大学入試改革 英語。 【英語4技能】2020年教育改革で「英語」はこう変わる!現在の小・中学生が知っておきたいポイントを整理 — SAPIX中学部 公式サイト

忘れちゃいけない大学入試改革の議論。英語の民間試験に批判的な委員も検討会議に復帰。今後の行方は?

大学入試改革 英語

2021年度入試に向けて本当に動き出すタイミングになりました。 今日は、現状の入試改革がどのように進んでいるかをまとめます。 2020年度入試が終わりました。 そして、政治にさんざん振り回された学年の入試が始まろうとしています。 2021年度入試改革も、それが改革なのかはどうかはともかく、もう次の入試で行われるわけです。 というわけで、このブログでもさんざん追っかけてきたテーマですが、変わりすぎるために、昔の記事が意味のないものになっていることもあると思います。 というわけで、今日は、2021年度が現状どんな感じで進もうとしているのかをまとめておきたいと思います。 2021年3月時点でのまとめです。 センター試験から共通テストへ まず、一番大きいのは、センター試験が共通テストになることです。 結果的には名称が変わるぐらいで大きな変更はありません。 というか変わることは後でまとめます。 その前に、そもそも大学入試自体がはじめての人にとっては、これがどんな役割なのかをまとめておきましょう。 国公立大学では、この共通テストと各大学で課す2次試験の合算で決まる。 5教科7科目であることが多いが、大学や学部によって異なる。 配点も各大学で決める。 私立大学では、各大学が独自で問題を作る「一般入試」と「共通テスト利用入試」に分かれる。 後者については、「共通テストのみで判定」「大学の独自試験と合算」などさまざまなパターンがある。 また、科目数や実施するかどうかなどは大学や学部で異なる。 ただし、大学や学部が自由に配点を変更する。 傾斜配点などと呼ばれる。 7科目900点満点、あるいは3科目500点満点で説明することが多いはず。 こんな感じ。 今や、共通テストは、国公立志望者だけでなく、私大の共通テスト利用入試もあるので、ほとんどの生徒が受けることになるでしょう。 後述しますが、指定校でも「合否には関係ないけど共通テストは受けて成績送ってね」というような大学も一定数出るでしょうから、受験するつもりでいた方がいいですね。 では、続いて、センター試験から共通テストへの変更点を中心にまとめます。 ご存じの通り、記述の導入は見送られました。 したがって、今まで通り、オールマークとなります。 国語については従来の80分200点分に加えて、記述20分、点数は段階で示すということだったので、この部分がカット。 したがって、時間や点数は従来とまったく同じになります。 数学はもともと100点の中に記述が含まれていましたので、これが全てマークになるわけです。 外部検定は導入せず… 共通テストのもうひとつの目玉は、外部検定を義務化することでした。 これもご存じの通り、見送り。 これは完全にカットです。 じゃあ、外部検定の準備はいらないかっていうのは別の話です。 とりあえず、共通テストとしては外部検定はいらなくなりました。 変更点は、平均点が下がる可能性と、数学の試験時間、英語の配点と問題変更 というわけで、変更点は次の通り。 平均点が50%狙いに。 試行調査終了後の評価では、明らかに50%を狙っている文言になっている。 ただし、最新のものでは、何点を狙っているか発表する予定がないとのことで、こればかりはわからない。 当初、記述が入ることで時間が10分延長され、記述の導入が見送られたがそのまま時間は70分に。 記述がマークになっても、問題傾向は変わらないから…と見るのが無難かも。 英語の配点がリーディング200点、リスニング50点から、リーディング100点、リスニング100点に。 ただし、傾斜配点が起こるので、実際にそうなるわけではない。 東大がリスニングを採用するなど、明らかに変化している。 平均点の問題にも絡むがリスニングはB1レベルが混じり、1回読みになるなどの難易度の変化もある。 英語のリーディングの第一問第二問にあたる発音、アクセントなどの部分がカット。 問題傾向は試行調査で確認する必要あり。 というようなことになります。 準備としては、おそらくセンター試験の過去問題を使うしかなくなってくるし、最近のセンターもだいぶ傾向が変わってきているので、「過去問題は意味が無い」ということはないと思います。 というか、やるべきです。 