水田 記号。 地図記号

地図記号の「荒地」と「乾田」

水田 記号

地図にありがちな編集の罠 地図は一定の図式に基づいて現実世界を記号化したものだが、そこには記号ゆえの表現の制約や、作成の都合上現況と異なってしまうようなケースもある。 今回はそんな事例についていくつか紹介してみたい。 水田なのか畑なのか 地形図ではその土地の様子を表すために、植生記号が定められている。 植生記号は大きく分けると耕地の記号と未耕地の記号がある。 耕地は文字どおり農作物を作っている土地で、水田、畑、果樹園、茶畑が該当する。 以前はこれらに加えて桑畑とその他の樹木畑があったが、現在は使われていない。 これも時代の流れだろうか。 桑畑はかつてあちこちで見られた記号だったが、養蚕の衰退で放置されることが多くなり、現地調査の際に荒地と見分けがつかないこともしばしばあった。 未耕地は農地以外の植生で、針葉樹林や広葉樹林、竹林、笹地、ハイマツ地、ヤシ科樹林、荒地が該当する。 ヤシ科樹林はあまり多くないので、レアな植生記号といえるかもしれない。 耕地の植生はかつて植生界で囲んでいたが、現在のでは植生界は廃止されている。 耕地の植生で多く見られるのが、水田と畑だろう。 いずれも日本の農村景観を表すには不可欠な記号でもある。 都内にある我が家の近所にも農地がある。 今の季節は稲穂がこうべを垂れて美しい景観を見せてくれる。 しかし稲刈りが終わると、今度は野菜が植えられて、水田から畑へと変身する。 いわゆる二毛作だ。 近郊農業をはじめ、二毛作は各地で普通に行われているが、こうした場合の植生記号はどうなるのだろうか。 結局のところ、地図のもとになる空中写真の状態、あるいは現地調査の時点の状態に依存することになる。 つまり写真撮影や現地調査の時点で水田ならば水田、畑ならば畑ととして表現されてしまうのだ(周辺環境等を考慮して判断する場合もある)。 こうした時点による植生の違いは水田と畑だけでなく、たとえば休耕地や耕作放棄地の扱いなどでも時折見られる。 耕作放棄地は耕地ではないので一般的には荒地表示となるが、現地調査で休耕地と見分けがつきにくいケースもある。 このあたりは地図を読む人にとっても、作る人にとっても罠といえる。 (地理院地図) 温室やビニールハウスの取得のバラつき 農地には温室やビニールハウスがあるケースも多い。 こうした施設は地図上でどのように表現されるのだろうか。 2万5千分の1地形図では、恒常的な温室については無壁舎記号で表現するのが一般的だ。 ビニールハウスの場合は季節性のものが多いため、通常は表現しない。 しかし温室やビニールハウスの解釈は、編集者によって微妙な違いもあるのが現実だ。 たとえば、以下は高知県高知市から南国市にかけての海岸沿いの地図だ。 一番目の図を見ると、中央の川より東には無壁舎が続いていることがわかる。 一方、川より西側には無壁舎はなく、畑記号が点在している。 二番目の図は同じ場所の空中写真だ。 こちらを見ると、川の東西関係なく一面に温室(一部ビニールハウスもあるが)が広がっているではないか。 高知市から南国市にかけての海岸沿いの地形図(地理院地図) (地理院地図) 高知県は温室やビニールハウスによる野菜の促成栽培が盛んで、まさに空中写真に写っている温室がそれである。 しかし、地図上では半分だけ無壁舎表示があり、半分は普通に畑の表示になっている。 なぜ一つの地図の中でこのような違いが出ているのだろうか。 実は中央を流れる川沿いに高知市(西側)と南国市の行政界がある。 ちょっとわかりにくいが、よく見ると地図上には行政界が描かれている。 現在の地理院地図は、かつてのように全面的な写真測量で作成されているわけではない。 市町村から提供される大縮尺図をもとに基盤地図情報が整備され、そこから地形図も編集されているのだ。 このケースでいえば、基になった南国市の地図には無壁舎があり、高知市の地図にはなかったということになる。 そのため行政界を境にして表現が大きく異なってしまっているのが現状だ。 どちらの市の地図が正しいという話でなく、解釈の違いということだろう。 ただしこれをシームレスな地図として繋げると、このような違和感のある状態になってしまう。 このあたりはいずれ国土地理院側で改善してもらいたいところではある。 元資料の違いが思わぬ間違いを生むことも 筆者もかつては地図を作っていたが、一度大きな間違いを起こしそうになったことがある。 一般的に地形図を作る際には、空中写真からの図化を経て、図式に合わせた編集を行う。 既にある地図を修正する場合には、空中写真と地図を見比べながら、変わっている箇所を抽出して、その部分を図化して修正するという方法を採っていた。 もちろん現地調査も行う。 現地調査で空中写真に写っていない施設等が見つかった場合、図面等を入手して図化することになる。 ある時、空中写真から図化したデータが作業者から上がってきて、その後の編集を行うことになった。 空中写真からの図化では、道路や建物はもちろん、等高線やガケなどの地形の情報も描画されている。 編集者は図化データを基に、修正個所を周辺の地形と辻褄を合わせながら整えていく。 作業を始めると、大幅な修正図化がされている箇所があった。 こうした場所は編集も非常に面倒なものである。 図化データを見ると、まるで山間地のように何本もの等高線が描画されていた。 しかし修正前の図を見ると、その場所には工業団地がある。 図化データ通りに描くならば、修正前に工業団地があった場所に山ができたことになる。 え、そんなことがあり得るのか? もちろんこれは間違いだった。 修正前の図を作った際に、工業団地は図面から図化されていたようで、今回図化に使った空中写真はそれよりも古いものだったのだ。 最初の段階でそのことに気づかずにルーチンワークで作業を流してしまったため、図化オペレーターは写真に忠実に図化を行ってしまった結果、危うく工業団地を山に戻してしまうという大事故を起こしてしまうところだったのである。 もちろん実際には検査も含めた作業工程のどこかで間違いに気づくことにはなるのだが、地図づくりの中には時にこうした間抜けな落とし穴もあるという点は、自戒も込めてここにカミングアウトしておきたい。

