育むコミュニケーション」講演会講師 札幌デイケアセンター「専門家のためのアサーション・トレーニング」研修講師 東京女子医科大学看護部「アサーション・トレーニング」研修講師 メッセージ アサーションの魅力は、3つの道を私に開いてくれたことです。 まず、自分も相手も大切にする応対の道を知らせてくれたこと。 2つ目は、アサーションを知っただけで、生き方が楽になること。 そして、アサーションは、自分らしさを一歩、一歩育んでくれること。 講座担当講師 経歴 出身:東京都生まれ 修了課程:東京大学教育学部教育心理学科卒業。 東京大学教育学研究科教育心理修士課程修了。 玉川大学講師・助教授、創価大学教育学部・大学院助教授を経て 現在:創価大学大学院 文学研究科教育学専攻臨床心理学専修課程教授。 専門は臨床心理学。 資格:臨床心理士 実績 日本心理臨床学会ワークショップ「教育現場でのアサーション・トレーニング」講師 日本学校育相談学会ワークショップ「アサーション・トレーニング」講師 教育カウンセラー協会ワークショップ「アサーション・トレーニング」講師 東京大学学生相談所「アサーション・トレーニング」講師 山梨大学保健管理センター「アサーション・トレーニング」講師 群馬県教育センター「教師のためのアサーション・トレーニング」研修講師 富士通ソーシャルサイエンスラボラトリ「アサーション・トレーニング」研修講師 メッセージ アサーションの学びは、自分を大切にし、自分の気持ちや考えに丁寧に耳を傾ける、「自己信頼」の力を育てることに直結します。 と同時に、その学びには、具体的な「スキルトレーニング」が含まれており、その人なりの「練習」を強調しています。 さらに、「自己信頼」と「スキルトレーニング」、これら2つの事柄が見事にリンクしていて、双方向からの学びが可能である点も大きな魅力です。 私は自分がアサーションに出会えたこと、そして、アサーションの窓を通じて、いろいろな方にお会いできることをとてもラッキーと感じています。 特に対人支援の仕事に携わる人にとってはバーンアウトから自分を守り、自分を大切に育てる方法であり、人生の大事な局面でアサーションの考え方に助けられたと感じています。 経歴 出身:東京都生まれ 修了課程:東洋大学大学院文学研究科教育学専攻修士課程修了。 都内私立高校非常勤講師を経て、 現在:日本・精神技術研究所入社。 現在、心理サービス部判定員。 資格:公認心理師、臨床心理士。 専門はグループアプローチ。 実績 川村学園女子大学心理学科非常勤講師 東京山手メディカルセンター附属看護専門学校「人間関係論」非常勤講師 赤堀栄養専門学校「カウンセリング論」非常勤講師 メッセージ 私が初めてアサーションという言葉に出会ったのは、入社して間もなく平木先生の『アサーション・トレーニング』(日精研刊)の編集をお手伝いしていた時です。 字面だけ追っていた当時はアサーションが単なるコミュニケーションスキルで「しょせんキレイゴトでしょ?」と思いながら読んでいたのを覚えています。 そんな私にアサーションは「自分らしさは、自分で決めていい」を教えてくれました。 そして、自分の「本音」と向き合う勇気を与えてくれました。 トレーニングを進めていく中でもメンバーの「その人らしさ」から、たくさんのことを教えてもらっています。 みなさんと一緒に自分なりのアサーションを深めていけるとうれしいです。 経歴 出身:広島生まれ 修了課程:東京大学法学部卒業 東京大学教育学研究科 総合教育科学 専攻修士課程 修了 現在:東京大学学生相談ネットワーク本部 学生相談所 助教 資格:臨床心理士 実績 東京都学校教育相談研究会 夏季講座 東京都 母子自立支援員 アサーションの講義と演習 千葉市社会福祉研修センター「施設職員のためのアサーション・トレーニング ~職場における自己表現について~」 「法務教官対象 特定生活指導担当者研修」 メッセージ 今思えば、アサーションに出会うまでの私のコミュニケーションには「物事はこうあるべき」という思い込みに縛られていたり、自分の言動を相手がどんなふうに感じるだろうかとあれこれ想像しすぎて袋小路に入ったりするような窮屈さがありました。 アサーションとの出会いによって私は「思い込み」と「考えすぎ」から自由になり、これまでよりずっとオープンで気楽な人付き合いができるようになっただけでなく、自分自身の素朴な感情をそのまま大切にしてよいのだと改めて気づくことができました。 