急性 骨髄 性 白血病 原因 ストレス。 スポーツ選手に白血病患者が多い訳

白血病の原因はなに?|白血病大事典

急性 骨髄 性 白血病 原因 ストレス

慢性骨髄性白血病とは 慢性骨髄性白血病(CML)は、ゆっくり進行する血液のがんの一種で、血液の基となる細胞を作る造血幹細胞に異常が起こり、がん化した血液細胞が増殖することによって起こる病気です。 フィラデルフィア(Philadelphia:Ph)染色体という特異な染色体異常を持ちます。 フィラデルフィア(Philadelphia:Ph)…対内のすべての細胞には、細胞の形や活動を決定するDNA(遺伝物質)が含まれており、DNAは染色体の中にあります。 慢性骨髄性白血病の場合、9番染色体と22番染色体が組み替わり、これをフィラデルフィア染色体と呼びます。 この結果、骨髄中ではチロシンキナーゼと呼ばれる酵素の働きが活発になり、白血球となる幹細胞が過度につくられます。 そのため、慢性骨髄性白血病の方ではこのフィラデルフィア染色体に異常があるかどうかが、診断の基準にもなります。 血液中には赤血球、白血球、血小板などの血液細胞があり、それらは骨の中にある骨髄で血液細胞のもととなる造血幹細胞から増殖しながら分化(未熟な細胞が成熟した細胞になること)してつくられます。 造血幹細胞は、骨髄系幹細胞をリンパ系幹細胞に分かれ、前者から赤血球、血小板、各種の顆粒球や単球が産生され、後者からBリンパ球、Tリンパ球、NK細胞などのリンパ球が産生されます。 赤血球は全身の組織に酵素を運び、白血球は病原体とたたかい、血小板は血液を固めて出血を止める働きをします。 白血病は、こういった血液をつくる機構に異常が生じ、白血球ががん化した細胞(白血病細胞)となって無制限に増殖することで起こります。 白血病細胞が骨髄に蓄積して正常な血液をつくる作用を妨げ、また血液中に出て行って脾臓や肝臓などに進入し、さまざまな症状を起こします。 白血病は、急速に進行する急性白血病と、ゆっくり進行する慢性白血病に大きく二分され、さらにそれぞれ骨髄系細胞から発生する骨髄性白血病と、リンパ球系細胞から発生するリンパ性白血病に分けられます。 急性白血病 急性骨髄性白血病(Acute Myeloid Leukemia:AML) 急性リンパ性白血病(Acute Lymphoblastic Leukemia:ALL) 慢性白血病 慢性骨髄性白血病(Chronic Myeloid Leukemia:CML) 慢性リンパ性白血病(Chronic Lymphoblastic Leukemia:CLL) 急性白血病と異なり、初診時に貧血症状、感染症、出血傾向を合併することもまれです。 発見された時期により差がありますが、病気の進行とともに血液中の白血球数と血小板数はふえていきます。 そして、骨髄の中が白血病細胞でいっぱいになり、赤血球が圧迫されて減少するため、次第に貧血状態になります。 また、白血球数が増加するに従って、全身の顕著な倦怠感(だるさ)や無気力、夜間の寝汗、体重減少が見られます。 また白血球が増えると脾臓が腫大することによる腹部の膨満感や左腹部の痛みなどの症状が現れます。 慢性骨髄性白血病が原爆被爆により増えたことはわかっていますが、発症する原因は、まだ十分に解明されていないです。 やや男性に多く、わが国における発症頻度は10万人に1~2人と比較的まれで、成人における白血病全体の約20%を占めます。 現在、慢性骨髄性白血病の治療として、チロシンキナーゼ阻害薬のイマチニブが第一選択として用いられ、慢性骨髄性白血病の治療法が近年劇的に変わってきました。 白血病の症状 慢性骨髄性白血病では、初期の段階での自覚症状はありません。 その理由は、慢性骨髄性白血病は進行が遅く、過剰につくられた血液細胞でも、ほぼ正常と同等の働きをすることができることが挙げられます。 そのため、多くの場合は、健康診断などで白血球数の増加を指摘されるなど、偶然見つかることになります。 しかし、ある程度進行すると、白血球や血小板が増加し、貧血や全身の倦怠感、無気力になるなどの自覚症状がみられるようになります。 