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地図の中の畑 ~地図・測量はじめてものがたり~

水田 記号

『 地図記号』がわかれば地図をもっと面白く見れる! 楽しく地図を活用できるよう 地図記号を一覧形式でまとめました。 また、地図記号の形は「果樹園」や「桑畑」「工場」などそれぞれ特徴があります。 記号ごとにさらにイメージをもってふれられるよう、それぞれの 地図記号の『由来』もあわせて記載しています。 【豆知識】裁判所の地図記号の由来について 昔々、色々なことを市民に伝えるために裁判所は看板を立てて伝えていました。 その立てていた板の形が記号の由来になっております。 また、最高裁判所を表す場合は地図記号ではなく、名前が書き込んであるそうです。 本ページでは、地図記号の一覧とともに記号の由来についても掲載しています。 地図をより楽しく活用する、一助になれば幸いです。 また、東京都内では区役所をしめしている。 東京都以外にある大きな都市の区役所。 裁判所 消防署 裁判所は、昔色々なことを市民に伝えるために看板を立てて伝えていた。 そのため、立てていた板の形を記号としてる。 最高裁判所にはこの地図記号を使わず、名前が書き込んである。 消防署は、市にいくつかしかありませんが、消防車の置いてある出張所などもすべてこの地図記号で表している。 この形は、火を消すためにむかし使っていた道具の『刺股/指叉(さすまた)』の形からとって記号になっている。 交番には警察官がいます。 警察官は制服を着ているとき必ず警棒を身に着けている。 警棒を2本、組み合わせた形が交番を表す形になっている。 保健所 郵便局(〶) 国で指定している保健所の場所に記号をつける。 病院と似たような形をしているが、赤十字を丸で囲んだものが保健所の地図記号。 郵便局のある場所に使われている記号で、郵便局やポストのマークが丸で囲んでいる。 お馴染みの郵便マーク。 気象台 森林管理署 天気予報を発表する気象台ですが、その形は風を測定する風速計の形を記号にしている。 見たときに分かりやすいように配慮されている。 気象台があるところは、国の役所と定められている場所に使います。 森林の管理をしているため、地図記号は見たときのイメージがわかりやすいように木の形を少し変えて表している。 森林管理署では、自然と人間が一緒に暮らしていくために必要な山や木の管理を行ってる。 大切な自然を守っている場所。 官公署 小学校・中学校(文) 官公署は、国が決めている役所のこと。 税務署、裁判所などには個別の地図記号があるが、そのほかの役所の場合にはこの記号を使います。 『公』という文字が、この記号の形。 『文』という漢字で書かれている記号は小学校と中学校をあらわしている(義務教育)。 避難所ともなる大切な場所。 地図記号の横にその学校の名前が書いてあることもある。 高等学校 短期大学 高等学校は、学校の意味で使っていた『文』という漢字であらわしている。 小・中学校と違いがわかるように「丸」で囲んである。 学校の地図記号である『文』の上に短期大学は(短大)をつけることで、あわらしている。 「文」という学校の表示に文字をのせることで「短期大学」をあらわしている。 高等専門学校 大学 学校の地図記号である『文』の上に高等専門学校には(専)をつけることで、あわらしている。 「文」という学校の表示に文字をのせることで「高等専門学校」をあらわしている。 学校の地図記号である『文』の上に大学は(大)をつけることで、あわらしている。 「文」という学校の表示に文字をのせることで「大学」をあらわしている。 博物館 図書館 2002年から使われるようになった地図記号、博物館や美術館だと決められた場所につけられている。 動物園や水族館の地図記号はなく名前だけが書かれている。 最近新しく作られた地図記号の1つで、2002年から使われている。 