今、アサーションは私が生きていく上での大事な基盤です。 皆さんにもアサーションとの素敵な出会いがあればと願っております。 経歴 出身:東京都生まれ 修了課程:国際基督教大学教育学科(心理学専攻)卒業、国立身体障害者リハビリテーションセンター学院聴能言語専門職員養成課程 卒業、言語聴覚士として病院(リハビリテーション科)勤務を経て、 現在:県立広島大学保健福祉学部コミュニケーション障害学科教員 資格:言語聴覚士 実績 広島県作業療法士会研修会 県立広島大学助産学専攻科「周産期支援活動論」 広島市民病院看護職員研修 広島市要約筆記者研修 メッセージ アサーションを支えている基盤は、誰もが等しく持っている「基本的人権」なのだということを知って、とても気が軽くなり、勇気づけられました。 そして、思ったことや感じたことを、まずは気軽に言ってみよう、と思うようになりました。 日本国憲法にもあるように、「基本的人権」は「不断の努力」で保持するもの。 自分のまわりに「基本的人権」が実現するよう、毎日毎日の、人との小さなやりとりを大事にして、積み重ねていくことが大切だと感じています。 経歴 出身:大阪府 生まれ 修了課程:明治大学卒業。 マーケティング企画会社勤務を経て、平成10年に経営コンサルタントとして独立 現在:経営コンサルタントとして組織を支援するとともにキャリア・カウンセラーとして個人の支援に従事。 厚生労働省、経済産業省の施策の委員等も歴任。 資格:公認心理師、キャリア開発カウンセラー(JICD認定)、1級キャリアコンサルティング技能士(厚労省認定)、中小企業診断士(経産省登録)。 日本産業カウンセリング学会理事、日本キャリア開発研究センター( JICD )理事、ナラティブ実践協働研究センター(NPACC)スターティングメンバー。 実績 新会社設立に際しての組織開発支援 新規事業開発に際しての組織デザイン支援 BSC活用による組織活性化支援 管理職向けコミュニケーション研修講師 厚生労働省委託事業におけるキャリア開発支援 メッセージ 自分が自分らしくあることを大切にするとともに、自分と異なる他者の存在も大切にできるようになる方法を、アサーションは教えてくれます。 1人ひとりが健やかになれ、集団や組織が豊かに育つようなトレーニングを提供したいと考えています。 このお互いに人として大切にし合うコミュニケーションを可能とさせる ことの一つが人権意識と言えるでしょう。 昨今、パワハラやセクハラをはじめ様々なハラスメントが身近な問題として 論じられるようになり、人々の人権意識が徐々に高まりつつあるように みえます。 こうした動きはアサーションがこれまでになく語られ易い状況とも 言えそうです。 トレーニングの場がお互いに人として尊重し合う関係を築くことが 出来る契機になれるよう努力しています。 その後、平木先生のもとでアサーションを学びました。 今、私にとってアサーションは心理臨床の、そして、人生の中心に位置するものとなっています。 みなさんと一緒にアサーションを学べることを楽しみにしています。 経歴 出身:千葉県生まれ。 修了課程:上智大学総合人間科学部心理学科卒業、上智大学大学院総合人間科学研究科心理学専攻修了。 精神科病院やクリニックに常勤勤務をしながら、いくつかの機関で、個人のほか、夫婦やカップル、家族、親子のカウンセリングや心理療法を実施。 現在:浦和すずのきクリニック 常勤(外来、精神科デイケア)、すずのきグループリハビリテーションマネージャー、カウンセリングオフィス クローバーリーフ 資格:臨床心理士、公認心理師。 統合的心理療法研究所(IPI)研究科在籍。 実績 柏市社会福祉協議会「精神保健ボランティア養成講座」研修講師、「お互いを大切にするコミュニケーション ~『 アサーション 』について知ろう」 医療法人社団大壮会、ユーアイエメリー会 すずのきグループ医療スタッフ職員、患者向け「アサーション・トレーニング」およびコンサルテーション 久喜市自殺予防啓発事業「うつにならない心のつくり方」講演会講師 新座ケアマネージャーネットワーク「対人援助職のメンタルヘルス」研修講師 さいたま市桜区南部圏地域支援会議「精神疾患のあるご本人・ご家族との接し方」講演会講師 さいたま市保健所 統合失調症の家族教室「家族の接し方」講演会講師 有限会社 埼玉ライフサポートひいらぎの里「精神症状のある方への接し方」研修講師 メッセージ アサーションにはたくさんの考え方が含まれていますが、私が中でも一番大切に感じているのは「違いを間違いにしない」ことです。 相手と自分は違っているのが当たり前。 自分も、相手も間違っていなくて、それぞれがいつも、自分らしくあってよいということです。 違うことは困ることもありますが、お互いを理解しようやりとりを続けていくことは、ワクワクすることだし、人生を豊かにしてくれると思っています。