さらに、夜間に多くの寝汗をかいたり、体重の減少に気づくようになります。 一般的な「病気」は、急性期から慢性期へ移行することが多いのですが、白血病の場合は少し違います。 基本的には、初期の頃の状態、ゆっくりと 病気が進行する時期を「慢性期」とよびます。 ここから特に合併症などが無い場合には、数年後に「移行期」と呼ばれる時期になり、さらに数年後に「急性期」へと移行します。 中には、移行期を経ずに、慢性期から急性期へ移行することもあります。 症状が少なく、ゆっくりと進行する慢性期から、急激に症状が悪化する急性期へと移行してしまうのです。 白血病の原因 白血病には、慢性骨髄性白血病、急性前骨髄性白血病、成人T細胞白血病・リンパ腫などがありますが、それぞれの病気の原因が違います。 慢性骨髄性白血病の原因は、幹細胞の遺伝子異常によるものとされています。 人には、22対の常染色体と、1対の性染色体がありますが、常染色体の中でも、9番目の染色体上にあるbcr遺伝子と、22番染色体上にあるabl遺伝子の転座(遺伝子が入れ替わってしまうこと)によって「フィラデルフィア染色体」が生じます。 このフィラデルフィア染色体が、異常な遺伝子であるBCR-ABL融合遺伝子を作り出してしまいます。 このBCR-ABL融合遺伝子は、血液細胞を過剰に生成してしまうタンパク質をつくります。 その結果、血液細胞が過剰に増殖し、慢性骨髄性白血病となるとされています。 一方で、BCR-ABL融合遺伝子を持っていないにもかかわらず、血液が過剰に作られる方がいます。 この場合は白血病ではなく、別の病気として考えられることが多くなります。 急性前骨髄性白血病でも、遺伝子の転座が起きています。 この場合は、常染色体のうち、15番目の染色体の一部と17番目の染色体の一部が切れ、互いに入れ代わる「相互転座」という現象がおきます。 その結果、正常な白血球が成熟できなくなり、前骨髄球と呼ばれる細胞が異常に増え、白血病を発症します。 一方、成人T細胞白血病・リンパ腫の場合、その原因はHTLV-1というウイルスへの感染です。 白血球に含まれるT細胞がHTLV-1に感染しても、発症するのはごく一部です。 およそ30~50年間の潜伏期間があるといわれており、HTLV-1ウイルスに感染しても発症しない人は、「キャリア」と呼ばれます。 実際に感染しているかどうかは、抗HTLV-1抗体検査で分かります。 HTLV-1ウイルスは、母乳や血液、体液によって感染しますが、その原因として重要とされるのは、母乳による母子感染です。 例えば、発症率が高いとされる地域では、妊婦検診などを通じての抗HTLV-1抗体検査など、母子感染予防の対策が成されているところがあります。 この他、高齢者や血液中のウイルス量が高い方、成人T細胞白血病・リンパ腫を発症した家族がいる方などは、発症する可能性が高くなります。 血液検査 血液中で増加している細胞を顕微鏡で詳しく調べます。 白血球の一種である好酸球、好塩基球が少し増加し、正常に分化した顆粒球が特にふえていた場合に、慢性骨髄性白血病を疑い、骨髄穿刺という検査を行います。 骨髄穿刺・骨髄生検 骨髄穿刺は皮膚を消毒し、局所麻酔の後に腸骨(腰の骨)または胸骨(胸の中央にある骨)に細い針を刺し、骨の中にある骨髄液を注射器で吸引して採取します。 この骨髄液中に含まれる細胞の形を顕微鏡で調べます。 注射器に骨髄液を吸引する際に痛みがあり、この痛みは局所麻酔では抑えられないですが、通常は一時的な痛みにとどまります。 骨髄生検では骨髄組織を採取します。 染色体検査 採取した骨髄液を用いて、慢性骨髄性白血病に特徴的なフィラデルフィア(Ph)染色体の検査を行います。 フィラデルフィア染色体は図のように、第9染色体と第22染色体の組み替えによって生じます。 その結果、本来離れているAbl遺伝子をBcr遺伝子が隣り合わせになり、異常が発生します。 遺伝子検査 FISH法と呼ばれる方法で染色体を着色し、異常な遺伝子(Bcr-Abl)を検出します。 