でも、以上のような傾向の変化を知っていないと、当然いけませんよね?模擬試験をはじめ、いくつかの対策問題集は出てくると思いますが、例年過去30年分ぐらいの赤本があることを考えると、センター試験の過去問題を、何が変わるか意識しながらやる…というしか手段はないと思います。 どの入試形態でも主体性・思考力・知識技能の学力の3要素が問われる さて、もうひとつの大きな変化は、どの入試形態でも、「主体性」「思考力・表現力」「知識・技能」の学力の3要素を全部問うと決まったことです。 そうなると、• 指定校推薦みたいなものでも、学力試験が必須になって落とされるの?• 一般入試で、推薦みたいな志望理由書とか面接が課されるの? みたいな疑問が出て来ますよね? というようなことは、当然、各大学が決めることではあるんですが、全体的なことを書いておきたいと思います。 推薦入試は、学校推薦型選抜と総合型選抜に…指定校で学力試験が課されて落とされるの? まず、推薦入試の方ですね。 来年から、学校推薦型選抜と総合型選抜という名称に統一されていきます。 複雑なのは、まだはっきりとはわかりませんが、• 学校推薦型=指定校、公募• 総合型=AO、自己推薦など という区分けでありそうなことで、今までは、「指定校」と「AO・公募・自己推薦」という雰囲気だったわけですから、ちょっと混乱しそうですね。 いくら名称が変わっても、「指定校」と「公募」はまったく意味の違う入試ですから、これがひとまとめに「学校推薦型」という名前になると、いろいろ誤解が生まれそうな気がして、ちょっと面倒くさいですね。 おそらく、ですが、「指定校」と「公募」は、はっきりと意味の違う入試ですので、まずここは同じ「学校推薦型」でも、混同しないようにしましょう。 「指定校」はほぼ受かる入試、「公募」は落ちることが普通に起こる入試です。 ここでは「指定校」について考えます。 学力の3要素が問われるということは、指定校にも学力試験が問われるのか、そして、そのことで落ちることが普通に起こるのか、ということです。 まず、一つ目ですが、学力試験はおそらく課されません。 というのは、学力試験とは、「面接・小論文・英語外部検定」などを含むからです。 つまり、今までとまったく同じで乗り切れます。 たとえば、「共通テスト受けてね。 でも、合否には関係ないよ」というのでもセーフだと思われます。 つまり、変える必要がないんですね。 次に落ちるかどうかですが、これは、「指定校」という原理から考えれば、落ちることはないでしょう。 そうなれば、「指定校」ではないからです。 落ちるとなれば、応募は減ります。 応募が減れば、確保できる入学者が減ります。 それは「指定校」ではありません。 今だって、全員が受かるわけではありません。 中には学力試験を課しているところもあります。 一応、落ちる可能性はあるし、失礼な受験生がいれば落とさざるを得ません。 でも、それは大学としても高校としてもあってはならない事態なんですね。 学力試験を課すという名目の中で、共通テストを義務づけたり、英語外部検定を条件としたりする大学は増えていくでしょう。 でも、指定校である以上、そう簡単には落とせない。 そういう意味では、「公募」とは決定的に違う入試であることは、これからも一緒のはずです。 一般入試で、「主体性」を問うって?ポートフォリオって必要? 一方で、一般入試に主体性を問うのか、と言われると、これもNOです。 それでいいのか?という理屈はよくわかりませんが、多くの私大が「出願時に提出を義務づけるが、合否判定には用いない」ということで逃げています。 なので、結局、何も使わない可能性が高い。 当初は、調査書の評定平均などを使うんじゃないかと邪推していましたが、何もしない大学がほとんどのようです。 ただ、国公立大のいくつかは、得点化すると発表しています。 このあたりはしっかり調べて対応する必要があります。 e-Portfolioについてですが、前から書いていますが、動いてはいますが、義務づけにはもともとなっていません。 使いようがないんです。 だから気にしなくて大丈夫。 ただし、総合型選抜、学校推薦型(従来の公募推薦)の定員比率は増えていきますし、その中では大学独自の書式ではありますが、必ず志望理由書とか面接とか小論文の形でポートフォリオで実践してきたことが生きますので、やらなくていいかというのは別。 つまり、ポートフォリオを使う大学はほとんどないけれど、ポートフォリオを書く中で、自分の高校生活の中での取り組みの見直しが起こるとすればそれは大学入試でかなり生きてくるはずです。 