本を開いたななめの形で図書館を表している。 神社 寺院(卍) ほとんどの神社の入り口には鳥居がある。 この鳥居の形から神社の地図記号が使われるようになります。 すべてではなく、目じるしとしてわかりやすかったりする(有名な)神社のある場所につけられています。 神社とは、鳥居のある所。 神様が祀られている。 別名:大社、神宮、神社。 有名となっているお寺や、わかりやすい場所にあるお寺の場所につけられている地図記号。 この寺院の地図記号の形は、『まんじ』と呼ばれていて、昔から使われてきた特別なマークで特別な場所とされているお寺につけられている。 寺院とは、お墓のある所。 祈る僧(僧侶、尼さん、住職)が居る。 仏さまが祀られている。 別名:お寺、院、庵、坊、大師、寺院。 工場 病院 工場には、機械がたくさん置いてあります。 ほとんどの機械には歯車がついているため、その歯車の形が工場の地図記号として使われている。 工場は小さいものから、大きいものまでたくさんあるので、敷地の大きい工場では、名前が書いてあることもある。 赤十字の形を表している十字型と、昔の自衛隊のマークだった5角の形を合わせてかかれている。 個人の病院や診療所は地図記号を使いません。 国が決めている大きな病院に使われる。 自衛隊関係 油井・ガス井 自衛隊の記号は、旗で表されていて法律で決められている場所につけられている。 自衛隊に入るための学校などには、官公署の記号であらわしている。 わたしたちの国を守っている大切な役割をもっている。 日本だけではなく外国に行って活躍する場合もある。 油やガスは地下深くからとってきます。 昔に使っていた場所でも今、油やガスが出ない場所にはこの記号をつけない。 現在使われている油井やガス井のある場所につけられている。 デザインは井(せい)という文字に似ている。 発電所 発電所等 老人ホーム 電気を作る発電所と各家庭に電気を送るための変電所にこの地図記号が使われる。 「歯車」と「電気を送る線」で作られている。 2006年に、一般の人にデザインを募集して作られた新しい地図記号。 建物の中に、描かれているのは「杖(つえ)」。 城跡 煙突 築城時の「縄張の形」で作られている。 「煙突(えんとつ)から煙(けむり)が出ている」様子をしめしている。 煙突は、町の中で見かけることがある。 地図記号は小さな煙突ではなく、工場などにある遠くから見える煙突がある場所につける。 下の線が右側に飛び出しているが、記念碑と同じで影がついている。 煙突の地図記号は工場をあらわしているわけではないので注意。 噴火口・噴気口 電波塔 火口および火口から立ち上る煙をあらわしている。 テレビやラジオを見たりきいたりするための電波を飛ばしている電波塔は、アンテナの丸い形に、電波が飛ぶときを表現する波がくっついて表されている。 見た感じは音符のような形をしている。 電波を配信している場所があることによってしぜんとテレビやラジオを見たり、聴いたりすることができる。 現代社会には欠かせない場所。 展望台がある場所にもこの記号は使われている。 電波塔の地図記号があるのに高塔の記号を使うのはおかしいです。 地図を見て、実際の場所の目標がわかることが必要なので間違いではない。 記念碑 風車 有名な像や記念碑(きねんひ)などがある場所に使われるのがこの記号。 昔から作られていた石の記念碑の形と、そこにできる影の形を表している。 目立つ場所や有名な記念碑のある場所に使われている。 下の線が右側に出ているのは影をあらわしている。 火力発電や原子力発電が盛んになっていますが、風力発電は燃料が必要なく、自然の力だけで電気を作ることが出来る。 そのため、風力発電用風車は、日本の中でどんどん増えていっている。 風車は時代に沿って作られた地図記号と言えます。 新しく作られたデザインは、円の周りに3本の羽根がついていて、風車の形がそのまま伝わってきます。 