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アサーション・トレーニングとは?|言いづらい事を伝えても人間関係が良くなる方法

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アサーションのトレーニング。 自己主張タイプのテストを受けた体験談 アサーショントレーニングは、自己主張タイプを知るところから始まる アサーションとは 「アサーション」とは、コミュニケーションの大きな2つの軸である、『伝える力(発信する力)』『聞く力(受け取る力)』のバランスを整えながら対話をしていくコミュニケーション方法の一つです。 主張ばかりになると、「押しが強く傲慢な人」として受け取られます。 反対に主張が少ない場合は「何を考えているか分からない人」「自分を持たない人」と思われます。 このバランスを整え「自分も相手も大切に考えて表現する」対話を心がけるのが『アサーション』なのです。 参考: 関連記事: アサーションをトレーニングするには、自己主張のタイプを知る必要がある 筆者もを持っており、自己主張のバランスを保つことが苦手です。 主張するかしないかのになりがちです。 そのため、アサーションを学び改善していこうと考えました。 アサーショントレーニングのスタートは、まず「自己主張のタイプ」を知るところから始まります。 アサーションで考えられている自己主張タイプは以下の3種類です。 ・アグレッシブタイプ(攻撃的なタイプ。 自己主張が強い) ・ノン・アグレッシブタイプ(非主張タイプ。 自己主張が弱い) ・アサーティブタイプ(自己主張のバランスが取れた理想的なタイプ) この3種類のいずれかであることを確認し、それぞれのタイプに応じたトレーニングをするところから始まります。 参考: 参考: 今回は、筆者がこの自己主張タイプを知るテストを受けた体験についてお伝えします。 【アサーション】自己主張タイプのテストの流れ 1 アグレッシブタイプに関わる項目にチェックする まずはアグレッシブタイプに関わる質問を見て、項目にチェックをしていきます。 2 ノン・アグレッシブに関わる項目にチェックする 次に、ノン・アグレッシブに関わる質問に関して、該当している項目をチェックしていきました。 4 該当した項目の個数の差によってタイプが決まる 以上14問の項目にチェックしたのち、2つのタイプの質問に該当した項目数を比較していきます。 どちらかの項目への該当がが偏っていれば、傾向が特に強いと言えるでしょう。 筆者はアグレッシブタイプ2か所(7か所中)、ノン・アグレッシブタイプ4か所(7か所中)該当しましたので、『 ノン・アグレッシブタイプの傾向がある』ということになります。 参照: テストの結果を見てどう感じた? テストの結果を見て感じたことは、以下の通りです。 筆者はASDに加えての気質も強いです。 他人の感情に敏感なため、どうしても 「他者優先」で物事を考えやすい傾向を自覚しています。 また、子供のころにことで嫌がらせなど辛い経験をしてきたため、 『自己主張してはいけない』とどこかで気持ちを抑えてしまう傾向があることもあるでしょう。 そのため、本来の事実とは異なる可能性も考えられるのです。 もしかしたら実際には『押しの強い人』もしくは『バランスが取れている人』と感じている方もいるかもしれません。 ですから自分が受けるだけでなく、他の方にも「筆者について」テストを受けてもらうことでより正確な情報を知ることができるのではと感じました。 職場や私生活など、場面ごとに主張のバランスをコントロールしているからです。 ですから自己主張に問題がある場合、 環境を変えることで改善されるというケースもあるのではと考えました。 