まとめると、e-portfolioはやらなくていいけど、大学で生きる課題研究とか自主学習とかボランティアとか主体的な学びは、どんどん重要になって大学入試、特に総合型選抜で大きな価値を持つんだよ、ということです。 ちなみに、調査書のデジタル化が目指されていますから、もし、本当にそうなるなら、そのあたりから、一般選抜でも使われる可能性は出てくるでしょう。 ただし、調査書が、ですが。 e-Portfolioはなかったことになっていくんじゃないでしょうか…。 私大入試改革は、大きく前進?!変わる私大入試 さて、もうひとつ、あまり書かれていないのが、私大入試の大きな変革です。 さっき、学力の3要素が一般選抜でも問われると書きましたが、私大は結構大きな変革をうっているところがあるんですね。 英語外部検定の重要性 まず、ここ数年、どんどん拡大している英語外部検定を利用した入試です。 定員を分けたり、受験資格にしたり、満点換算したり、加点したり、チャンスを増やしたり、やっていることはさまざまですが、誤解を恐れず言えば、英語外部検定をやっていた方が有利になる時代が来ているといって過言ではありません。 中止になったのは、共通テストの英語外部検定、成績提供システムだけです。 今までも、つまり2020年度入試までも、外部検定を利用したさまざまな入試があるわけで、別に成績提供システムなんかなくても、入試は動いているんです。 なので、この準備は必要。 特に総合型選抜、学校推薦型選抜の、難関大学ではかなり大きな意味を持ちますので、しっかり取り組む必要があります。 一般選抜でも、多くの私大で、一定の成績を持っている人を優遇する入試を設定していますから、取り組む必要があります。 大きな変更がある大学 外部検定以外でも大きな変更があるのは以下の大学。 早稲田政経。 共通テストで数学を含めた科目+独自試験(英語系と現代文・社会系)• 「共通テスト利用」(新設)「TEAP入試」+一般選抜=共通テスト+独自入試(論述型)• 青山学院、一般選抜=共通テスト+独自試験• 立教、英語の独自試験を廃止し、外部検定or共通テスト英語+国語、社会などの独自試験。 日程を並列にして、自由に選べる形に。 早稲田商。 数学利用、歴史利用、外部検定型で定員を分ける こんな感じ。 変わらない大学 逆に多くの大学はとりあえず様子見です。 慶応とか明治とか理科大とかです。 とはいえ、さまざまな入試のマイナーチェンジはしていますから、しっかり確認してくださいね。 次の変更は、「新課程入試」 さて、とりあえず2021年度の入試についてまとめました。 しかし、今の先送り状況は、すべて、「新課程入試」を見据えて先送られていることを忘れずに。 つまり、新中3学年以降、また大きく変わることが予想されます。 仮に変わらないとしても、「新課程」ですから、入試科目、正確にいえば科目名称や範囲が変わるわけですね。 そこをターゲットに、• 調査書のデジタル化• 外部検定の成績提供システム• 記述問題をどうするか などが、目指されたり、先送られたりしているわけです。 現状からすれば、「結局やらないんじゃないの?」ということかもしれませんが、少子化の状況の中で、各大学は、• いい入学者がほしい。 ということは英語はできないと困る。 ということは大学でやりたいことが明確な人がいい。 少子化と定員厳格化の中で、そういう受験生を他の大学より早く確保したい。 ということは、指定校ふくめて、総合型とかで確保したい。 といっても、学力のないやつはほしくない。 だから、学力試験は課したい。 みたいなせめぎ合いをしているわけです。 ちょうど、いろいろなものが見送りになりながら、私大は外部検定含めて、結構変えてきているように。 そして、よく見れば、そもそもこれは国立大学の定員確保から始まっています。 だから、共通テスト記述問題や外部検定成績提供システムやポートフォリオなんかが全部頓挫しても、大学入試は少しずつはっきりと変わっていくことは間違いないと思います。 もちろん、ただ厳しくなるわけではなく、全体としては少子化ですから、大学入試自体が簡単になる中で、実際にどういう生徒がほしいかというのを、しっかり見ようという動きの中でこれが実現していくと思います。 人が少なくなれば、しっかり見れるということ。 だからといって大学受験がただ難しくなるわけではないということですね。 というわけでまだまだ不透明ですが、まとめてみました。 manebi.