PCR法ごいう遺伝子を増幅する方法で検出することもできます。 腹部超音波検査・腹部CT検査 慢性骨髄性白血病と診断された場合、続いて臓器に異常がないかどうかの検査を行います。 脾臓の腫大の程度(病気や治療効果の見通しを予測する因子の1つ)をみるために、腹部超音波(エコー)あるいは腹部CTなどの検査を行うことがあります。 造影剤を使用する場合は、アレルギーが起こることがあります。 ヨードアレルギーの経験のある人は医師に申し出ることです。 1慢性期 白血球数と血小板数は増加していますが、白血球はほぼ正常に分化するため、芽球と呼ばれる未熟な白血球の割合は10%未満です。 無治療のままだと、多くの例は3~5年で急性転化期に移行します。 慢性期を長期間持続させることが治療の目的となります。 2移行期 慢性期と急性転化期の間の病期です。 白血病細胞の増殖の程度が高まるとともに、分化する能力が失われ、骨髄や末梢血中における芽球の割合が増加します。 その結果、治療による白血球数のコントロールが困難になり、脾臓の腫大が進行する場合があります。 貧血、出血傾向、発熱が現れることもあります。 また、明らかな移行期を経ないで、急性転化期に移行する場合もあります。 3急性転化期 芽球期、急性期とも呼ばれ、骨髄、末梢血中の芽球が20%以上に増加します。 慢性期と同じような治療では白血球数のコントロールは困難で、白血病細胞が骨、皮膚やリンパ節に腫瘤を形成することもあります。 芽球の性質により、骨髄性急性転化とリンパ性急性転化の大きく2つのタイプに分けられます。 抗がん剤 化学療法 化学物質(抗がん剤)を利用してがん細胞の増殖を抑え、がん細胞を破壊する治療法です。 全身のがん細胞を攻撃・破壊し、体のどこにがん細胞があっても攻撃することができる全身療法です。 慢性骨髄性白血病の場合、治癒を目的とした化学療法というよりは、発熱や倦怠感、肝臓や脾臓の腫れなどのような症状の緩和と、血球数を抑えることを目的として、化学療法を行います。 投与方法は、内服や点滴による静脈注射、筋肉注射などの方法があります。 しかしこれらの方法では、脳脊髄液への薬剤の移行が困難であることから、抗がん剤を直接脊髄へ注射にて投与する「髄注」という方法をとることもあります。 また、後述する造血幹細胞移植の補助療法としての大量の抗がん剤を用いた化学療法や、インターフェロン療法の併用としての化学療法を行うこともあります。 分子標的療法 化学療法よりも高い治療効果が望めることから、慢性骨髄性白血病治療の第一選択ともいわれる治療法です。 使用する薬剤としては、イマチニブ・ニロチニブ・ダサチニブという薬剤の、いずれかを選択します。 1日1回内服し、治療効果を見ながら、薬剤の増量や変更、または継続を検討していきます。 通常は、2~3ヶ月程度で白血球数が減少し、これに伴い、フィラデルフィア染色体を有する白血病細胞白血数も減少していき、白血数は正常化してきます。 しかし、内服薬は生涯のみ続けなければならないこと、飲み忘れると効果が格段に低くなるという欠点があります。 現在、内服薬を中止しても治療効果が薄れることが無いかどうか、新たな臨床試験が行われています。 インターフェロン療法 生物学的製剤であるインターフェロンを投与することによって、白血病細胞の数の減少だけでなく、白血病細胞そのものが根絶できる可能性がある治療法です。 分子標的治療が開発される以前によく行われていた治療方法です。 一般的には、化学療法と併用して行われることが多くなります。 また、現在でも医療機関によっては第一選択とされる治療方法です。 約75%で血液学的寛解がみられ、50%以上でフィラデルフィア染色体陽性細胞の減少を認める細胞遺伝学的効果が得られた、という報告があります。 しかし、その効果が永年持続するか、現在のところは明らかになっておらず、副作用が強く出ることや、治療に対する治療費が高額であるなど、いくつかのデメリットもあります。 