環境を変えることで、コミュニケーションも改善される可能性がある 環境を変えることで、 ・関わる人のタイプ ・対話する内容 これらの項目が変わる可能性があります。 よって自己主張できないことができるようになったり、そこまで強く主張する必要がないことに気づいたりする可能性が出てくるでしょう。 今の環境で自分の意見が通らないからこそ、むきになって主張が強くなってしまうことや、反対に諦めてしまうことはありませんか?そのような場合は、環境を変えることで改善され「アサーティブタイプ」のコミュニケーションが取れるようになるかもしれません。 環境を変える方法の一つに、『 』という言葉をこの機会に覚えておきましょう。 カスタマイズ就業とは障害を持つ方の個性や長所を活かし、「より自然体で」仕事に臨んでいく働き方です。 Saladでは、このような長所を活かすチャンスであるも取り扱っております。 『うまくコミュニケーションが取れない…』『もっと自分らしく働きたい!』など感じていたらまでご相談ください。 まとめ いかがでしたでしょうか。 今回はアサーションのトレーニングについて筆者の体験を紹介しました。 コミュニケーションは、相手のタイプによっても関わり方が変わる難しいやり取りです。 相手が押しの強い人たちばかりの中では、全く自己主張しない人が好まれるかもしれません。 反対に物を言えない人たちの中で主張が強い人がいれば、強いリーダーシップとして重宝されるかもしれません。 このような「 周囲の自己主張タイプとのバランスを測る」意味でも、アサーショントレーニングは効果的ではないでしょうか。 興味がありましたら、ぜひテストにトライしてみてください。 【筆者紹介】 Salad編集部員。 30代男性。 広汎性発達障害、ASD(自閉症スペクトラム)の診断を受けている。 職場では、周囲にはないポジションを見つけて受け持つことが多い。

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アサーションの意味や定義 Weblio辞書

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他者と上手にコミュニケーションをとっていくための考え方として看護師たちの間でも注目を集めてきました。 その理論と方法は、1950年代に行動療法と呼ばれる心理療法の中から生まれました。 アメリカは「自己主張がとても重要な国」という印象がありますが、当然、自己主張が苦手な人たちもいます。 自分の意見をズバズバ言える人たちがほとんどという社会の中で、自分の意見を表現できない人たちが受けるプレッシャーは、日本の比ではありません。 アサーションはアメリカで、そんな「自分の意見をうまく表現できない」人たちに対して、「考え方や言動を変えることで、自分の意見を言えるようにしていきましょう」というアプローチから生まれたのです。 みなさんの中に、「その人との関係が悪くなることを恐れてNoと言えない…」「カッとなると、相手を必要以上に責めすぎてしまう」「人と関わることに苦手意識がある」という悩みをお持ちの方はいませんか? 自分の気持ちや考えを過不足なくきちんと正しく他者に伝えることは、とても大切なことです。 オーバーにいえば、みなさんのように医療に従事する立場であれば、看護師やスタッフとのコミュニケーションのミスが患者さんの生命にさえ影響する、ということもあるのではないでしょうか? こうした他者との上手なコミュニケーションのために有効な方法の1つとして、アサーションがあるのです。 アサーションとは… 自分も相手も大切にしながら、自分の意見や考え、気持ちを率直に、正直に、 その場にふさわしい方法で表現すること。 攻撃的(アグレッシブ) 自分のことだけ考えて、他者を踏みにじるやり方 強がり、尊大、無頓着、他者否定的、操作的、自分本位、相手に指示、優越を誇る、支配的、一方的に主張する、責任転嫁「私はOK、あなたはOKでない」 非主張的(ノン・アサーティブ) 常に他者を優先して、自分のことを後回しにするやり方 引っ込み思案、卑屈、消極的、自己否定的、依存的、他人本位、相手任せ、承認を期待、服従的、黙る、弁解がましい、「私はOKでない、あなたはOK」 アサーティブ 自分のことをまず考えるが、他者をも配慮するやり方 正直、率直、積極的、自他尊重、自発的、自他調和、自他協力、自己選択で決める、歩み寄り、柔軟に対応する、自分の責任で行動「私もOK、あなたもOK」• 後味の悪さを感じる 後悔する 孤立する 周囲が従属的態度になる• 欲求不満が溜まる 被害妄想 無気力になる ストレスからの八つ当たり• 話し合うことができる 歩み寄ることができる 納得した結論を得られる 葛藤を恐れない この3つのタイプをみなさんの職場である病院に置き換えると次のようになります。 