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課題多い英語の大学入試改革 :日本経済新聞

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89年にダイヤモンド社に入社、週刊ダイヤモンド記者に。 証券・損保・ノンバンク、自動車、マクロ経済・マーケットを担当。 10年より副編集長。 現任のマクロ経済・マーケット担当は通算20年を超える。 リーマンショック時は、欧米金融機関の損失発生の構造分析に注力。 主な担当特集は「倒産危険度ランキング」、「この会社の正しい株価」など。 趣味はスポーツ観戦。 日本証券アナリスト協会検定会員、国際公認投資アナリスト• AO・推薦入試必勝法&21年入試研究 大学入学者の半分がAO・推薦入試を利用する時代に突入した。 問われるのは、一発勝負に向けた詰め込み学習力ではない、個性や秀でた能力だ。 到来した大学入試における「大推薦時代」。 この特集では、関東の人気私立大学群の「MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)」、関西の人気私立大学群の「関関同立(関西・関西学院・同志社・立命館)」をはじめ、難関大学のAO・推薦入試を徹底研究。 合格への大研究。 「狙い目の大学」から「受かる志望理由書の書き方」まで大公開。 さらに、迷走する大学入試改革の行く末についてもレポートする。 入試改革の迷走は、萩生田光一・文部科学大臣の「身の丈に合わせて」発言から始まった 写真:つのだよしお/アフロ 改革の目玉として、1990年から続いた大学入試センター試験(以下、センター試験)は今年で終了し、来年からは共通テストが始まる予定だった。 その共通テストの二つの柱が英語4技能評価における民間試験採用と、国語と数学における記述式の問題の導入だった。 二つの柱以外では、出題形式などに変更はあるものの(特集参照)、教科数、科目数などの枠組みは変わらない。 従来のセンター試験の英語は「読む、聞く」能力を測るテスト。 共通テストでも、センター試験同様、読む、聞く能力を測る英語のテストは実施されるが、それに加えて、「書く、話す」能力を測るために、4技能を測定する民間試験の採用が決定されていたのだ。 民間試験を、高校3年生の4月から12月の間に2回受験し、その成績が大学入試センターに送られる。 3回以上受験することができるが、最初の2回分しか成績として採用されない。 これが、民間試験の実施要項だった。 共通テストに採用予定だった英語の民間試験は、英検、TOEFL、GTEC、ILETSなど複数ある。 それぞれ実施回数、受験料、会場数などが大きく違う。 実施回数は2~3回から二十数回、受験料は5、6千円から2万5000円前後、会場数も40前後から400程度といった具合にばらつきが大きい。 大都市圏の受験生は、採用された民間試験を居住地域の近くで受けることができるが、地方の受験生は試験によっては少なからぬ距離の移動を強いられる。 実施回数が少ない試験の場合、学校行事や部活動の都合で受験できないこともあり得る。 また、受験料が高ければ経済的な理由で受けることを断念するケースも出てくるだろう。 そうした地域格差、経済格差に対して、萩生田大臣は「身の丈に合わせて」と発言したのだが、格差を是認するのかとの批判が相次いだ。 改めて格差が問題視されたことで、結局11月1日に英語4技能評価のための民間試験採用が見送られることになった。

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ここが問題! 大学入試改革における国語と英語|緊急特集! 入試改革|鳥飼 玖美子|webちくま