造血幹細胞移植 造血幹細胞移植とは、正常な骨髄と患者さんの骨髄を入れ替える治療で、完全治癒が見込める唯一の治療法と言われています。 大量の放射線や化学療法で正常な血液細胞と白血病の細胞を全て破壊した後、正常な骨髄を輸血のように投与し、破壊されている白血球と入れ替えます。 若年層に対して行われることが多い治療法ですが、近年では移植前の化学療法を緩和し、高齢者でも行える治療法となりつつあります。 移植方法には、自家移植と同種移植、臍帯血移植があります。 ・自家移植 自家移植とは、化学療法により腫瘍細胞が消失し、自身の正常血液細胞が回復した状態の時に自分の造血幹細胞を採取して凍結保存し、その幹細胞を移植する移植方法です。 血液の回復が早く、高齢者でも受けられるという特徴があります。 ・同種移植 同種移植とは、白血球の型が全て一致する「骨髄提供者の骨髄」を移植する方法です。 しかし、型が全て一致する他人と出会える確率が非常に低いため、行われる頻度も少ない治療法となります。 また、治療後の副作用が強く出ることがあり、血液の回復にも2~3週間ほどの時間が必要となることが特徴です。 ・臍帯血移植 臍帯血移植とは、胎児の臍帯血を用いて、移植を行う方法です。 臍帯血の特徴として、幼若で増殖能力に富む造血幹細胞が含まれていることが挙げられます。 移植後の副作用が少なくて済み、高齢者でも行うことができる治療方法です。 いずれの方法でも、骨髄(または臍帯血)の移植後は、副作用があります。 特に移植後1~3週間は易感染状態(感染しやすい状態)となるため、徹底的な無菌管理が必要となります。 中には造血幹細胞移植に関連した合併症により、死亡する例もあります。 imic. keio-hematology. hospital. iwata. shizuoka. pref. aichi. niigata-cc. jmdp. html JALSG(日本成人白血病治療共同研究グループ) 6. jalsg. html.

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急性骨髄性白血病の症状,原因と治療の病院を探す

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白血病の原因はストレスなのでしょうか。 白血病の原因には様々な要因が考えられます。 一般的には、不規則な食生活などが原因だということもあります。 しかし、ストレスも白血病の原因の一つとして挙げられると考えられます。 スポンサーリンク 中でも、「いい人病」というものが存在しています。 これは、無理をしてでもニコニコと笑顔を振り撒くこと。 そして、困っている人を自分よりも優先的に助けるということ。 このようなことを行うことによって、引き起こされるものだと考えられています。 いい人のように一見は思われますが、自分を犠牲にしているということになります。 その際に、ストレスが溜まり白血病に繋がるというように思われるということです。 少しでも解決するためには、なるべく溜めないようにすることが一番良いことになります。 気分転換や自分の好きなことをしてみることが、とても大切だと言えます。 スポンサーリンク ストレスが白血病の原因と考えられますが、医師に気兼ねなく相談出来るようにしておくことも、非常に必要なことだと言えます。 特に、薬を投与されたときに発生することがある副作用なども、遠慮なく聞いてみることが重要です。 悩んでいてストレスを抱えていては、余計に症状が悪化してしまうこともあります。 先生だけ出はなくとも、友人に話を聞いてもらうことも大切です。 信頼出来る友人であれば、白血病解決へのヒントをくれる可能性もあります。 また、ストレスが多いときには白血球の数が増加するということも分かっています。 温度や運動、さらには痙攣などで溜まるということも言えます。 これらは物理的なものと心理的なものが挙げられ、両方良くないと思われます。 まずは、正しい知識を身に付けて、解決への道を真剣に考えることが必要になります。 スポンサーリンク.