CASE あなたと同僚の医師が入院患者の回診をしようとしています。 あなたは、入院患者のAさん、Bさん両方の病状を知ったうえでBさんの診察を優先するべきだと思っていますが、 同僚の医師は順路どおりAさんから診察しようと言っています。 そんなとき、あなたはどんなアクションをとりますか? 攻撃的(アグレッシブ) Action あなたは自分の意見を通すために、大きな声で怒鳴って「Bさんを優先させるべきだ」と訴えます。 同僚の医師は、あなたの勢いに押されて本心から納得できたわけではないですが「じゃあ、Bさんの治療を優先させよう」とあなたの意見を通してくれました。 Effect 自分の意見が通ったので、あなたは満足しますが、怒鳴ったことでその場の雰囲気が悪くなり、周りにいた看護師にもバツが悪くなってしまいます。 同僚の医師は侮辱された感じがして、不愉快な気持ちになっています。 非主張的(ノン・アサーティブ) Action 「Bさんを優先した方がいいのに…」と思いながらも相手には何も言わず、相手の意見に従います。 Effect あなたは、内心では納得できず、意見を飲み込んでしまったこと、そしてBさんに十分なことをできなかったことを後悔して、自分への自信をますます失います。 また、同僚の医師は、あなたがそんな思いをしていること以前に、反対意見を持っていたことにも気づきません。 アサーティブ Action 同僚の医師に、「Bさんを優先させるべきだと思っている」という自分の考えを、ていねいにはっきりと伝えます。 同僚の医師はあなたの考え方を理解した上で、自分がどうして順路通りに回診すべきと考えているか話してくれたので、双方納得する回答を導くことができました。 Effect あなたは、同僚の医師と意見交換をしたうえで納得できる行動を決定できたことに満足し、自分への自信を高めます。 同僚の医師は、あなたのことを、共に意見を交換し合うことができる同僚として信頼を深めます。 その大きな理由の一つには、「自分の気持ちを把握できていない」ことがあげられます。 人は、自分の言いたいことが自分ではっきりわからないときには、アサーティブになることはできません。 自分の気持ちが不明瞭なのですから、表現できないのは当然です。 ならば、常に自分の考えをはっきりさせておけばよいかといえば、実はそれ以前の根深い問題があります。 それは、「これまで、自分の気持ちに目を向けて、自分の気持ちときちんと向き合ってきたか」ということです。 対話の中で、「結局あなたは何が言いたいの?」となってしまうことが多い人は、もしかしたら、自分の気持ちにきちんと目を向けてこなかったのかもしれません。 アサーションのポイント 自分も相手も大切にしますが、自分を後回しにはしません。 「自分が今何を感じ、何を思っているのだろうか」ということをわからなければ、自分を表現することも、自分の気持ちを大切にすることもできません。 では、なぜ自分の気持ちにまっすぐに目を向けることができないのでしょうか? その原因のひとつに、これまで育ってきた周囲の影響があげられます。 たとえば幼少期。 玩具の取り合いになったとき、「貸してあげなきゃだめでしょう」とばかり言われていると、「自分がなぜ貸したくないのか」ということを表現する機会がなくなります。 自分の気持ちを抑えるために、自分の気持ちに鈍感になるのです。 「うざい」という若者言葉がありますが、すべてを「うざい」で片付けてしまう若者たちは、「なんでうざいのか?」という気持ちに目を向けきれていないのかもしれません。 自分がどうしたいかわからなくなったときこそ、一歩立ち止まって自分の気持ちに目をむけてみましょう。 まずは自分の気持ちに目を向けることからアサーションは始まります。 2時限目では、自己表現する権利(=アサーション権)についてお話しします。 この記事を読んでる人は、こんな記事も読んでいます.

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