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2021年度入試に向けて本当に動き出すタイミングになりました。 今日は、現状の入試改革がどのように進んでいるかをまとめます。 2020年度入試が終わりました。 そして、政治にさんざん振り回された学年の入試が始まろうとしています。 2021年度入試改革も、それが改革なのかはどうかはともかく、もう次の入試で行われるわけです。 というわけで、このブログでもさんざん追っかけてきたテーマですが、変わりすぎるために、昔の記事が意味のないものになっていることもあると思います。 というわけで、今日は、2021年度が現状どんな感じで進もうとしているのかをまとめておきたいと思います。 2021年3月時点でのまとめです。 センター試験から共通テストへ まず、一番大きいのは、センター試験が共通テストになることです。 結果的には名称が変わるぐらいで大きな変更はありません。 というか変わることは後でまとめます。 その前に、そもそも大学入試自体がはじめての人にとっては、これがどんな役割なのかをまとめておきましょう。 国公立大学では、この共通テストと各大学で課す2次試験の合算で決まる。 5教科7科目であることが多いが、大学や学部によって異なる。 配点も各大学で決める。 私立大学では、各大学が独自で問題を作る「一般入試」と「共通テスト利用入試」に分かれる。 後者については、「共通テストのみで判定」「大学の独自試験と合算」などさまざまなパターンがある。 また、科目数や実施するかどうかなどは大学や学部で異なる。 ただし、大学や学部が自由に配点を変更する。 傾斜配点などと呼ばれる。 7科目900点満点、あるいは3科目500点満点で説明することが多いはず。 こんな感じ。 今や、共通テストは、国公立志望者だけでなく、私大の共通テスト利用入試もあるので、ほとんどの生徒が受けることになるでしょう。 後述しますが、指定校でも「合否には関係ないけど共通テストは受けて成績送ってね」というような大学も一定数出るでしょうから、受験するつもりでいた方がいいですね。 では、続いて、センター試験から共通テストへの変更点を中心にまとめます。 ご存じの通り、記述の導入は見送られました。 したがって、今まで通り、オールマークとなります。 国語については従来の80分200点分に加えて、記述20分、点数は段階で示すということだったので、この部分がカット。 したがって、時間や点数は従来とまったく同じになります。 数学はもともと100点の中に記述が含まれていましたので、これが全てマークになるわけです。 外部検定は導入せず… 共通テストのもうひとつの目玉は、外部検定を義務化することでした。 これもご存じの通り、見送り。 これは完全にカットです。 じゃあ、外部検定の準備はいらないかっていうのは別の話です。 とりあえず、共通テストとしては外部検定はいらなくなりました。 変更点は、平均点が下がる可能性と、数学の試験時間、英語の配点と問題変更 というわけで、変更点は次の通り。 平均点が50%狙いに。 試行調査終了後の評価では、明らかに50%を狙っている文言になっている。 ただし、最新のものでは、何点を狙っているか発表する予定がないとのことで、こればかりはわからない。 当初、記述が入ることで時間が10分延長され、記述の導入が見送られたがそのまま時間は70分に。 記述がマークになっても、問題傾向は変わらないから…と見るのが無難かも。 英語の配点がリーディング200点、リスニング50点から、リーディング100点、リスニング100点に。 ただし、傾斜配点が起こるので、実際にそうなるわけではない。 東大がリスニングを採用するなど、明らかに変化している。 平均点の問題にも絡むがリスニングはB1レベルが混じり、1回読みになるなどの難易度の変化もある。 英語のリーディングの第一問第二問にあたる発音、アクセントなどの部分がカット。 問題傾向は試行調査で確認する必要あり。 というようなことになります。 準備としては、おそらくセンター試験の過去問題を使うしかなくなってくるし、最近のセンターもだいぶ傾向が変わってきているので、「過去問題は意味が無い」ということはないと思います。 というか、やるべきです。 でも、以上のような傾向の変化を知っていないと、当然いけませんよね?模擬試験をはじめ、いくつかの対策問題集は出てくると思いますが、例年過去30年分ぐらいの赤本があることを考えると、センター試験の過去問題を、何が変わるか意識しながらやる…というしか手段はないと思います。 どの入試形態でも主体性・思考力・知識技能の学力の3要素が問われる さて、もうひとつの大きな変化は、どの入試形態でも、「主体性」「思考力・表現力」「知識・技能」の学力の3要素を全部問うと決まったことです。 