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白血病の原因はなに?|白血病大事典

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原因 骨髄のなかにある造血細胞ががんになることで発病する白血病。 その原因はなんなのでしょうか?発がん性物質やウイルス、放射能などとの関係性について調べてみました。 白血病の原因とされるもの 白血病は遺伝子や染色体が傷つけられることにより発症すると考えられていますが、その発症メカニズムは完全には解明されていません。 遺伝子が傷つく原因にはベンゼンやトルエンなどの発がん性物質の他に放射能、ウイルスなどが挙げられています。 発がん性物質 たばこに含まれる発がん物質が臓器の遺伝子を傷つけて食道がんや胃がん、口腔がんを誘発することは知られています。 骨髄性白血病の患者にも喫煙者が多い という調査がありますが、その関連性については明らかになっていません。 たばこに含まれるタールやベンツピレン の他にもベンゼンやトルエンなど、白血病との関連性が研究されている発がん物質は多くあり、発病メカニズムの解明が待たれるところです。 放射能 放射能による被ばくも白血病の原因になると言われています。 広島・長崎の原爆やチェルノブイリの原発事故の後には近隣住民に白血病が多発。 東日本大震災での福島第一原子力発電所の事故後も白血病リスクが心配されました。 しかし、放射能と白血病発症との関係性についてはまだ分かっていないことも多いのが現状です。 ウイルス 「HTLV-I」というウイルスにより成人T細胞白血病を発症すると言われています。 ただし、HTLV-1ウイルスに感染したからといって、必ず成人T細胞白血病にかかるわけではありません。 HTLV-I以外にも白血病との関係が疑われているウイルスは数多くありますが、いずれも詳しいことが分かっておらず、今後のさらなる研究が期待されています。 HTLV-1とは? HTLV-1とは、ヒトT細胞白血病ウイルス(Human T-cell Leukemia Virus Type 1)の略称で、血液中の白血球のひとつであるリンパ球に感染するウイルスです。 HTLV-1が発見されたのは1980年と比較的最近ですが、このウイルス自体は古くから人類と共存してきたものです。 日本では縄文時代より前からHTLV-1の感染があったといわれています。 引用:厚生労働科学研究費補助金 がん対策推進総合事業「HTLV-1情報サービス」( 白血病は遺伝する? 親から子へ白血病が遺伝することは基本的にありません。 ただし、ウイルスが引き金となって発症する白血病に関しては、ウイルスが母乳を介して感染し、結果的に白血病が遺伝しているように見えることがあるようです。 また、遺伝子が変異しやすい体質が遺伝することで、白血病にかかりやすくなる可能性も。 白血病そのものが遺伝することはありませんが、白血病にかかりやすい体質は遺伝すると言えます。 種類別に見る白血病の原因 白血病は、大別して「急性白血病」と「慢性白血病」の2種類があり、さらに、それぞれ「骨髄性白血病」と「リンパ性白血病」とに分かれます。 これら白血病の原因について、愛知県がんセンター中央病院の公式情報を引用しながら解説します。 急性白血病の原因 愛知県がんセンターでは、急性骨髄性白血病と急性リンパ性白血病の原因について、次のように解説しています。 血液細胞の中にしまい込まれた設計図(遺伝子)に何らかの理由で傷がついてしまい、分化・成熟の調節が失われると起こると考えられています。 遺伝子の傷がどのようにして白血病の発生に関わるのか、詳細な研究が進められています。 引用:愛知県がんセンター中央病院「白血病」( 「何らかの理由」で遺伝子に傷がついてしまうことが原因ですが、遺伝子に傷がついてしまう具体的な原因までは明確にされていません。 先天性、後天性、さまざまな可能性が検討されている段階です。 慢性骨髄性白血病の原因 この白血病では、細胞中の遺伝子が存在する場である染色体に、特別な異常があります。 9番と22番染色体にある、ABL遺伝子とBCR遺伝子が途中で切断されて両者で1つの遺伝子 BCR-ABLキメラ遺伝子、図3 を形成してしまうものです。 そこで、個々の血液細胞にBCR-ABL遺伝子が存在すれば、慢性骨髄性白血病と診断することになります(この異常染色体のことをフィラデルフィア染色体と言います)。 ただ、この異常は白血病細胞だけに見られるもので、白血病細胞が増加する原因です。 この異常は他の正常の細胞には認められませんし、遺伝することは決してありません。 