灯台 広葉樹林 日本の中には、5000以上の灯台がある。 光っている灯台も、電波を出す灯台もすべての場所に地図記号を使っている。 昔は、光っている灯台がほとんどで、上から見たときの図をあらわしている。 葉っぱの形を表している。 ふだん見かける木のほとんどはこの記号で表す。 木の高さが2m以上の場所に使われている。 街中の歩道に並んでいるたくさんの木をすべて地図記号で表すことはしない。 有名な観光地や、わかりやすい目印となる場所に用いる。 針葉樹林 ヤシ科樹林 杉や松の木の葉っぱは、とがっている。 その葉の形を表している。 広葉樹林と同じで、高さが2m以上の木が生えている場所に使う。 暖かい地方に多く見られる記号で、ヤシの木やその仲間の木がたくさんある場所に使われる。 見た目もわかりやすく、「やしの木」をイメージして作られている地図記号。 ひと目でわかる記号。 竹林 ハイマツ地 竹の多く生えている林、山のあるところに使う。 形は木に笹の葉がついている状態、「竹の形」がそのまま記号となっている。 ハイマツは、岩場のあるような高い山の中に生えている小さな松の木の仲間。 このハイマツがあるところに記号がつけられている。 畑 田 野菜などの農作物を作っている畑の場所には、この記号がかかれている。 種を植えてから初めて顔を出す双葉(ふたば)をあらわしている。 見た目の通りに「Vの字」で表現されている地図記号。 麦や牧草などを扱っている場所にも使われている。 米を作っている水田などを表していて、稲が刈り終わったときの状態を記号にしている。 タタミの材料になっている、い草やワサビなども田んぼで作っているので、おなじ記号を使っている。 同じ土地で水田と畑を季節ごとに変える場所であっても田の地図記号で表している。 「リンゴの形」をモチーフにし地図記号が作られている。 お茶を飲むときには、葉っぱの部分を使っていますが茶には丸い実がなります。 たくさんの実がなっていることから「3つの小さな丸」を並べて『茶畑』をあらわしている。 お茶の葉で有名なのは静岡県。 静岡の地形図にはたくさん茶畑の地図記号を見ることができる。 桑を育てている畑には、桑の木を横から見た形の地図記号が使われている。 食べ物を育てている場所ではなく、木がある場所には丸の地図記号を使う。 山や広場に小さな木を植えて、これから育てていくところにも使っている。 荒地 墓地 荒地は、建物がたてられていなく整地されていない場所のこと。 雑草があったり砂利が敷き詰められていたりと、使われていないところ。 牧草地は荒地の記号を使わず、畑の地図記号であらわす。 「墓(墓石、石塔)」を図式化し『墓地』あらわしている。 採鉱地 坑口(洞口) 「つるはし2本」を図式化し『採鉱地』をあらわしている。 坑口とは、どうくつやトンネルの入り口。 この記号だけは、上下が決まっていない。 道路や山の向きなどによって変わり、穴の開いている方向にあわせて地図記号をつける。 「湯壷」と「湯煙」を図式化し『温泉』をあらわしている。 地方港と区別するため二本の線が入っている。 「船の碇」を図式化し『港』をあらわしている。 地方港と区別するため一本の線が入っている。 漁港 渡船(フェリー) 「船の碇」を図式化し『港』をあらわしている。 「上から見た渡し舟」を図式化し『渡船』をあらわしている。 その他の渡船と区別するため一本の線が入っている。 「水準点の標石」を真上から見た形を図式化し『水準点』をあらわしている。 電子基準点 三角点 地図記号の「三角点」と「電波塔」をあわせて『電子基準点』をあらわしている。 三角測量を行うときの「三角網の一部」を図式化し『三角点』をあらわしている。 都道府県庁 税務署 税務署は、会社や市民から税金を集める場所。 昔は、電卓など無かったので「そろばん」を使ってお金の計算をしていた。 「そろばんのタマ」と「軸」の形を図式化し『税務署』をあらわしている。