そうなると、• 指定校推薦みたいなものでも、学力試験が必須になって落とされるの?• 一般入試で、推薦みたいな志望理由書とか面接が課されるの? みたいな疑問が出て来ますよね? というようなことは、当然、各大学が決めることではあるんですが、全体的なことを書いておきたいと思います。 推薦入試は、学校推薦型選抜と総合型選抜に…指定校で学力試験が課されて落とされるの? まず、推薦入試の方ですね。 来年から、学校推薦型選抜と総合型選抜という名称に統一されていきます。 複雑なのは、まだはっきりとはわかりませんが、• 学校推薦型=指定校、公募• 総合型=AO、自己推薦など という区分けでありそうなことで、今までは、「指定校」と「AO・公募・自己推薦」という雰囲気だったわけですから、ちょっと混乱しそうですね。 いくら名称が変わっても、「指定校」と「公募」はまったく意味の違う入試ですから、これがひとまとめに「学校推薦型」という名前になると、いろいろ誤解が生まれそうな気がして、ちょっと面倒くさいですね。 おそらく、ですが、「指定校」と「公募」は、はっきりと意味の違う入試ですので、まずここは同じ「学校推薦型」でも、混同しないようにしましょう。 「指定校」はほぼ受かる入試、「公募」は落ちることが普通に起こる入試です。 ここでは「指定校」について考えます。 学力の3要素が問われるということは、指定校にも学力試験が問われるのか、そして、そのことで落ちることが普通に起こるのか、ということです。 まず、一つ目ですが、学力試験はおそらく課されません。 というのは、学力試験とは、「面接・小論文・英語外部検定」などを含むからです。 つまり、今までとまったく同じで乗り切れます。 たとえば、「共通テスト受けてね。 でも、合否には関係ないよ」というのでもセーフだと思われます。 つまり、変える必要がないんですね。 次に落ちるかどうかですが、これは、「指定校」という原理から考えれば、落ちることはないでしょう。 そうなれば、「指定校」ではないからです。 落ちるとなれば、応募は減ります。 応募が減れば、確保できる入学者が減ります。 それは「指定校」ではありません。 今だって、全員が受かるわけではありません。 中には学力試験を課しているところもあります。 一応、落ちる可能性はあるし、失礼な受験生がいれば落とさざるを得ません。 でも、それは大学としても高校としてもあってはならない事態なんですね。 学力試験を課すという名目の中で、共通テストを義務づけたり、英語外部検定を条件としたりする大学は増えていくでしょう。 でも、指定校である以上、そう簡単には落とせない。 そういう意味では、「公募」とは決定的に違う入試であることは、これからも一緒のはずです。 一般入試で、「主体性」を問うって?ポートフォリオって必要? 一方で、一般入試に主体性を問うのか、と言われると、これもNOです。 それでいいのか?という理屈はよくわかりませんが、多くの私大が「出願時に提出を義務づけるが、合否判定には用いない」ということで逃げています。 なので、結局、何も使わない可能性が高い。 当初は、調査書の評定平均などを使うんじゃないかと邪推していましたが、何もしない大学がほとんどのようです。 ただ、国公立大のいくつかは、得点化すると発表しています。 このあたりはしっかり調べて対応する必要があります。 e-Portfolioについてですが、前から書いていますが、動いてはいますが、義務づけにはもともとなっていません。 使いようがないんです。 だから気にしなくて大丈夫。 ただし、総合型選抜、学校推薦型(従来の公募推薦)の定員比率は増えていきますし、その中では大学独自の書式ではありますが、必ず志望理由書とか面接とか小論文の形でポートフォリオで実践してきたことが生きますので、やらなくていいかというのは別。 つまり、ポートフォリオを使う大学はほとんどないけれど、ポートフォリオを書く中で、自分の高校生活の中での取り組みの見直しが起こるとすればそれは大学入試でかなり生きてくるはずです。 まとめると、e-portfolioはやらなくていいけど、大学で生きる課題研究とか自主学習とかボランティアとか主体的な学びは、どんどん重要になって大学入試、特に総合型選抜で大きな価値を持つんだよ、ということです。 