引用:愛知県がんセンター中央病院「白血病」( 慢性骨髄性白血病の具体的な発症原因は、9番と22番の染色体にある遺伝子の異常にあります。 ただし、これらの遺伝子になぜ異常が生じるのかという点については、同病院のコメントでは明記されていません。 「遺伝することは決してありません」との断言が見られるため、後天的な原因によって発症する病気と考えて良いでしょう。 慢性リンパ性白血病の原因 通常Bリンパ球は、細胞表面に、免疫グロブリンを持っていますが、各々のリンパ球は1種類のみの免疫グロブリンを持っており、慢性リンパ性白血病の場合は一種類(単クローン)の免疫グロブリンを持った細胞が多数存在することから、腫瘍であることがわかります。 引用:愛知県がんセンター中央病院「白血病」( 慢性リンパ性白血病が発症する原因は、「一種類(単クローン)の免疫グロブリンを持った細胞が多数存在すること」と説明されています。 しかし、なぜこのような細胞異常が発生するかについては言及されていません。 欧米人に比較的多く見られる病気です。 様々な病院の見解 白血病の治療実績が豊富な他の病院の公式HPから、白血病の原因に関連する重要なコメントを引用してご紹介します。 新潟県立がんセンター新潟病院における見解 新潟県立がんセンター新潟病院では、成人に発症する急性骨髄性白血病の原因について、次のように説明しています。 白血病の原因は未だはっきりしていません。 ある種の先天性の免疫不全症や、染色体(遺伝子)異常を伴う先天性疾患でも白血病が発生しやすいといわれています。 また放射線・抗がん剤なども白血病を引き起こす可能性があるといわれており、これらの治療を受けた後に発症した白血病を二次性白血病と呼びます。 しかし大半の場合は明らかな原因が不明なので、効果的な予防法も明らかではありません。 引用:新潟県立がんセンター新潟病院「血液のがん: 成人急性骨髄性白血病」( 白血病の原因ははっきりしておらず、かつ、効果的な予防法も明らかになっていません。 しかし、予防法は明らかでないものの、早期に発見された場合には完治する可能性が高いとも言われています。 岩国医療センターの谷本光音院長の見解 岩国医療センターの谷本光音院長は、自身が運営するwebサイトにて、白血病の原因を次のように解説しています。 慢性の骨髄性の白血病の場合ひとつの遺伝子異常で発症する病気だということがわかりました。 一方、慢性のリンパ性の白血病は日本人には非常に少ないのですが、むしろ細胞が増殖するというよりはリンパ球が死ななくなって発症する病気です。 慢性のリンパ性の白血病はそのメカニズムが壊れてしまい、リンパ球が身体の中にたまって肝臓や脾臓、リンパ節が腫れて起こる病態だということがわかってきました。 またその特別な染色体というものも何種類か発見されています。 引用:谷本光音先生のウェブサイト「白血病の特徴」( なお、谷本院長は同じサイトの中で、「白血病は遺伝しない」と断言しています。 白血病の遺伝性に関する議論には様々な見解がありますが、谷本院長は、健康な人にもある日突然発症する病気、と説明しています。 磐田市立総合病院における見解 磐田市立総合病院の公式HPでは、遺伝子に異常が生じる原因として、具体的な例を挙げています。 発症する原因は明らかにはされていませんが、最近の研究では様々な原因により遺伝子が傷つき、傷ついた遺伝子から初期の癌細胞が発生することがわかっています。 遺伝子を傷つける原因は、放射能や紫外線、タバコをはじめ、日常の中にたくさんあり、初期の癌細胞は私たちの体内では常に作られています。 多くの場合、この初期の癌細胞はまもなく消えてしまい、正常な状態に戻ります。 しかし、ごく一部の人ではそのまま増殖し続けて、本当の癌になってしまいます。 初期の癌細胞が増殖し続けるか消えてしまうかは、全くの偶然によるもののようです。 引用:磐田市立総合病院「慢性骨髄性白血病について」( 放射線、紫外線、タバコなど、日常のいたるところに白血病の原因が潜んでいると指摘されています。 なお同病院では、岩国医療センターの谷本光音院長と同様、「白血病が遺伝することは、通常はない」と説明しています。 記事の参考にさせていただいた医療機関 当記事は、愛知県がんセンター中央病院(愛知)、新潟県立がんセンター新潟病院(新潟)、岩国医療センター(山口)、磐田市立総合病院(静岡)が公開している情報を参考に作成しています。 愛知県がんセンター中央病院 院長 丹羽 康正 所在地 愛知県名古屋市千種区鹿子殿1-1 TEL 052-762-6111 受付時間 平日 9:00~19:00 土曜 9:00~13:00 休診日 日曜、祝日、年末年始 「標準治療こそ最も信頼性の高い治療法」を啓蒙 愛知県がんセンター中央病院は、昭和39年に開院した総合病院。 