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地図にありがちな編集の罠

水田 記号

入院中、読書と落語を聴くほかすることもないので、ヤフーのオークションを見ておりました。 その中に、中古地図が出ておりまして、「戸塚」明治15年、「横浜西部」昭和56年、「東京西南部」昭和6年などとあります。 学生時代、5万分の1地形図を全部集めようかと思ったことがありました。 ところが、1,300枚近くあったので、こりゃあ無理。 とても買えませんと諦めたことがありました。 今、国土地理院はこのような地図を市販していませんので、欲しい場合はパソコンで検索して印刷 有料 するようになっています。 学生時代の5万分の1地形図では、印刷部分が連続しての区分図になってましたから、三浦半島などは、先っぽの城ケ島しか印刷されてなくて、大部分が海で、横須賀を買わなければ三浦半島の地形図にならない不便さがありましたが、今は自分の決めたところを中心にして、5万分の1地形図を印刷することが出来るようになっています。 ヤフオクでの開始価格はいずれも1枚200円。 締め切りまで誰も入札しなかったので、結局7枚購入。 うち一番古い明治15年の「戸塚驛」は、紙質が古びてないので再販品のようですが、記号はなく、枠外に相模國中部稿一號(第一軍管地方迅速圖)、参謀本部陸軍部測量局とあります。 東海道線の横浜ー国府津間が開通するのは明治20年ですので、まだ東海道線は描かれていません。 しかし、道路はしっかりと実際の道路幅より広く描かれているようです。 軍隊を動かすには、道路状況が最重要だったからでしょう。 日本で地図の記号が正式に定められたのは明治13年の図式で、内務省地理局が作成した2万分の1地形図 いわゆる迅速圖 ですので、この参謀本部の地図は地図記号があっても不思議ではないのですが、描かれていません。 写真の地図記号は、昭和21年9月印刷の5万分の1「藤澤」 この図の右上に我が町瀬谷が描かれていますが、厚木の飛行場はまったく描かれていません ですが、水田の記号が3種類 大正6年図式で 描かれています。 最新の平成14年の図式では、田は1種類。 昔は、乾田、水田、沼田と区別していたのです。 渡し場はもっと詳細で、人、人馬、汽船と分け、川の両側に船があるのか、ないのかの別までわかるようになっています。 地図記号としては大正6年の図式が一番細かくて、畑も桑畑、茶畑、苗木畑、果樹園、葡萄畑、三椏 みつまた 畑など、商品作物でも重要な産品の区分がしてありました。 時代が必要としたのでしょう。 でも、田んぼは稲の切り株を連想させる大正6年図式の方が、ピタッと頭に入るような気がします。

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