ちなみに、調査書のデジタル化が目指されていますから、もし、本当にそうなるなら、そのあたりから、一般選抜でも使われる可能性は出てくるでしょう。 ただし、調査書が、ですが。 e-Portfolioはなかったことになっていくんじゃないでしょうか…。 私大入試改革は、大きく前進?!変わる私大入試 さて、もうひとつ、あまり書かれていないのが、私大入試の大きな変革です。 さっき、学力の3要素が一般選抜でも問われると書きましたが、私大は結構大きな変革をうっているところがあるんですね。 英語外部検定の重要性 まず、ここ数年、どんどん拡大している英語外部検定を利用した入試です。 定員を分けたり、受験資格にしたり、満点換算したり、加点したり、チャンスを増やしたり、やっていることはさまざまですが、誤解を恐れず言えば、英語外部検定をやっていた方が有利になる時代が来ているといって過言ではありません。 中止になったのは、共通テストの英語外部検定、成績提供システムだけです。 今までも、つまり2020年度入試までも、外部検定を利用したさまざまな入試があるわけで、別に成績提供システムなんかなくても、入試は動いているんです。 なので、この準備は必要。 特に総合型選抜、学校推薦型選抜の、難関大学ではかなり大きな意味を持ちますので、しっかり取り組む必要があります。 一般選抜でも、多くの私大で、一定の成績を持っている人を優遇する入試を設定していますから、取り組む必要があります。 大きな変更がある大学 外部検定以外でも大きな変更があるのは以下の大学。 早稲田政経。 共通テストで数学を含めた科目+独自試験(英語系と現代文・社会系)• 「共通テスト利用」(新設)「TEAP入試」+一般選抜=共通テスト+独自入試(論述型)• 青山学院、一般選抜=共通テスト+独自試験• 立教、英語の独自試験を廃止し、外部検定or共通テスト英語+国語、社会などの独自試験。 日程を並列にして、自由に選べる形に。 早稲田商。 数学利用、歴史利用、外部検定型で定員を分ける こんな感じ。 変わらない大学 逆に多くの大学はとりあえず様子見です。 慶応とか明治とか理科大とかです。 とはいえ、さまざまな入試のマイナーチェンジはしていますから、しっかり確認してくださいね。 次の変更は、「新課程入試」 さて、とりあえず2021年度の入試についてまとめました。 しかし、今の先送り状況は、すべて、「新課程入試」を見据えて先送られていることを忘れずに。 つまり、新中3学年以降、また大きく変わることが予想されます。 仮に変わらないとしても、「新課程」ですから、入試科目、正確にいえば科目名称や範囲が変わるわけですね。 そこをターゲットに、• 調査書のデジタル化• 外部検定の成績提供システム• 記述問題をどうするか などが、目指されたり、先送られたりしているわけです。 現状からすれば、「結局やらないんじゃないの?」ということかもしれませんが、少子化の状況の中で、各大学は、• いい入学者がほしい。 ということは英語はできないと困る。 ということは大学でやりたいことが明確な人がいい。 少子化と定員厳格化の中で、そういう受験生を他の大学より早く確保したい。 ということは、指定校ふくめて、総合型とかで確保したい。 といっても、学力のないやつはほしくない。 だから、学力試験は課したい。 みたいなせめぎ合いをしているわけです。 ちょうど、いろいろなものが見送りになりながら、私大は外部検定含めて、結構変えてきているように。 そして、よく見れば、そもそもこれは国立大学の定員確保から始まっています。 だから、共通テスト記述問題や外部検定成績提供システムやポートフォリオなんかが全部頓挫しても、大学入試は少しずつはっきりと変わっていくことは間違いないと思います。 もちろん、ただ厳しくなるわけではなく、全体としては少子化ですから、大学入試自体が簡単になる中で、実際にどういう生徒がほしいかというのを、しっかり見ようという動きの中でこれが実現していくと思います。 人が少なくなれば、しっかり見れるということ。 だからといって大学受験がただ難しくなるわけではないということですね。 というわけでまだまだ不透明ですが、まとめてみました。 manebi.

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