院名のとおり、がん治療に力を入れている医療機関ですが、ほかにも総合病院として脳神経外科や整形外科、循環器科など計38の診療科を設置しています。 白血病の診療にあたるのは血液・細胞療法部。 山本一仁部長を筆頭に、5名の血液専門医が診療にあたります。 2017年における点滴化学療法の症例数は964件、輸血療法症例数は165件。 「標準治療こそ最も信頼性の高い治療法」であることを、がん治療の拠点病院として県民に広く啓蒙中。 血液・細胞療法部部長 山本一仁医師 1993年、愛知県がんセンター化学療法部門の研究員として入職。 のち名古屋大学大学院医学系研究科助手等を経て現職に就任しています。 血液腫瘍の中でも、特に悪性リンパ腫と慢性骨髄性白血病を専門に診療しているドクターです。 患者と相談しながら最良の治療法を選択することがモットー。 日本血液学会や日本臨床腫瘍学会、日本内科学会など、複数の学会の専門医・指導医資格を所持しています。 新潟県立がんセンター新潟病院 院長 佐藤 信昭 所在地 新潟県新潟市中央区川岸町 2-15-3 TEL 025-266-5111 受付時間 8:30~11:00 休診日 要問合せ(診療科により異なる) 全国に先駆けて設立されたがん治療の公立拠点 新潟県立がんセンター新潟病院は、もともと性病治療を目的として昭和25年に開院された「県立新潟病院」が前身。 昭和33年、全国に先駆けてがんの治療拠点の県指定を受け、昭和36年、新潟県立がんセンター新潟病院として生まれ変わりました。 22の診療科のうち、白血病の治療を専門に行っているのは内科にある血液・化学療法部門。 内科( 血液・化学療法)臨床部長 張高明医師 1980年、日本医科大学医学部卒業。 新潟大学医学部附属病院助手などを経て現職に就任。 専門は血液・化学療法、造血幹細胞移植、腫瘍内科。 多くの学会の専門医・指導医資格を持つとともに、日本血液学会代議員、日本内科学会評議員、日本骨髄腫学会理事なども務める血液学の権威です。 がんに関する幅広い診療経験があり、乳癌の認定医資格も所持しています。 岩国医療センター 院長 谷本 光音 所在地 山口県岩国市愛宕町1-1-1 TEL 0827-34-1000 診療時間 8:30~17:15 休診日 土曜、日曜、祝日、年末年始 岩国市周辺までを医療圏とした地域の中核病院 岩国医療センターは、山口県岩国市を中心に広島や島根の一部も医療圏とする地域の中核病院。 内科や外科、整形外科などの一般診療科に加え、血液内科や乳腺外科、糖尿病・内分泌内科などの専門診療科など、計32の診療科を設置する総合病院です。 白血病は、主に血液内科にて診療。 白血病や悪性リンパ腫などをメインに、鉄分不足等を原因とした貧血症の治療にも対応している診療科です。 院長 谷本光音医師 1977年、名古屋大学医学部卒業。 米国スローン・ケタリング癌研究所、名古屋大学第一内科等を経て、現在、岩国医療センター院長と岡山大学第二内科教授を兼任しています。 血液学に関する複数の専門医資格を持つとともに、日本血液学会理事、日本造血細胞移植学会副理事長、日本癌治療学会理事、日本癌学会理事・評議員、日本内科学会評議員など、多くの学会の要職を併任しています。 磐田市立総合病院 院長 鈴木 昌八 所在地 静岡県磐田市大久保 512-3 TEL 0538-38-5000 受付時間 要確認(科によって異なります) 休診日 土曜、日曜、祝日、年末年始 1日に1,200人もの患者が来院する地域の拠点病院 磐田市立総合病院は、陸軍病院を継承して昭和27年に開設された総合病院。 1日に約1,200名もの患者が来院する地域の拠点病院です。 「内科系」「外科系」「その他」に分けられた診療科は全部で34。 血液内科やリウマチ科、乳腺外科などの専門診療科も設置しています。 白血病の診療にあたるのは、主に血液内科。 白血病のほかにも、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、再生不良性貧血を専門的に診療し、化学療法、放射線療法、免疫抑制剤等で治療を行っています。 血液内科部長 藤澤紳哉医師 1993年、浜松医科大学医学部卒業。 造血器腫瘍を専門領域とし、関連する疾患に幅広く対応しているドクターです。 日本内科学会、日本血液学会、日本輸血・細胞治療学会、日本臨床腫瘍学会、日本造血細胞移植学会など、多くの学会の専門医資格を所持。 指導医として若手ドクターの育成にも力を入れています。

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